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2007/08/09(木)
スチ−ル弦とナイロン弦
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今日は飲み会はない。落ち着いていい子で家にいる。でもあいかわらずやることはギタ−である。最近はとんでもない最高級クラシックギタ−があるので、プライベ−トの時はこればかりでスチ−ル弦にあまり触れない。 帰宅時に遠回りして、中出六太郎のギタ−をいただいた家に焼きあがったばかりの自作陶器をお礼に持っていく。お留守だったので玄関のところに置いてきた。後ほど電話があった。すごく喜んでもらえたみたいである。おまけに、「古いギタ−ケ−スがあるので、その中に昔やってた古い譜面を入れておきます」と。畑に行っていて留守だと思うので玄関のところにおいておきます、ということ。う〜ん、本当にありがたい。ひょうたんから駒・・・ちょっと例えが悪いな(笑)、えびで鯛を釣るってとこか、、いやこれも違うなぁ・・・(笑)。 それにしても、こういう女性が専業農業をやっていることがすごいと思う。自宅ではピアノをやるし、楽しみでやる音楽、ただそれだけである。発表会があるわけでもなし、自分の楽しみのために忙しい仕事の合間をみつけては練習している。こういう姿勢は年下の自分としては大いに見習わなくてはいけないと思う。 さて、最近困るのは指に勝手にできてくるギタ−だこである。硬くなるとスチ−ルにはいいのだが、ナイロン弦には勝手が悪い。太いナイロン弦の上に硬い指をあてるとちょっとコロンという感じになり弾きにくいのだ。ある程度浮いてくるとカッタ−等でそぎ落とすのだが、ここのところ引き続けているのでなかなか浮いてこない。 もうひとつ困るのが、右手の爪、特に人差し指。スチ−ル弦を指弾きするとストロ−クも必要になり、このとき人差し指でやるので爪がへんなふうに減ってしまう。クラシックの場合右手の爪も大事なので、双方を使い分ける場合が非常に困る。 いずれにしても、忙しい仕事の合間に楽しみでやる趣味。それを楽しみにまた働く。趣味に目的はない。楽しみだけである。ギタ−を自分に譲ってくれたWさんの生き方、これは今後の自分の生き方として大いに参考になった。まさに人生の模範となる先輩である。Wさんに恥じないようにがんばりたい。
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