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2007/11/30(金) クラシックギタ−の功罪
 クラシックギタ−の功罪などと大げさに書くとなんだかヘンだが、それは我々二人にとっての話である。ひさしぶりにムラマサ氏のところに遊びにいくと、彼も最近はクラシックギタ−かぶれで、アコギが弾けなくなったという。もちろん使い分けで弾けるようにしなくてはいけないのだが、我々はそんなに器用ではない。
 ムラマサ氏はあいかわらず松岡の1セット189円のナイロン弦を張っているので、高い弦を買うように勧める。彼曰く、ナイロンなんだからどれでもみんな同じだろうというのだが、比較したことがないだけの話。松岡の弦を取っ払い、サバレスの弦を張ったときの音の違いに気がつけば、価格と音が比例することに気がつくと思う。ぜんぜん違うのである、音のたちあがりが。
 クラシックの弦の張替え時期だが、アコギのようにはっきりとした違いが出にくいので、難しいのだが、弾く時間にもよりきりだが、毎日弾いて半年に一回くらいは替えておきたいものである。

2007/11/29(木) おたまじゃくしとTAB譜
 最近はクラシックギタ−がすっかり身についてしまい、一般のアコギの細いネックが弾きにくくなってきている。アコギしかやっていなかったときは、クラシックギタ−を弾くとずいぶん太く感じたものだが、今はその逆というわけである。
 前回の Vals Venezolano No.2はほぼマスタ−した。しかしつっかえるところは同じ。指使いをマスタ−した段階である。で、これを完璧にするにはとんでもなく時間がかかるので、次の課題曲に進むことにした。次は Estudio 5 by Fernando Sor、月光である。この曲、中出六太郎ギタ−を自分に持ってきてくれた奥さんが好きな曲で、ぜひこの曲をやってくださいと勧めたものである。もともとだいたいは出来ていたが、クラシックの常で細かいところがよくわからない。なにしろ同じような分散和音が続いていると思いきや、微妙に変わっていくというもので、なかなか耳コピではわからない。
 そこで楽譜であるが、かなり最近努力しているのだが、なにしろTABという便利なものがあり、譜面をついつい忘れてしまう。そのTABも例の通りネットで無料で手に入れるという始末。ところがこのTAB譜の出ている外国のサイト、アクセスすると必ずノ−トンの進入警告が出てブロックされる。ムラマサ氏はこれでやられてしまい、広告がしつこく出てくるようになったという。紹介したのは自分であるが、ごめんなさい(笑)。
 この曲のマスタ−はあと一週間かな???(笑)。繰り返し同じ旋律がでてくるので覚えにくいのである。頭が悪いとやはり世の中損なようである(笑)。

この曲です。

http://www.youtube.com/watch?v=wdNCbSWiDvw

2007/11/28(水) コメの話
 自分の住んでいるところは魚沼コシヒカリの産地である。学生時代に静岡、御殿場の米屋の息子がいて、自分の住所を見て「日本一おコメのうまいところだね」とズバリ言った。なんでも魚沼三郡、北、中、南うちで、中魚沼郡のコメが一番うまくて、その中でも川原端の田んぼで作ったおコメが一番うまいといっていた。つまりこのすべてに我が家は該当する。
 魚沼コシヒカリが有名になるのは、長野で偽者の魚沼コシヒカリが出回ってからである。それまでももちろん有名であったが、興味のない人には知られていない。偽者が出回るほど有名でうまいのかと言う意味で全国に知れ渡った気がする。この米屋の息子がそう言いきったのは、もちろん偽者がニュ−スになる前の話。全国の米屋では昔からプレミア米として有名であったことになる。
 さて、おこめ。コメ、米。先日イラストレ−タ−の高木さんという人が自分のところにきた。東京の人なのだが、高木さんに聞いてみた。本当にこの地方の米はうまいのかと・・・。その答えは「最高でしょうねぇ」というものであった。毎日食べていると感覚が麻痺してしまい、うまいのかどうかわからなくなるのだ。その後に、いかにお米がすばらしい食品なのかを説明してくれた。そして本を紹介してくれた。1998年前後の出版で、井上ひさし著「コメの話」である。早速読みたくなりネットで調べると絶版だということ。一度はあきらめたが、こうなるとどうしても読みたくなるのが自分の悪い癖(笑)。ない頭をひねって中古ならあるだろうとオ−クションで検索。やはり無し。アマゾンで検索、あった!!中古本である。その価格、なんと1円。
 もう一冊、ついでとばかりに続編である「どうしてもコメの話」も探す。やはり一円。各書店にあるが送料の関係もあるので2冊とも同じ本屋さんに発注。2冊で2円。無料みたいなものである。しかし!!!送料が680円(泣)。支払合計額は682円。クレジットカ−ド決済。こんなときはめったに持ち出すことないジャスコカ−ドのマスタ−の登場である。便利な時代である。古本もネットの時代か・・と感心してしまう。本当はブックオフめぐりをしようと思っていたのだが、その時間もない。田舎では3軒のブックオフを車でかけめぐると680円以上の出費になると自分を納得させた。せっかくの一円なのに・・・と、なんだか後悔したくなる買い物であった(笑)。

