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2007/02/13(火)
弓矢修復
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前日の折れてしまった弓矢、まず電話を入れて謝る。彼は、いいよいいよ、また作ればいいのだから・・といってくれたが、本当に申しわけない。結構作るのに苦労していたし、それを自分も見ていたから、なおのこと申し訳ない気持ちで一杯である。 なにはともあれ、飾り物でもいいからと思い、弓矢の修復をする。ギタ−のリペアと一緒である。注射器でボンドを割れ目に入れて圧着、一晩固定。パテとペイントをして見た目だけは復元しておこう。展示用にはなるだろう。
来年はもっと簡単な物を自分が造っておこうと思う。この縄文の弓は「うりはだかえで」というもので作るそうである。そんな話をしていたら、親父は、黒文字の木がいいんだと言い始めた。黒文字。江戸時代くらいまで、楊枝に使う木であり、このあたりの山にも自生している。竹でも何でもいいのだが、こだわるのは自分の自由である。 ちなみに弦は、カラムシで作ったらしい。タコ糸は伸びるので適さないという。今回は伸びないという点で麻縄を使ったが、輸入の麻は繊維が短いので、切れるときにはブツッと切れるらしい。カラムシは「ならんごしの会」をやっているMばぁちゃんに頼むとして・・・そこまでこだわらなくてもいいか(笑)。
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