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2008/01/31(木) 値上げ
 なんでもかんでも値上げで参ってしまう。灯油、大豆、小麦粉、食品ではこういう穀物の製品がほとんど値上げ。先日ス−パ−に買い物に行ったら、いつも98円のカップヌ−ドルが128円となっていた。パンや味噌、納豆まで今後値上げとなるだろう。庶民のささやかな食べ物にまで影響が及んでくるのはなんとも・・・。
 中国餃子は又別の問題としても、あれとて6割以上が輸入の冷凍食品、安いという選択条件に安全という選択条件が必要となった。考えてみればへんな話で、安全なのは当たり前のはずなのだが・・・。
 中国に学生の頃研修に行ったのはかれこれ25以上前のことだが、あの頃の中国はかなり遅れていた。しかし今の中国はすごい経済発展である。しかし繁栄しているのは中央部のみというのも又事実。オリンピック終了後に中国は今までの無理な発展のつけが待っているような気がするが・・・。

2008/01/30(水) ふたたびパソコンいじり
 kyさんがパソコンをくれるということで自宅に持ってくる。CPUはペン3の450、なんとかXPが動くのだが、この日ディスプレイが結露によりうまくいかず結局他のディスプレイを使いいろいろといじる。帰りにおみやげにDOS言語でデフラグをして終了と同時に電源を切ってくれるプログラムをパタパタと作り保存しておいてくれた。これは便利である。OSからのデフラグツ−ルももちろんできるが、電源を自動では切ってくれない。
 その他いろいろなフリ−ソフトを教えてもらう。さすがこの町のパソコン関連の大先輩、感謝感激、雨のち雪(笑)。

2008/01/29(火) 良寛
 冬になると良寛にあこがれる。静かに降り積もる雪がそう感じさせるのかもしれないが自省の時間が存在するのだ。

生涯身を立つるにもの憂く懶(ものう)く
騰々(とうとう)天真に任ず
嚢中(のうちゅう)三升の米
炉辺一束の薪
誰か問わん迷悟の跡
何ぞ知らん名利の塵
夜雨草庵の裡
双脚等間に伸ばす

 この詩が大好きである。良寛のことを思い出すたびにこの詩が浮かんでくる。忙しい毎日だが、これに近い心境になれるときがある。不思議とその場合火が燃えている。電気などなく暗闇の中で燃えている小さな火を見ているとこういう心境に近づける。
 昨年の家族キャンプのとき家族はみんなテントの中で眠っている中、眠れない夜をテントから這い出して、燃え尽きようとする炭の中に一本の枯れ木をのせた。ちろちろと燃えている火を夜中の何時ごろだろう?、一人静かに見つめているときにこの詩が浮かんできた。
 人生も半ばを過ぎ、この先に何が待っているだろうか?そんなことは誰にも分からないが、とにかく生きてきた。やがてそんな考えもなくなり、何も考えずにただ小さな火をぼ−っと見つめている。そのとき自我というのだろうか、それに近いものが浮かび上がってきた。
 恐らくこれに近い感じは誰でも経験があると思う。良寛という人は生涯それを実践したのだろうと・・・。

