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2007/11/01(木)
怠惰な日々
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何かをしなくてはいけないという想いがある。などと言うといろいろなことをしてるじゃないかと言われそうだが、そういうことではない。自分を確認する何かをしなくてはと思う。 逆に陶芸、音楽などを何のためにするのかと言うと、たぶんそういうことを求めているがためなんじゃないかとも思う。だから作品として残るもの、陶芸や土器なんかは、結果として残されている作品にはまったく未練がない。自分にとって大切なのはその過程である。 死への恐怖感というものがかなりある。昨年から周囲の人がたくさん亡くなった。その死をあたりまえのように受け入れることが出来れば、こんな気持ちにはならないのだろう。先月末から今月にかけ、法事が3つ、葬式がひとつある。そういう席に列席して思うのは無常などという一言で済まされるようなものではなく、もっと複雑な気持ちである。先人はこういうことをすべて経験した上で宗教や哲学が生まれてきたのだろう。 何かをやっているとき夢中になっているときが生きていることを唯一実感できるのかもしれない。そんなこんなで今年もあと2ヶ月となった。また冬の季節・・・。
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