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2007/02/17(土) ラ−メン
 例年だと雪に覆われているこの時期、積雪量は5センチ。う〜ん、異常気象である。昨年の津南町の豪雪はニュ−スで騒いだために全国的に有名になったが、たしかに積雪量は異常に多かった。そして翌年、つまり今年は、これまた異常に少ない。このギャップにはどうもついて行けない。ずっと少ないのならそれなりに生活するが、今年が少ないからといって、来年度はこれまたわからいない。
 さて、本日は弁当を持ってこなかったので出前でラ−メンをとる。いつもの店からであるが、この店、出前がとんでもなく早い。それが気に入っているのでよく頼む。味も気に入っている。子どもの頃、お店のラ−メンのことをシナソバと言ったが、その昔のシナソバに一番近いのだ。あれ・・・・シナという言葉、漢字に変換できない。
 子どもの頃はラ−メンというと、インスタントラ−メンのことをさしていたような気がする。このインスタントラ−メン、昔からあるものは明星のチャルメラ。基本的に味は変わっていないのではと思う。ピヨピヨラ−メンも旨かったなぁ(笑)。
 それはとにかく、お店のラ−メン、食べ物の中で一番好きである。何よりもどんぶり一杯に全てが入っているのがいい。汁と麺と具。合理的である(笑)。みそ、しょうゆ、塩、この中でみそと塩が好きだが、ワンタン系のス−プが一番好きである。五目ラ−メンがワンタン系のス−プを使っているお店が多いのだが、中にはしょうゆ系のお店もある。そんなときは確認してから頼む。しゅうゆと言ったら、タンメンを頼む。タンメンはワンタン系ス−プであることが多い。
 隣町にまずいラ−メン屋さんがある。どことは書かないが、このラ−メン屋さん、一時期すごい繁盛したらしい。その理由が、どんなにまずいか、一度食べてみようと思った人で繁盛したのだという。ひどい話だ(笑)。ラ−メン好きな自分もそこで食べてみた。う〜ん、評判ほどまずくはない。普通である。味を変えたのかもしれないが、100点万点中、60点。これに比べれば、もっとまずい店はたくさん知っている(笑)。
 もうかれこれ30年以上前になるだろうか、普通トラックを改造した屋台が隣町にできた。知り合いの知り合いになるので一度食べようと出かけた。店主は若い。当時まだ二十代だったと思う。二人でやっている。出てきたラ−メン、一口食べて・・・まずい。これは本当にまずかった。なんとか食べたが、ス−プは飲めた物ではなかった。ラ−メンはス−プで決まる。これがまずいと全て駄目。あとはス−プと麺の組み合わせ。太い麺、細い麺、そして小麦粉とかんすい、片栗粉の組み合わせである。最近の麺は片栗粉を沢山使っているところが多い。あまり自分は好きではない。ともあれ、そのトラック屋台のラ−メン屋、半年で姿を見せなくなった。
 旨いけど出前の遅い店。まずいけど、サ−ビス(コ−ヒ−お変わり自由など)のいい店。こう書いただけで地元の人は予想がつくと思うが(笑)。いろいろである。とにかく一番安いラ−メン、これがまずいお店はすべてまずいと思って間違いない。
 どこのお店がうまいか分からないときは、この町の場合は、町立病院の看護師に聞くといいらしい。彼女達はよく出前をとるので、うまいかまずいかをよく知っている。
 家族で食べに行くときは、必ず一度入ったお店に行く。なぜなら味が分かっているからだ。もし初めてのお店でまずかったときは家族全員が犠牲者となる。だからはじめてのお店の場合は一人で入る。犠牲者が少なくて済むからだ。
 若いときは彼女としゃれたお店に入ることが多かった。その彼女とは今の女房であるが、最近はしゃれたお店に入ることがない(笑)。うまい店に入る。
 まだ二人が独身の頃、国道17号線を走っていた。ちょうどお昼時、女房がどこかで食べようという。しばらく考えた自分は、こう言った。
「旨くは無いかもしれないけど、変わった店がこの近くにあるよ」
 結局そのお店に入った。このお店、ジャンボギョ−ザとかめラ−メンが名物。ジャンボギョ−ザとは、オムレツのようなギョ−ザである。カメラ−メンはお汁まで完全に飲み干すと金一封が出る。今までに成功した人はいないという。お相撲さんでもなくては無理だろう。
 さて、そのお店で女房が頼んだもの、チャ−ハンとジャンボギョ−ザ。これは見ものだと楽しみに自分も同じものを頼む。
 出てきたもの、チャ−ハン、普通より大きいお皿の端から端まで盛り付けたもの。喫茶店にでてくるピラフなんかの量の約5倍。女房はそれを見て言葉を失う。サ−ビスで付け出しまで出てきた。それは大き目の御飯茶碗に入った野沢菜の煮菜。見ただけでお腹が一杯になる。
 とにかく食べ始める。すると、ド−ンとやってきたのがジャンボギョ−ザ。女房はもはや絶句である。
 結局女房が食べたのは五分の一、自分はやっと半分。量が多いからといって高いわけではない。普通の値段である。
 そのお店を出て、再び車を走らせる。女房に聞く
「どうだ、変わった店だろう」
「たしかに・・・・」
 このお店、昔よくムラマサさんたちと面白半分に食べに行ったものである。その頃とぜんぜん変わっていなかった。あの頃はチャ−ハンなども全部平らげたものだが、やはり若かったのだろう。食べ物の思い出ぱまだまだあるが、それはまた機会をみて・・・。
 
 


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