2008/01/28(月) 今日の一言

「人間、解答を明快に打ち出すことはやさしいことです。むしろ解答を出さないで、矛盾に引き裂かれたまま、どこまで耐えられるかが、本当に知性の力なのです」

・・・・・・。

2008/01/27(日) 新年会
 音楽関係の仲間で新年会をする。場所は・・秋山郷。こんな雪の時期になんで秋山郷なのかというと、ひとつは温泉に入りゆっくり出来ることと、ギタ−持込でもOKということ。もちろん4名以上は送迎をしてくれるのだから、ある意味我々としては非常に都合がいいわけである。あっという間に一日が終わる。
 ギタ−弾いているとストレスとアルコ−ルがぬけるせいか悪酔いはしない。今回は特別ゲストでKyさんとムラマサさんに参加してもらったおかげでFLOSKYのメンバ−にはいい刺激になっただろう。ギタ−の上手下手はいきなり練習して上達するものではない。長年の積み重ねで出来上がってくるもので、よくある教則本の「一週間でマスタ−」なんてことはまずありえない。
 Kyさんが今回はギブソンのハミングバ−ドのメイプル仕様限定100本モデルを持ってきてくれたので試奏させてもらう。ズンと来る低音部はたしかにギブソンである。マ−チンとはまったく違う音。マ−チンの鈴鳴の音がいいという人には向かないだろう。メイプルだけあり音がマホガニ−に比べるとやはり固く感じた。メンバ−が「これ、いくら?」と聞いたらKyさん、指を3本立てた。メンバ−が「3万?」と聞き返したので自分がそれに0を加えるとと補足した。30万である。メンバ−は「!!!!」。舶来モノは高いのだ。もっとも中国も舶来ものとは言えなくはないが(笑)。

2008/01/26(土)
 雪国だから雪が降るのはあたりまえとうそぶきつつも、仕事はヒマ。雪はこんこんと降り積もる。こんな日は良寛の登場である。ところが手元に良寛の書物はない。しかたないのでネットサ−フィ−ン。調べるといろいろとあるものである。
 何か一冊まともな良寛の本が欲しいと見てみたが、こういう専門書はとにかく価格が高い。自分としては新書本のようなものではなく、良寛の作品の解説付きのものが欲しいと思っているが、そんなものはない。簡単過ぎるか面倒で歯が立たないかのどちらかである。これは古典の場合によくあることだが、自分のレベルにあった本はなかなかない。
 そんなこんなでパソコンを見つつ、たまに外に出て雪かきをして午後が終わる。時間的に見て積雪量はたいしたことはないが、しつこく降っている。
 もうすぐ節分である。これがひとつの山場だと思う。旧暦で言えば大晦日みたいなもので、節分明けが本当の新春。初春のお喜びは、雪国の場合旧暦のほうが生活に密着している。

2008/01/25(金) 根気
 譜面を見ながらギタ−が弾ければ理想的なんだが、そんなのプロの世界で、我々素人は努力と苦労と忍耐を必要とする。これでは音楽ではなく音苦になってしまうので、たいがいは譜面を毛嫌いする。譜面を見ただけで頭が痛くなってくるという友人もいる。しかし・・これがないとやはりダメである。
 自分の場合はまず譜面をじっと見る。こりゃダメだという場合が多いが、これはもしかして出来るのではと思うと、いきなりギタ−を持ち弾いてみる。TABがあればありがたいが、ない場合は本当に苦労する。
 今回の「鉄道員」はなんとかマスタ−したが、難易度はABCDのうちのAクラス。つまり一番優しいという事。たしかにマスタ−してみると実に簡単だった。一部は必ず難しいところがあるのだが、それはまぁできなくはない。で、やはり左手の薬指がネックとなる。こいつが自由に動いてくれない。薬指の単独運動を練習しているが、手首までおかしくなりそうなのでいきなりは強行練習はしないことにした。あとはセ−ハの問題である。セ−ハしつつ薬指、小指を多用することの多いクラシックは全般に見てかなり努力が必要である。

2008/01/24(木) ヒデオ
 「鉄道員」のビデオが届いたので夜じっくりと見る。いつのまにか娘も来ていて一緒に見ている。勉強は・・?(笑)。
 なかなかいい映画である。家族・・・当たり前のことが少しづつ崩れていく。ばらばらになった家族、それはどこにでもありそうなことだからなおのこと考えてしまう。
 翌年のクリスマスの夜、離れ離れの家族まとまり、同僚や友達が来てパ−ティ−が開かれる。その日パ−ティ−が終わり・・・最後に鉄道員である主人公はギタ−を弾きながら死んでしまう。自分もかくありたいと思った。予想通り余韻が残る映画である。
 外では雪がやんだりふったり。この雪をテ−マにしてモノクロ映画を作ればなかなかいいのができのではと思った。

