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2007/01/09(火)
みのかん2号ギタ−製作決定
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ムラマサさんのところに遊びに行くとかつて自分が世話をした千円のジャンクギタ−が悲惨な状態になっていた。指板が浮いて、ネック基部も持ち上がった状態である。これを責任上持ちかえる。変わりにブル−リッジを持って行く。つまり交換してきたわけである。 さて持ち帰り、仔細に観察する。指板をはがしてみる。結構簡単にはがれた。もちろんはがれない部分はスチ−ムを・・・ところがそんな便利な道具は専門家でもないし持っていないので、スチ−ムアイロンで代用。少しずつ蒸気を当ててはスクレイパ−ではがしていく。この要領でネック基部もはずす。 はずしてみて驚いたが、このタカミネのエリ−トW20は木ダボで固定してあるのだ。マ−チンみたいに凹凸ではめ込んでいるのではない。どちらがいいのかはわからないが、とにかく初めてここまでやってみた。ネックの中のロットも外した。う〜ん、勉強になるなぁ。 しかしどうしてこうなのかを考えてみる。考えられる原因はギタ−全体の水没または湿度の高いところに長時間放置されたか・・・。ボンドのあとはあまり目立たないので、これがニカワというやつなのかなぁと思ってみたり。でも、当時2万円のギタ−にニカワを使用するだろうか???不思議である。
ここまで分解してみてまだネックの基部が動いている事に気がつく。ボディ内部のブロック自体も接着がはがれているのだ。さて、どうするか。ボディ内部まで分解するにはバィンディグからすべて外さなくてはいけない。この領域まで手を出すと、バラバラもいいところである。 こうなると当然塗壮もすべてラッカ−塗壮しなくてはいけなくなる。大変である。しかし、どうせ何かしらいじっている自分である。よし、やってしまえとばかりに断行。 ということは・・・・これが「みのかん第2号ギタ−」ということか。タカミネという由緒正しいものだが、ここはひとつリペアをしてみることにする。 しかし、我ながら・・・よくやるよなぁ・・(笑)。
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