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2007/06/19(火)
ギタ−練習 その四
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拓郎、陽水にはまっていた頃、兄がエレキを買った。ついでに基本練習にベンチャ−ズがいいとばかり今で言うバンドスコアを何冊か買ってきた。ダイヤモンドヘッド、パイプラインなどおなじみの曲である。 もちろん自分もそれに伴いアコギで練習した。やがて兄がエレキを買ってくれた。グレコである。うれしかった。今までは兄のお下がりだったが、今度は新品である。テレキャスタ−ボディにハムバッキングのピックアップを搭載したモデルである。 フォ−ク少年はいきなりロック少年に変貌をとげる。ジェフベック、ツェッペリン、クラプトンと遍歴を続けているうちにだんだん黒っぽい音楽に惹かれていく。基本的にブリティッシュブル−スとかホワイトブル−スと皮肉られていた部類から、だんだんジャズに興味を持って、ペットなども吹くようになるんだけど、それはまだ後の話。 とりあえずブル−スに染まるわけで、いろいろと乏しい小遣いでレコ−ドを買う。今はダウンロ−ドという便利なものがあるし、一曲単位で買うことができるが、当時はアルバムといいレコ−ドのみがすべてであった。それをとりあえずはカセットに録音する。そしてカセットのみで聴くわけである。レコ−ドがすり減らないようにという配慮である。それと耳コピするには一時停止機能の付いたカセットのほうが便利だったせいもある。 ほとんどはエレキになり、アコギはあまり弾かない。ちょうど今の自分の息子のようなもので、ひずませてガンガンやっていた。今はアコギのほうがいいのだが、それは単なる年齢のせいだと思う(笑)。
つづく
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