2008/01/23(水) 吹雪
 いよいよ来たなというかんじの吹雪。小正月過ぎ、ちょうど今頃はどうしても雪が降る。これから2月10日くらいまでがピ−クである。雪国なんだから振るのはあたりまえ。別に騒ぎ立てることもないという感じである。
 雪が降ると仕事がヒマ。これも毎年のこと。クラシックギタ−と格闘している。「鉄道員」は一応指使いはマスタ−した。つっかえるけど(笑)。

2008/01/22(火) コブクロ
 今夜は練習日だが、メンバ−の一人が欠席したので、3人でコブクロを通しで何曲かやってみる。それにしてもKeyが高いので唄うのがやっとこさで、細かいところが音程がはずれてしまう。ましてやハモリなんてできない。
 ここではコブクロだが、自宅では「鉄道員」を練習している。まったく違うジャンルをやることはある意味飽きなくていいのだが、どちらもうまくいかないときはストレスずたまる。とりあえず「鉄道員」は30小節くらいマスタ−。やってみるとそんなに難しいわけではないが、暗譜するまではそれなりのエネルギ−を必要とする。これはもう精神力の勝負である。

2008/01/21(月) 鉄道員 Il Ferroviere
 かなり古い曲である。イタリアの映画音楽。この鉄道員 、Il Ferroviere 、イタリア語でなんと読むのだろう。とにかくこの曲にとりかかった。アルハンブラは指使いはマスタ−したので時々弾いて上達するしかないわけで、それだけやっていると例によって飽きてしまう恐れがあるので、次の曲というわけである。

 さて、この鉄道員 Il Ferroviere はどういう映画だろうといろいろと調べてみると、実に面白そうである。モノクロの時代の映画は大好きで映画の中にエレジ−があったと思う。そしてそれは悲しみに沈むのではなく、不思議と生きる勇気を与えてくれた。 有名なところでは「禁じられた遊び」。これは今見ても名作だと思う。反戦がテ−マだが、最後に女の子が「ミッシェル、ミッシェル・・」と叫ぶところが涙を誘う。最後にあのシ−ンを残してそれで終わってしまうところがあの映画監督のすごさである。この映画音楽も超有名。当時も今も名作と名曲とは切っても切れない関係にあると思う。

 DVDはないかと調べると、あった・・・高い(汗)。金8000円也。とてもとても。今度は中古のビデオを調べる・・あった、金700円前後。いわゆるレンタル落ちのものだがこれで十分である。ポチッと購入。送料入れて1000円以下(笑)。予定だと明後日には到着するだろう。
 まずはギタ−の演奏をマスタ−しなくてはと思う。譜面に書いてある難易度はAクラス。そんなに難しい曲ではないということだが、やはり難しい。映画とあわせてギタ−も楽しむ。まずは曲の心をつかむべし。
 どうして次の課題曲がこれになったかというと、先日のクラシックギタ−の集いでM先生がこの曲が好きだといったことに始まる。なにせ酒に酔っているものだから、「鉄道員 」がどういう曲なのかさっぱり思い出せなかった。翌日聴いてみると、なかなかいいじゃんというわけである。さぁ・・がんばろう(笑)。

2008/01/20(日) ストラト
 暇な日曜日、息子に依頼されていたフレットのすり合わせ第二段と安いストラトの塗装の下準備をやる。
 フレットすり合わせは2回目で、バイト代で買った韓国製の新品エレキはなんと最初からネックが反っていて、とにかく一箇所だけビビルということですり合わせ。これは難なく終了。
 次に以前2,500円で購入したジャンクストラトエレキを塗装をかえると言うので一ヶ月前から息子がコツコツやっていたもの。
 サンダ−でおおまかな塗装はがしをしたのでところどころが凹んでいるのをパテ埋め、一昼夜置いたあと紙やすりで平面を出した後に導管埋め。サンディングシ−ラ−なるものが田舎では手に入らないので、ニスを薄めたものを軽く塗った。明日は下塗りをしようと思う。元の色は赤のメタリックだったのをクリ−ム色にしてくれと言うことである。親子ともどもよくやるものである(笑)。