2007/11/27(火) 水中使い捨てカメラ
 娘から使い捨てカメラの同時プリントを頼まれたので、いきつけのカメラ屋さんに出しに行くと、面白いのを取っておきましたよといいながら、カウンタ−の下からごそごそと・・。出てきたのはコダックの使い捨てカメラの水中バ−ジョン。自分のためにわざわざ丁寧に分解してくれている。
 この店は店主そのものがカメラオタクである。リサイクルショップ通いが趣味みたいなもので、ときたまへんなカメラを手に入れては喜んでいる。
 さてこの使い捨てカメラ、フィルムを入れ替えるのはわけがないのだが、入れ替えた後何を撮影したらいいのか・・・はたと悩んだ。コレクションに面白いでしょうと店主は言ってくれたのだが(笑)。

2007/11/26(月) 楽譜集
 アコギのリラクゼ−ション集のベスト版ともいえる譜面集がリット−から発売されるというので、2週間前に予約注文しておいた。お昼過ぎに届く。発売日よりも早く手元に届く。
 早速CDを聞く。おとなしめのアレンジである。さて何から手をつけようかとわくわくする。以前購入した譜面もまだろくにできないのにと思うが、自分の場合1冊につき5曲も出来ればいいと思っている。他はまたぼちぼちというところ。一冊2千円前後なので、それだけできればまぁ価値があると思っている。
 リット−はCD付の本をたくさん出しているので非常にありがたい。エレキ系の本もあるが、ま、エレキはいいかなと思っている。エレキは息子にまかせてと(笑)。年をとったなぁと思う。エレキが弾きたくない理由はまずエフェクタ−等で音がいじれること。そしてごまかしがきくことである。どうもそれが偽者みたいで気にいらないのだ。その点アコギは正直である。

2007/11/25(日) 楽器屋さん
 高校生のときにお世話になった楽器屋さんは中越地震を機に引越し、経営者も変わった。午後にとなりのおじいさんが入院しているので、父を連れてお見舞いに行く帰りに冷やかし半分によって見た。特に買うものもないのだが、シャブの偽者のカポとプラのサドルとナットを購入。しめて800円なり。
 こういう楽器屋さんにはたまに掘り出し物があったりするのでたまに覗くのだが、価格はやはりネットにはかなわない。ただし送料を入れたりするとどうなのかはわからないのだが。バラの弦もあったりするので、ナッシュビルチュ−ニングでもしようかと思うが、Sヤイリの弦を2セット買った方が安いのもまた事実。悩むところだ(笑・・・別に悩んでもいないのだが・・)。
 そのまたついでラ−メン屋でバイトしている娘を拾って帰る。車の中がラ−メンの匂いで満たされる。職業のにおいというものはつくものである。
 

