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2007/02/08(木) ヤマキその後 2
 今日はラッカ−塗装をかけたものにコンパウンドで磨きをかけて完成させた。弦はタカミネのEXライトを息子に頼んである。

 バインディングは、ホ−ムセンタ−より、ベニアの端にはめるための白いもの(何というものか名前がわからない)の一片を切り出して、曲がり癖を少しずつつけて接着した。仕上げは120番、240番、そして1000番のサンドペパ−で順次仕上げた。全体的にはあまりうまくはないが、なんとか実用範囲である。自分で使うのだからこれでよし(笑)。トップのバインディングの黄色くなった色(元は真っ白だが)に合わせる為に真っ白のものに薄黄色に着色するのに苦労した。

 弦高を長い定規でサドルからナットに渡してみると、やや高い状態である。たぶん5mm以上はいくだろう。サドルにかなり余裕があるので、多少は削るとしてたぶん大丈夫。
 バックボ−ドを取り付けたのでブリッジにピンがさせない。これはお昼にムラマサさんのところに行きドリルを借りて穴をあけた。ピンを刺してみると丁度よかった。大きくもなし、小さくもなし。

 今回のリペア費用は250円。バインディングの代用品を購入しただけ。ラッカ−、コンパウンドなどの他のものはすでにそろっていたのでこれで済んだわけである。ジャンクギタ−が1000円とすると、労力は別として1250円税込みである(笑)。

 ピックガ−ドは前回購入した鼈甲柄の安いものからもう一枚切り出した。元の黒いピックガ−ドは厚みがかなりあったのと汚かったので貼替した。

 ペグはサビだらけであるが、回してみるとまぁまぁなので分解調整してそのまま取り付けた。ナットはまったくいじらない。サドルもそのまま元のものを使う。

 このサドル、牛骨のロングサドルである。なかなか当時のヤマキは頑張っている。だから続けられなくなったともいえるが。このクラスはヤマハだとプラスチックサドルである。コストダウンがみえみえなのだが、だからこそ逆にこの業界で生き残り、そしてトップランナ−であり続けるのだろう。

 モ−リス、ヤマハはランク付けがはっきりしている。安いのはそれなりである。高いものもそれ相応である。音も価格に応じて比例する。一万円のギタ−は一万円の音。十万円のギタ−は十万円の音である。ところが、スズキとかエリ−トとかは面白い。一万円のギタ−が3万円の音が出たりする。だから面白いのだ。
 さて、今回のヤマキカスタムはいくらの音がするのだろう。結果は明日報告である(笑)。いろいろなサイトを見ると、この時期のヤマキの合板は、ヤマハのFGがけつまくって逃げ出すほどよく鳴ると書いてあった。ただし、これはリペアの際にブリッジバックボ−ドを変えてあるので結果がどう出るかは分からない。しかし、これが一番楽しい瞬間である。


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