2008/01/19(土) ショップパソコン
 雪のために仕事は暇なので、夕方4時ごろから友人のパソコン設定に出かける。車で20分ほどかかる山間部、雪道が心配であったが、うまい具合に午後からは晴れて道路も乾いていた。この町はこんな場所にも光ファイバ−が通じたのかと思うと、現町長を見直さずにはいられない。公約の一つだったのである(笑)。
 実は一週間前に自分のパソコンを使い、友人のタワ−パソコンを購入した。有名なアキバショップのドスパラ。スペックは以下のとおりだが、500GのHDDを160Gに落とし、OSはXPのHE、SP2にして、セキュリティソフトをひとつ買い、HDDのパ−ティションを30Gと130Gに分けてもらった。もちろん自分でやれば金はかからないが、OSまで入れてやるのは時間がかかるので、そこは友人からお金をだしてもらう。

■Athlon64 X2 4200+(デュアルコア/2.2GHz/L2キャッシュ512KB×2)
■NVIDIA® GeForce®7050PV チップセット マイクロATXマザーボード
■2GBメモリ (DDR2 SDRAM / デュアルチャンネル)
■160GB ハードディスク (7200rpm / シリアルATA II)
■DVDスーパーマルチドライブ (DVD±R×18 / DVD-RAM×12 / DVD2層書込み対応)
■オンボードグラフィックス

 友人宅に行き、ディスプレイをつないだ状態でスイッチを入れると、いつになっても真っ暗。おかしいなぁ・・しかしよく聞いているとBIOSの立ち上がる音がピッと聞こえる。これはもしかしてと、もうひとつの古いCRTにつなぐと案の定普通にXPが立ち上がった。この状態でイイヤマのディスプレイの品番を確認してドライバ−をDLしてからインスト。それからまたイイヤマのディスプレイにつなぐとお見事画面が登場した。
 それから各種ソフトをインスト、農家民宿を経営しているのでそのHPを作りたいということでビルダ−も購入してあるのでそれも簡単に説明。夕食までゴチになり帰宅したのが8時半過ぎ。 やはり新しいパソコンはサクサク動き早い。気持ちがいい。自分のパソコンもと思うが、とりあえずこれで十分。それより来年は息子にノ−トパソコンを持たせなくてはいけなくなるので、自分の物どころではない。パソコンは急いで買うものではないと思う。一年でも過ぎると新型が登場するからだ。
 パソコン、今は生活の一部となったが、すくなくとも5年ほど前までは自分は何も出来なかったのだから、やはり時代である。

2008/01/18(金) ボ−カル
 歌がうまければいいなぁとおもう。昔はもう少し高い声が出たが、今は酒とタバコでぜんぜん高い声が出ない。自宅に戻り女房がいないので、エリ−トの000モデルのボロボロのギタ−を半音ダウンしてコブクロのmiss youを思い切り歌ってみる。これだと黒田の太い声がまぁまぁでる。
 唄っていると娘がやってきて一緒に歌う。この歌いいよねぇ・・コブクロはサビの部分がすごくいいと一人前の口を聞いた後、携帯を水洗トイレに落としたことを打ち明ける。なにぃ〜というわけで、よく考えると買ってからまだ一年経っていない。機種変更はまだできない。出来るけど高い。しかも水没は保障がきかない。さて、どうするか・・・。ま、そんなの店に行ってから相談するしかないという結論に。
 

2008/01/17(木) コブクロ
 あまりに仕事が暇なもので、もう一人暇なメンバ−、FLOSKYボ−カルにきてもらい、コブクロのmiss youを練習する。歌がまだよく覚えていない。
 この歌は前半を小渕、後半を黒田が担当しているが、自然と黒田の部分を自分が担当するようになる。しかし、後で考えると黒田パ−トの部分のほうが歌の部分が多い。やはり半音ダウンか(笑)。