2007/11/24(土) 法事
 今年最後の法事である。仕事は休みたくなかったが仕方がない。この年齢になってみると仕事が休みでも何かしらの用事があり、自分自身の休日など滅多にない。
 さて、本日は仲人をしていただいた人の一周忌、聞きたくもない坊さんのお経と説教などを聞いて、かぎたくもないお寺独特の線香の匂いをかいで、食べたくもないご馳走を食べる。この一連の動作の中に故人をしのぶ心の余裕はほとんどない。ただ機械的に時間が流れていく。
 自宅に戻り礼服をジ−ンズに着替えたとき、初めて故人のことを考える。あれから一年か・・・と。隣同士ということもあり、影になり日向になり応援してくれた故人を思うと、人の一生のはかなさを感した。
 クラシックギタ−を持ち出し、グリ−ンスリ−ブスを弾いた。今の気分にぴったりだからだ。そういえば、自分が死んだらこれをBGMに流して欲しいといった友達がいた。自分にもそういう思いがある。人生最終章の最大のドラマ、そしてクライマックス。しかしそこには自分はいない。どの曲を流してもらうかはまだ決めていない。おそらく静かな曲となるだろう。
 黒人のようににぎやかに聖者の行進などをディキシ−でやるのも悪くないなぁと思う。セントルイスブル−スもいいなぁと思う。黒人の泥臭い演奏がいい。そしてアドリプで盛り上がる頃には自分は電気窯の中に・・・。坊主のお経よりはよほどいいだろう。本来、経は死んだ人のためのものではない、生きている人のための教えだと思う。死んだ人のことを日本では仏というが、どうも葬式仏教が作り出したイメ−ジが定着しているようだ。

2007/11/23(金) 降霜
 写真を始めた頃、世の中が美しいと思った。その頃は自分の子供たちを撮るかたわら風景や花を撮影していた。それは非常に純粋なことであり、そこに意味などは求めなかった。しかしいつの間にか写真に意味を考えるようになった。そしてフォトンを狙い始めた。そのときから写真が面白くなくなった。
 先日霜が降りたときに窓を開けたら雑草だらけの畑に朝日がきらきらとあたり、輝いて見えた。思わずカメラを持って外に飛び出した。この瞬間は今だけだと考えた。そしてシャッタ−を切る。5分後にその光は消えた。デジカメのメモリ−に画像が残った。ただそれだけのことである。そこに意味などは求めなかった。ここに写真の原点があるとのちほど考えた。残された写真はどうということのない写真だ。ただそこに感動した自分がいた。そのことを大切だと感じた。

2007/11/22(木) 根雪
 初雪としては思ったよりはたくさん降った。この町の積雪が新聞やマスコミ発表で70センチ。??いったいどこの地域だろうと首を傾げたくなる。町の中央部では10センチほどである。
 隣の町や村では嫁さんが来なくなるという理由で積雪量は発表しない。この町だけは発表している。実際おととしの豪雪の過剰ニュ-スで縁談が3つ破談になったそうである。面白おかしくするのはいいが正直迷惑である。

2007/11/21(水) 自作パソコン
 ビデオカ−ドが届いたので、夕食後に娘の部屋で早速パソコンを組む。まずはAopenのマザ−を使う。このマザ−は使えるのかどうか・・・なにしろ2年前のこと、記憶が定かではない。ただジャンクの壊れているマザ−はすべて捨てたはずだとばかりにテキパキと組んでいく。スゥィッチオン。あれ・・・CPUは動いているがディスプレイに反応なし??キ−ボ−ドのNumLookも点灯しない。 その後、CPUを付け替えたりメモリ−を付け替えたり・・やっぱり反応なし。次にビデオカ−ド以外のPCIディバイスをはずしてからスゥィッチオン・・・おっディスプレイに反応。じゃもう一度PCIを組んでと・・あれ?また動かない。その後試行錯誤すること30分。マザ-ももうひとつ残っていたデュアルに代えて試行錯誤。結局わかったことはサウンドカ-ドがダメだったこと。このカ-ドをPCIスロットに挿していないときは普通に立ち上がる。
 自作パソコンには一時期ずいぶんはまったのだが、あれから空白期間が長いので結構忘れている。結果的にはデュアルマザ−にペンVの550を2本指して、メモリ-は128を4本指して512で完成。ネットと音楽しかやらないということなのでこれで十分である。ケ-スだけはpen4対応なのだが、中身はふた昔前のパソコンの完成である。
 OS、XPの修正プログラムを入れてアップデ−トをすべて終わらせたら夜中の2時。ほかの事で努力するのは充実感が結構残るものだが、なぜかパソコンに関してはその充実感がない(笑)。このHDDもOSと一緒にかなり前に買ったもので、そろそろあやしいのではと・・・。いつ壊れてもおかしくないジャンクパ−ツのパソコン・・・うまくいけばまだまだ使えるだろうなどと考えてしまうから充実感がないのだろう・・(憂)。

