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2007/07/24(火)
陶芸と地震
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またまたいきなり陶芸を始める。リクエスト作品を優先に、体験実習館において販売するものも作る。たいして売れるものではないが、小遣い稼ぎにはなっている。 今回は手びねりで曲がった湯飲みを何個が作る。こういうのは意外と受けるのである。陶芸というものは面白いもので、腕が上達すればするほど100円ショップに近づく。そうするとわざと稚拙に作る。ところがどういうわけか、わざと稚拙に作ったものは味がない。初期の頃に一生懸命作ったもののほうが、あとで振り返るといい作品となっている。 陶芸は出来上がるまでに大変な手間がかかる。人件費を入れるととんでもなく高いものになるだろう。だから窯に詰めるまでは気を抜けない。ある本に書いてあったが、陶芸家にとって一番怖いのは地震だそうで、これの大きいのが窯詰直前に来ると、すべてがパァになり、泣くに泣けないそうである。たしかにそうだろうなぁと思う。生活がかかっている人達には大変な災難である。 地震、本当に怖い。新潟地震、中越地震、中越沖地震、この3大新潟地震をすべて経験してしまった。幸いこの町は被害が少なかったが、いつ地震がくるのか予想がつかない。天災は忘れた頃にやってくる・・・名言である。
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