2008/01/16(水)
 いよいよ寒波の到来・・とは言ってもまぁ屋根の上を見ると積雪は30センチくらいか・・いしたことはないなぁ。今回の寒気団は雪そのものを降らせるのではなく、どうやら寒さだけのようである。
 いずれにしても雪が降る日は仕事も暇なのでコブクロのmiss youなんぞをコ−ドを探りふりつける。相変わらず間奏はストリングスでコ−ドがわかりにくい。そしてあすかわらずではあるがキ−が高い。歌えなくはないが黒田パ−トが無理して歌うと線が細くなるので、やはりお決まりで半音ダウンか・・(笑)。これ、なかなかいい歌である。失恋の歌ではあるが、さりげなく回想している雰囲気でサラッと唄う歌である。では、コピペ。

悲しみの涙が今まぶた振わせ る
切なくて ただ悲しくて
こころから愛したから 願いかけたから
目の前で崩れるとき 息も出来なかった
君と初めて行った あの海岸を 一人歩く
寄り添う影思い出して 砂がやけに重たくて
あの日のようには 歩けない   I Miss You So  Much

※ 言葉選びながら君は  別れの言葉を告げたね
  僕にくれた最後の優しさ 今も波の音聞くたびに
  寄せては返す あの恋はもう 消えた砂の城
 

人はみな 恋の中で心狂わせる
自らも止められぬほど 
坂道を転がるように 突然訪れる
別れなど見えなかった 光でまぶしくて
君じゃない誰かに 心ゆだねて 街を歩いても
あなたの影映していた 押し殺した感情なのに
忘れることなど 出来なくて  I Miss You So Much

※ただそばで笑いあえてた 
 何気ないその毎日が
 眼に浮かぶよ  走馬灯のように 今も
 笑顔もすねた顔も 回り続ける
 あの時はもう まぼろしのように

以下略

 

2008/01/15(火) 練習
 定例の練習日である。ところが先日クラシックの集いをやった後なので、ついつい比較してしまい、なにぶんにも我々のグル−プのギタ−技術のまずさが目だってしょうがない。そこで今年は基礎練習に力を入れようと話をする。形はできていても、どこか違うのである。仮にも人前で披露しようというからにはいくらなんでもこのままではまずいのである。
 ということで基礎練習。これは自分もそうだが毎日の練習の積み重ねが大切である。と・・・偉そうに・・(笑)。

2008/01/14(月) 連休
 別に仕事を休みたいわけでもないが、世の中は連休である。成人の日か・・などとカレンダ−を見てみた。無理に連休にしようというお役所の目論見により、小正月と言う田舎の行事が薄れてしまった。1月14日といえばかまくら作り。子供の頃は楽しかった。今それを作ろうというのは大人のよき時代を知っている人で、子供たちで自発的に作る人仲間はまずいないだろう。だいいち今年あたり作ろうとしても雪が少なくて作れない。3年前の豪雪がまるでうそのように2年連続で小雪である。
 とにかく休みなのでギタ−を弾こうと思うが女房が同時に休みなのでギタ−が弾きにくい。うるさいというのがその理由だが、たしかにうるさいよなぁと自覚している。というわけでごろごろ二日酔い気味の体をもてあましてチロという猫と遊ぶ。まだ遊び盛りじゃれ盛りである。

2008/01/13(日) ネット仲間
 夜にネット仲間の飲み会に参加した。この町のインタ−ネット、ホ−ムペ−ジの走りの頃の大先輩たちと一緒に飲んだ。このサイトを自分が始めた当時、いろいろなことで色々な人にお世話になった。だからこの仲間と飲むのは実に楽しい。
 自分がパソコンを始めた頃は、この町はまだアナログ。子供たちのインタ−ネットを時間で制限していた。特にネットにつないでいる間は電話は話中になっているわけで、それも困る問題のひとつなので、夜8時以降じゃないとダメだと決めていた。サイト作りもいかに軽く作るかを諸先輩からいろいろと教わった。
 あれから半年でISDN、一年でADSL、そして昨年度は光ファイバ−がこの町全体につながったのだから、あの頃から思うとまるで夢のようである。NTTさんに感謝である。
 同時に携帯電話も普及して、通信費が家計の中でしめる割合が高くなった。エンゲル係数ではないが、あれは高いほど貧乏と言うことだが、この通信費が高いということは、ある意味先進的とも言えるわけで、ただし自分がやめない限り一生かかってくる必要経費。自己管理が出来ないとちょっと怖い気もするが・・。

