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2007/05/29(火)
ボロボロ
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最近仕事場に持ってきて暇があるとポロリと弾いているのが名古屋スズキのF130Lというギタ−。音が見事に枯れていて、ビンテ−ジそのもの。このあとに有名なスリ−Sへとモデルチェンジをするのだが、初期のスリ−Sは、ヤフオクなどで見るとパ−ツの流用でFスタイルにそっくりである。ただし、下記の画像の通りFはそのボディスタイルはDスタイルとは違い、やや幅広である。そして厚みは逆にDスタイルよりも薄い。 このギタ−はストロ−クでは軽い音で、やや軽薄に感じるが、ピッキングなどでは音がひとつひとつ立ち上がり実にいい雰囲気で鳴る。 それにしてもボロボロである。演奏にはまったく問題はないのだが、こういうギタ−は大好きである。塗装が薄いので、見た感じだけで鳴りそうである。逆に中国製のセピアクル−は塗装が厚い。だから鳴らないというわけでもないのだが・・・。このあたりのコメントは難しい(笑)。
昔、日曜日のお昼にTVジョッキ−という番組があり、奇人変人の出演者に白いオリジナルギタ−をプレゼントしていた。別にそのギタ−が欲しいとは思わなかったが、当時はチェリッシュの「白いギタ−」という歌もあり、白いギタ−にあこがれた人も多かったみたいである。直感ではあるが当時から白いギタ−は音が悪いのではと思っていた。これは今思えばなかなか先見の明があったというべきだろう。
髪の長い女の子が白いギタ−を持つ姿はなかなかいいものだが、たとえばこの女の子がすごくギタ−がうまくて、トミ−エマニュエルみたいに髪を振り乱しながら弾いたら、ちょっと興ざめである。女の子はそこそこ弾き語りができて、静かに歌う姿がいい・・(笑)。うちの娘は・・・まだまだヘタクソなのでそこまでもいかないか(笑)。
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