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2007/05/06(日)
日曜日
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日曜日という言葉はいい。昔から心がときめく。土曜日という言葉もよかった。半日で学校から帰れると思うと心がときめいたものである。 高校生のころ、電車の定期もあるが時間が中途半端だとバスで自宅へ帰ることもあった。春のポカポカ陽気の季節、ギタ−の重いハ−ドケ−スを下げてバスに乗り込んだものである。カバンの中には詩集が入っていて、自宅までの50分間、それをなめるように読むのが楽しみだった。翌日が休みだからだと思うが、土曜日の午後は特別にうれしかった。 及ばざるは過ぎたるより勝れりと言ったのは家康だったと思うが、大人に及ばないわずかな時間、このときが一番いいのかもしれない。 さて、今ではどうだろう、日曜も土曜もない。仕事を休めば、それなりのツケがくる。だからなるべく休みたくない。日曜日はこれからは農業が待っているし、いろいろな役員で行事にも参加しなくてはいけない。 今日は日曜日。何も予定はないのだが午前中、車庫の掃除をして庭を少しいじるとお昼。午後からはしとしと降りの雨。予定していた仕事ができないので、なんとなく屋根裏でごろごろ。ギタ−弾いたりパソコンやったりして、さてお昼ねしようと思うが眠れない。 なんだか変で落ち着かない日曜日だった。へたに暇ができると落ち着かなくなってしまった。これを世間ではたぶん貧乏性というのだろう(笑)。
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