2008/01/12(土) 將東遊題壁
將東遊題壁 釈月性

男児立志出郷関  男児志を立て郷関を出ず
学若無成不復還  学もし成るなくんば復還らず
埋骨何期墳墓地  骨を埋づむる何ぞ期せん墳墓の地
人間到処有青山  人間到るところ青山あり

 この詩は自分が東京に行くとき手帳にメモしておいたものである。ひょんなことから田舎に戻り家を継ぐことになったが、もともと自分は次男であり、子供のときからこの家を出るものだと決めていた。だからこの詩の通り自分のお墓はどこになるかわからないし、ふるさとは遠くにありて思うもの・・であった。
 今この詩をふと思い出しネットで調べてみた。当時は何でも手帳にメモして持ち歩いていたものである。もちろん当時のシステム手帳は無くしてしまったが、とにかく気にいった文章や詩や俳句、短歌などを順不同で殴り書きしていた。あの頃から数十年、今田舎にいて思うことは、やはり夢は若いときだということである。この手帳を持ち歩いていた当時24歳、時間というものが無限に思えた。有限と思っていてもやはり無限だったのだ。そして今思う、人の一生とはなんて短いものだろうと。
 今の自分は内省に動いている。外に自分の感情は向けない。良寛のように田舎の中で没することができたらそれはまたそれでなんてすばらしいだろうと。田舎暮らしというとまるでよそ者のようだが、一度外に出た身は、逆に田舎というものは新鮮に感じてしまう。だから趣味が多いといわれるが、とにかく何でもやってみたいという思いが強い。そのために田舎に帰ってきたのだからと。
 今年は何をしようかと考えている。そろそろ百姓を楽しむ時期かなと思っている。車も軽トラックに変えて、田舎の百姓の親父になるのも悪くないなぁと思う。自給自足は田舎ぐらしのある意味基本だからだ。しかし・・お金を稼ぐのはまた別の問題。いわゆる格差社会、田舎は経済を圧迫されてくるだろう。自分だけは・・・と言うわけには行かない。みんな同じアナのムジナ。ひとりがコケレバみんなコケル。田舎にはそういうところがある。助け合うことも田舎ではすごく大切なこと。今年の抱負はまぁこんなところか・・・。

2008/01/11(金) クラシックギタ−の集い
 本日はクラシックギタ−の集いということでムラマサ氏とM先生それにスペシャルゲストkyさんを迎えて酒を飲む。Kyさんはマ−チンを持ってきてもらい、あとの3人はクラシックギタ−である。
 しかし、M先生ははご年配である。持参された譜面を見るとクラシックはまぁ問題ないが、他の流行歌に関してはやはり演歌系統が多い。それでもすべてあわせられるところがすごいというか・・・(汗)。
 まぁ楽しい一晩であった。ギタ−と酒があると他には何も要らないというところ。それにしてもアコ−スティクギタ−はいつもながらすごいと思う。伴奏楽器でももちろんいいし主旋律でもいけるし、ある意味万能である。ピアノは持ち運びが出来ないがギタ−はどこでも気軽に持っていける。なんて・・今更言うまでもないか(笑)。