2007/11/20(火) カメラと陶芸
 最近はギタ−三昧だが、実はカメラと陶芸もちゃんとやっている。陶芸は町のサ-クルでクリマスに向けた作品をテ-マに作るとという事だが、自分の場合クリスマス=キリスト教のイメ−ジがあるので、とりあえず十字架を立てればいいだろうという軽いノリである。柄にもなくメルヘンチックに作り、そして必ず猫が登場する。やっと乾燥が終わったかなぁという段階。25日過ぎに素焼きをするのでなんとか間に合うだろう。作りはいい加減である(笑)。
 その横にあるカメラ、ミノルタのXDである。これは好きなカメラで時々持ち出す。久しぶりにフィルムを通して撮影をしている。レリ−ズ感が独特である。ちょっと遅れるような感じがたまらない(笑)。そのミノルタだが、今はないメ−カ−である。αマウントはソニ−が引き継いだみたいだが、AFのパイオニアのミノルタも時代の波に勝てなかったというところ、残念というより無念。
 今夜は練習日ということで例の店に。例の初心者娘が来ているだろうと、クラシックギタ−を持っていく。見せたところ、
「太〜い!!!」とネックの太さに驚いていた。こっちが本家だという事とアコギは基本的に伴奏用だよと説明する。一応はこういうことも知っておいてほしいと思う。
 練習はなんとなくだらけたム−ド。次のコンサ−トの目的がないとこうなるのだ(笑)。仲間内での忘年会を久しぶりにカラオケ大会をしようという事になる。スナックなどではカラオケ代が高くつくので、どこかで軽くやって、カラオケボックスで過ごす計画。昔ムラマサ氏たちの仲間でカラオケハウスにいくと、だいたい閉店まではいたものである。一晩中歌っている。あの仲間はひどい仲間で、音楽好きはいいのだが、最初に20曲くらい予約をみんなが入れると、なかなか自分の番がこない。しかたなく割り込みである。割り込みが続くので結局予約の意味がないのだが、こりもせず予約を入れ続ける。そうこうしているうちに人の曲にキャンセルを入れはじめる。こうなると修羅場である(笑)。
 雪が降って年末のム-ドが高まってきた。忘年会・・・また飲み会が続く。やはり雪が降ると寒い・・・・ふところもまた同じか・・(笑)。

2007/11/19(月) パソコンと情報
 雪が積もると仕事がしばらく暇になるのでギタ−三昧である。指先が久しぶりに痛む(笑)。Vals Venezolano No.2を練習。なんとか指使いだけは出来るようになる。連続してできるかはまた別の話(笑)。いわゆる暗譜が終わった状態である。つまりギタ−を持ってゆっくりだが譜面なしでなんとか弾ける状態。あとは暇があればギタ−を抱いていればなんとかなるだろう。ここに至るまでがかなりのエネルギ−を必要とする。
 ところで最近はこういうときパソコンのYou Tubeで、色々な人が演奏している指使いがわかるのだが、いろいろとじっくり見てみると一箇所だけ二通りの弾き方をしているのに気がつく。どちらを自分として採用するか悩むところである。ロ−ポジションから7フレのハイポジに移行するときである。

