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2007/07/20(金)
バンド練習
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バンドの発表会があるということで、本日も練習で集まる。正式にドラムスやエレキを入れるわけではないので、どうごまかして雰囲気を出すかで悩む。ほぼつめは終わったと思う。 コブクロの「轍」という曲、ノリがいいのでラストの曲として決めた。この曲、ご存知の人はわかると思うが、ストロ−クの腕の見せ所である。特に最後のところはかっこいい。これ、考えているとできない。すべてノリである。この最後のコ-ドに初心者には魔のE♭というコ-ドがある。これ自分もハイコ-ドでないと押さえられない、というか、今までの長い人生で、このコ-ドをロ-コ-ドで押さえている人を見たことがない(笑)。このコ-ドが出てくる曲は必ずカポ変換している。これが頭に出てくる歌は、最初からカポ3でCである。 このコ−ド変換のやり方をベ−スとサイドギタ−のメンバ−に教える。わかったかなぁ・・(笑)。これくらいわかっていないと今後の見通しが暗い。今までは変換してやっていたが、今後は自分でやってもらうことにする。
ギタ−、よく言われることだが、小さなオ−ケストラである。クラシックをやると、まさにそのとおりで、ベ-スからメロディ、リズムまですべてが入っている。こんな楽器は他にはピアノくらいだと思う。しかし、ピアノはでかい、ギタ−はその点手軽である。いつでもどこでもできる。自分の人生でギタ−と知り合えたことは本当に幸せだと思う。 自分は音楽が好きだ。いい音楽や歌にめぐり合うと幸せになる。聞いて幸せになると、今度はもっと幸せになりたいとも思う。つまり曲を弾けるようになりたくなる。これを世間一般では欲望と言うらしい。この欲望があるからまた一歩前進する。自分の場合、お金はないが、この欲望だけはある。たいがいの欲望というものは、その裏にお金が必要となる。お金を持たずに欲望を満たそうとすると、だいたい犯罪につながる。しかし、この音楽の欲望はお金はほとんどいらない。CDと譜面があればいい。問題はこの欲望の気持ちをどれだけ持ち続けられるかである。 この欲望は、少し大げさだが、人生そのもののような気がする。人生、こんな大げさな言葉を持ち出せる音楽は、やはり流行の曲ではなく、クラシックなのだろう。長い、長い、時間というふるいにかけられて残された曲、それがクラシック。そうなのである。最近クラシックギタ−にまたはまっている(笑)。アルハンブラをマスタ−したら、今度は何に挑戦しようかと思う。これをやはり世間一般では「捕らぬ狸の皮算用」というらしいが(笑)。
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