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2007/06/17(日) ギタ−練習 その二
 最初に弾き語りでやったのは古井戸の「さなえちゃん」という歌である。どうしてこの曲を選んだのかは、実に簡単、コ−ドが簡単だったからである。
 中学一年の頃、仲間と3人でとりあえずフォ−クグル−プを作った。グル−プ名は「ラ−メンライス」。課題曲は「さなえちゃん」と六文銭の「面影橋から」のたった2曲。どちらもコ−ドが少なく簡単だっただけである。中学の視聴覚室にクラシックギタ−があり、それを隠れるように放課後弾いていたら、長髪のボ−っとした感じの2年生が入ってきた。怒られるかなぁとビクビクしていたら、自分の弾くのをじっと見ている。しばらくするとぼそっと言った。
「それ、違うんだよなぁ・・それと指を立てて弾かなきゃダメだよ、指の腹じゃなくて指の先、つまり頭で押さえなきゃ・・」
 とアドバイスしてくれた。そしてジャカジャカと弾いた。・・・うまい。感動してしまった。そしてまた風のように去っていった。この長髪の一年先輩がムラマサ氏である。

 その頃兄もギタ−をやっていたので、その友達が夜になるとギタ−を教えてくれるということで毎晩のように遊びに来た。ストロ−クの基本をみっちり教えてくれたのはこの人、T・Kさんである。ストロ−クだけで兄とTさんと自分で2時間弾きっぱなし。
 最初はC・Am・F・G7の繰り返し。面白くもなんともないのだが、考えてみたらこのときの練習が今の自分の基礎になっている。初心者の常で指が痛くてどうしようもないが、そんなことはお構いなし。もちろんFのセ−ハ(バレ−)もろくにできないので音は汚い。そんなこんなで一週間か二週間か過ぎた頃、そろそろいいだろうと譜面というか、ノ−トに歌詞を書いてコ−ドをつけたものを持ってきた。当時は今のようにコピ−もなければパソコンもないので、すべてを自分のノ−トに書いて写した。
 その最初の課題曲が「戦争を知らない子供たち」、なんと今まで延々と繰り返したきたコ−ド進行そのまま(笑)。今度は歌が入るので実に楽しい。
 そんなある日、一人でこの曲をやってみた。そうしたらなんとFのコ−ドがきれいに出ている。いつのまにかFも簡単に押さえられるようになっていた。ストロ−クもきれいに弾ける様になっていたのである。あの時はうれしかった。とうぜんBmなども苦もなく押さえられるようになっていた。
 それからは歌いながらギタ−を弾くのが楽しくて楽しくて(笑)。当時、明星とか平凡とかの芸能雑誌があり、どちらも別冊で歌本が付録としてついてきた。そして親切なことにコ−ドが歌詞にふってある。これを片っ端から弾いて歌った。もちろん学校の勉強などはそっちのけで、とうぜんギタ−の上達と反比例するように成績は下がって行った(笑)。

つづく


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