 パソコンや携帯というものが登場してたしかに生活は変わった。必要な情報が必要なときに取り出せる。天気予報などはまさにリアルタイムである。昔なら明日の天気が気になるときにはTVにかじりつくか電話で聞くかしかなかったが、今はピンスポットに天気がわかる。
 ギタ−なども曲が聴けて、時としてタダで譜面がダウンロ−ドできて、動画で指使いまでチェックできる。今回のこの曲はパソコンがなければ知らなかっただろうし、自分で演奏するなんてことはまずなかったであろう。・・・時代である(苦笑)。

2007/11/18(日) 初雪
 どうも今日あたりに初雪が降るみたいである。外は寒く文字通り木枯らし。植木鉢などを片付けて3時ごろになる。冷たい雨が降る中での作業、心まで寒くなってくる。パンジ−などの花がかわいそうなので鉢に寄せ植えにして室内に持込むことにする。
 4時過ぎだろうか、ふと外を見ると・・・来た・・初雪だ。さて、いよいよかと心を引き締める。ぬれた服を着替えてからネットで天気を見ると、この寒波はそう長くは続かないみたいである。一般的には2回ほど軽く振って、それから根雪となる。ところがおととしの豪雪はいきなり根雪になり、そのまま降り続いた。あれは初めての経験である。

 夜になり娘のパソコンを組みなおす。しばらく使えない状態であったのだが、勉強をしなくなるという理由からほったらかしておいた。さて、新しいケ−スにマザ−を組み込んでと思ったら、ヒデオカ−ドがないことに気がついた。写ればなんでもいいのだが、これがないと写らない。いままでのキュ−プパソコンはオンボ−ドなので要らなかったのである。さっそくネットで送料込み約1000円のものを落札。かくして娘のパソコンはとうぶんおあずけとなった(笑)。残念・・・。

2007/11/17(土) 中出六太郎、ハカランダのギタ−
 時々初心に帰る意味で弾いているクラシックギタ−。実は3台あるのだが、アリアとヤマハはトップ単板、ひとつはシダ−、ひとつはスプル−ス、そしてもう一台が中出六太郎の総単版でトップ、スプロ−ス、サイドバッグがハカランダというわけである。引き比べるとだんとつ中出ギタ−が音がいい。心が洗われる気がする。
 そま中出六太郎であるが、ネットでいろいろと調べると、中出さんを尋ねたエピソ−ドが載っていた。

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Guitar は、中出六太郎さんに作っていただきました。為書もあります。昭和41年ですから三十七年も前の事。
カミさんよりも付き合いは長いです。地震などがあった場合、まずGuitar です。カミさんは、その後です。
中出さんの工房は、自宅から自転車で三十分くらいのところにありました。ちょっと気後れがしたのですが、
思いきってドアを叩きました。中出さんが玄関に。Guitar が、好きなんですが、と言ったところ、気さくに
居間に通されました。出来上がったGuitar を幾つか見せていただきました。ネックが薄く、女性的なGutar。
一目で気に入ってしまいました。

何処からか、アルハンブラの想い出が聞こえてきます。お弟子さんの演奏でした。素敵なアルハンブラ。
工房も案内していただきました。木の香り、塗料の匂い。ワクワクしたのを覚えています。Gutar が、出来上が
るまでを順を追って教えていただきました。大學生でしたが総てを忘れ夢中になってしまいました。
中出さんのGutar が、欲しいと言いました。中出さんは、ニコニコ笑って次のような話をしてくれました。

  君は、今日、初めてGutar を制作するところを見たんだよね。気持ちが高ぶっていると思うよ。
  今、君は、私のGuitar を素晴らしいと感じている。それは、嬉しい事だけど、楽器は、末長く
  付き合うものだ。色々な作家さんのGutar を試さなければ駄目だよ。その上で自分が一番気に
  入ったGutar を求めなさい。またお会いできれば嬉しいよ。

早速、楽器屋さん巡りを始めました。店には、中出さんのGuitar もおいてあります。心は決まりました。

懐かしい想い出です。そして、中出さんのGuitar は、今も私と一緒です。

参考URL 
http://www.ne.jp/asahi/goeche/kutani/guitar.htm

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これを読んで、またまた心がきれいになった。しかし、心ばかりきれいでもしょうがないとばかりにクラシック関係のyou Tubeを見ているとすばらしい曲にめぐりあった。Antonio Lauro
の「Vals Venezolano No.2」である。これ弾きたいという野望がむらむらと。

http://www.youtube.com/watch?v=XCmDMQ1Mda8&mode=related&search=

そこで苦心して調べるとネットで無料の譜面をみつけた。さて、弾いてみると・・・むず・・難しい。しかしマスタ−してやるとばかりに基礎もないのにいきなり始めた。何年かかるだろうか・・・(汗)。

2007/11/16(金) エレキギタ−
アコギと交換したエレキ、ピックアップを取り外した後、結局は別のピックアップをつけて一台のエレキを完成させた。Jackson の Charvelである。トレモロア−ムとブリッジの関係が絶妙でナットはロック式。ただし5弦のところ、ブリッジ側の微調整のところが壊れていて、一弦のサドルの固定するためのビスがない。でも問題なく使える。5弦の微調整がサドル側でできないのが欠点だが。
 弾きやすいギタ−でピックアップがひとつ、ホリュ−ムもひとつだけなのがいい。アコギ派の自分としては、ストラトなどの3ピックアップはどうもいただけない。切り替えが5段階もあるなんてとても面倒でダメである。そういう点でテレキャスタ−が本当は好きなのである。シンプルでいい。ブキャナンや初期のクラプトンが使っていたこともあるが、ブル−スと合うような気がする。
 結局はこれも息子が使うことになると思うが、エレキは基本的にバンドが活躍の場であり、一人でコンサ−トというのがあまりないので、そのぶん面白くない。息子は年に2回くらいのコンサ−トしかない。そのひとつは高校の文化祭である。将来のことを考えるともうそろそろ弾けなくなる時期であると思うが(笑)。

2007/11/15(木) ボジョレ・ヌ−ボ−
柄でもないが、隣のKobaさんのご招待でボジョレ・ヌ−ボ−解禁の試飲会に出かけた。生のサックスを聞きながらディナ−ということなのだが、たしかにサックスは生ではあったが、バック演奏はカラオケであった。サックスはうまいのだが、それだけである。で、ボジョレ・ヌ−ボ−であるが、まぁ可もなく不可もなくというところ。会場ではいろいろな人と出会いそのことのほうが意義があった。2次会まで参加してしまったが、まぁ芸術論に花が咲いたというところである。
 ところでこのパ−ティ−券、なんと一万円。自腹を切るのならまず行かないだろうが、自分も含めてみんなホテル出入り業者の関係で、割り当てで参加しているみたいである。そしてその代理として色々な人が参加している。まぁとにかく初めての経験をさせていただいた。Kobaさんありがとうございました。

2007/11/14(水) 携帯電話
 子供の携帯電話の月の使用金額が12万円になったとして、母親が子供に暴力をふるったというニュ−スを見て愕然とした。どうすれば12万円という数字になるのか。いろいろと見てみると、AUもDocomoもそれほどの金額になるのは考えられないとしている。我が家では定額のパケット料金ですべて込みで月に7000円前後である。その代わりに小遣いを小額としている。もっともバイトをしているので小遣いにはそれほど不自由はしていないようだが。 
 携帯、おかしなものが流行ったものである。たしかに便利だが、便利が当たり前になると、元に戻ろうとするときはとうぜん不便になる。これが恐い。携帯がなくてもすごせた時代にはもう戻れないのだろう。不便な時代になったものである。

2007/11/13(火) 練習
 今夜は定例の練習日。例によってあの娘が来ている。ギタ−を上達するコツなどを一人前に説く。常に壁があり、それを乗り越える努力をすることなどと心にもないことをついつい・・(笑)。少なくともこの娘よりは自分のほうがうまいのだから・・一応先生面をしてみる。
 珍しく他に女性客がいたので、なんかやってくれと言うので、メンバ−とコブクロなど少々・・・というか歌いまくり(笑)。 ここのところ自分は酒は飲まないでいる。夏は生ビ−ルにごくりと生唾を飲むほど欲しくなるが、寒くなってくると特別飲みたいとも思わない。焼酎もなぜか飲まない。コ−ラ一本で過ごすことばかりである。今夜はコ−ヒ−のホットで過ごした。ギタ−と歌があれば楽しい。飲まなくて飲んだ気分になれる。
 ところで、練習に来ている娘さんの親父も送迎を兼ねてきているのだが、ジャンクのエレキとアコギを交換しようということで話が決まる。このジャンクのエレキ、息子がパ−ツ取りに欲しいということで言われていたものである。交渉成立。アコギが一本減って、またエレキが一本増えたわけである。

2007/11/12(月) 治癒
 そのまま眠り続けて、朝眼を覚ますと、おっ体が軽い。どうやら風邪が治ったみたいである。仕事にそのまま行く。寝すぎた
ためか頭がぼ−っとしているが、お昼頃から体が快調となる。これで完璧だ・・(笑)。

2007/11/11(日) 発汗
 今日は日曜日、集落行事、十二講のための茅狩りである。う〜ん、ちょっと無理。それでも朝顔のツルだけはなんとか始末した。その後だるい体をまた横たえる。今度は起きれない。二日酔いみたいに寝ていることが楽である。二日酔い・・連想ゲ−ムのようにまた玉子酒を朝から飲む。そして寝る。絶対に一日で治すと心に近い、一日寝る。途中汗をかいたらしく着替えてまた寝る。たぶんこれで治るだろう。

2007/11/10(土) 風邪
 体がぞくぞくするようだと思い、体温を測ると7度5分もある。玉子酒を飲んで寝よう・・・。

2007/11/09(金) アコギとクラシックギタ−
 中出六太郎のギタ−を持っていると、それを弾くとき恥ずかしくなる。クラシックの曲は数曲しか弾けないからである。こりギタ−で3フィンガ−なんてやっていると自分が馬鹿みたいに思えてくる。クラシックはなかなかに手ごわい。このギタ−を持つときは、なんだか学校の勉強をする気分になる。努力する、根気すると言う点でちょっと似ている(笑)。そして結局アコギを持つ。う〜ん、やはり手になじむ。

2007/11/08(木) ラ−メン
 子供の頃、そばを食べて帰ろうというと、それはラ−メンのことだった。いわゆるシナそばである。買い物に出かけて、帰りにシナソバを食べることは、あの当時は大変なことだった。ところが今、家族で食事に出かけるとき、金がないからラ−メンで我慢しろと言うような時代になった。じゃ金があるときは何を食べるかと言うと、それもたいしたことはないのだが・・・(笑)。
 ところで、娘が時々ラ−メン専門店にバイトに行っている。おみやげにいつもチャ−シュ−の端の部分をたくさん店長からもらってくる。これが実にしょっぱくて酒のつまみに具合がいい。今日はなぜかメンマをもらってきた。これを食べるとパブロフの犬みたくラ−メンが食べたくなる。条件反射である。
 子供がバイトをすることには反対ではない。自分も高校生の頃はバイトで明け暮れていた。社会勉強になると思っている。本当は娘の高校は特別な理由がないかぎり接客のバイトは禁止なのだが、そのラ−メン店、パチンコ店の近くにあり、高校の先生も時々やってくるが、まったく問題ない。なぜなら先生もパチンコ帰りなのである。ま、建前は建前としてと・・・(笑)。

2007/11/07(水) OLIMPUS
いつのまにかデジカメが当たり前になっているが、今夜布団の中で久しぶりにオリンパスのOMシリ−ズをいじってみた。やはりすばらしいの一言。光学精密機器というのにふさわしい。OMシリ−ズの最初に手に入れたカメラはOM2nである。これで最初に撮影したのが3歳だった息子。なつかしいなぁ・・今ではその息子が高校生である。十数年を経て、やはりすばらしいと思えるカメラは本物である証であろう。

2007/11/06(火) 練習
 今夜はいつものようにいつもの場所で練習。初心者の娘さんがまた来ていた。彼女は自分の娘と同級生だが、高校が違う。さて、初心者には何から教えたらいいのかと悩むところだが、コ−ドを覚えてもらい変換ができるようにならなくてはどうしようもない。たぶんそれができるようになるまでに早くて半年、遅くて一年(笑)。
 それができてからストロ−クの基本、アルペジオ、スリ−フィンガ−、そとてスケ−ル練習ってとこか・・・。道のりは結構大変である。

2007/11/05(月) エピフォン 1963 AJ45
エピフォンのアコギを息子が手に入れた。新品のジャンク。つまり検査に合格しなかったものである。弦高が低すぎてビビルということ。親父が牛骨のサドルで調整してできあがり。多少はサドルが高くて見た目が不自然だが、あとはどうと言うことはない仕上がり。ピッチの調整もかなりうまくいった。
 音は・・・やはりギブソン系である。ジャリジャリと言う感じである。ハミングバ−ドよりは品のない音。プル−ス系に似合う音だ。

2007/11/04(日) 法事
 今日は昨年度に自殺した従姉の一周忌に出席した。彼女が死んで、そとて・・・何も変わっていないことに改めて気がつく。そして、死にたかったんだから死んでよかったんだと思えるようになった自分に気がつく。時が経た今、自分もまた変わっていく。青葉が枯葉になりそして腐葉土となるように・・・。

2007/11/03(土) 野焼き
 本日はなじょもんバザ−ルである。朝の8時から火床を作るために出かける。野焼きはこの火床で決まるといっても過言ではない。この火床作りに4時間。実際に土器を焼く時間は30分から一時間くらいだろう。温度差をなくすことに全神経を集中させる。近づくと顔が熱い。いや熱いというよりも痛いというほうが正しい。一日中火にあぶられる。顔は日焼けではなく火焼けである。
 結果は、一番大きい土器の上部に亀裂が入った。あとは成功した。あとで気がつくが、大きいものを火床の中心に持ってくればよかったわけである。端のほうに置いたために温度差で亀裂が生じたというのが今回の考察である。やはり難しいと感じた。
 

2007/11/02(金) 窯だし
 おととい電気窯に入れておいた土器の素焼きを窯出しした。明日はなじょもんバザ−ルで野焼きである。電気で素焼きしたものは野焼きで失敗率が半減する。とりあえず電気窯では素焼きは成功。問題は明日だ・・・。

2007/11/01(木) 怠惰な日々
 何かをしなくてはいけないという想いがある。などと言うといろいろなことをしてるじゃないかと言われそうだが、そういうことではない。自分を確認する何かをしなくてはと思う。
 逆に陶芸、音楽などを何のためにするのかと言うと、たぶんそういうことを求めているがためなんじゃないかとも思う。だから作品として残るもの、陶芸や土器なんかは、結果として残されている作品にはまったく未練がない。自分にとって大切なのはその過程である。
 死への恐怖感というものがかなりある。昨年から周囲の人がたくさん亡くなった。その死をあたりまえのように受け入れることが出来れば、こんな気持ちにはならないのだろう。先月末から今月にかけ、法事が3つ、葬式がひとつある。そういう席に列席して思うのは無常などという一言で済まされるようなものではなく、もっと複雑な気持ちである。先人はこういうことをすべて経験した上で宗教や哲学が生まれてきたのだろう。
 何かをやっているとき夢中になっているときが生きていることを唯一実感できるのかもしれない。そんなこんなで今年もあと2ヶ月となった。また冬の季節・・・。


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