2008/01/10(木) 小雪
 小雪という女優がいる。結構好みだが、それは女優としてである。東洋的な顔立ち、涼しげなク−ルな目元。しかし、よく考えてみると今風な顔なのである。昔の女優にはないタイプ。
 本来の日本の美人タイプは、飲み屋によく貼ってある復刻版のサッポビ−ルの広告のポスタ−や小津監督の映画に登場する顔立ちではないかと思う。時代とともに女優の顔は変化していく。しかし、化粧やそういうごまかしによりどうにでもなるという現実を知らずして男はいろいろだまされる。これもまた歴史的事実。クレオパトラの鼻があと何センチの例や傾国の美女楊貴妃の例を持ち出すまでもなく、男は結局女の手のひらのうちでもがいているだけのような気もする。自分の父もそうだったように、自分もまた結局女房の手の内で踊っているような・・(笑)。そのほうが楽には楽だが・・・(笑)。
 おっと、違う違う・・今年は小雪であると書こうとしていたのだ。今頃雨が降るなんて、、、。まるで違うことを書いていた(笑)。
 

2008/01/09(水) 哲学
 人は何をするために生まれてきたのか・・・などと哲学的に考えた時期が自分にもあった。しかし、この年齢にもなると、それがいかに傲慢なことなのかがよくわかる。人は何のために・・と考えること自体が傲慢なのだ。
 今自分が考えることは、父がいて母がいてそして自分が生まれてきて、妻をめとりそして二人の子供が生まれた。それだけである。そこには理由はない。我々は実は生きているのではなく、生かされているのだ。などと面倒なことを考えることも実はナンセンス。何かの本に書いてあったことをふと思い出す。
 「人は飯を食って寝てくそをして、たまにセックスをする。ただそれだけの存在だ」と。これには何も言い返せない。あるがままに・・過ぎ行くがままに大河に流され大海に身を投じていくだけ。また大人になった・・いや、また年をとったのか・・(笑)。

2008/01/08(火) 手の大きさ
 アルハンブラを弾くのに手が小さいことを嘆いた時期がある。せめてあと3ミリ指が長ければと・・・。
 しかし、これを見てそんな考えは吹っ飛んだ。子供用のギタ−とはいえすごい!!

http://www.youtube.com/watch?v=LaHaRUPfKok&feature=related

2008/01/07(月) 七草がゆ
 今日は七草粥を食べる日だそうで、5時過ぎに女房から春の七草のセットのやつ買ってきてと電話があった。帰りに一軒のス−パ−に寄ってみたが売っていない。今度はJAのス−パ−に行ったがやはり売っていない。ま、青いものなら何でもいいだろうと3種類くらい買って帰る。
 帰るともう粥は出来上がっている。それにぶっこんで出来上がりである。ふと見ると料理の本が開いたままカウンタ−の上にある。
「おまえなぁ・・お粥くらい本を見なくても・・」と言うと
「おいしく作ろうと思って」と女房が答える。う〜ん・・・なかなか努力家である(苦笑)。
 食事後、ギタ−を持ち、家族にアルハンブラが漸く弾ける様になったぞとうれしくて思わず言うと家族は「よかったねぇ・・」と感情のない声であきれた言い方。おまえらには所詮分からないさと弾き始める。みんなそれぞれ別のことで忙しい。もっともヘタクソな頃からずっと自分のアルハンブラを一年間聞き続けていたのだから無理もないのだが・・・(苦笑)。

2008/01/06(日) 乾燥機
 洗濯物の乾燥機を女房が購入した。一万円くらい出してよといわれて泣く泣く財布の中から一万円札を出す。一万円札に羽が見える(涙)。
 さて、息子があさってからスキ−授業があるといわれて午後よりスキ−を用意するもスキ−靴がどうしても見つからない。3時間くらい探したがやはりない。しょうがないレンタルとばかりにフ○○スポ−ツ店に行くと、靴だけのレンタルもしてくれるという。1シ−ズン春までで6千円くらいかなぁと店の親父は考えていたが、突然「これまだ新品なんだけど8千円で買いませんか?」と言った。差額2千円。迷うことなく財布から8千円。今度はお札に足が見える(涙)。予定外の出費である。これだからギタ−の弦もサバレスなんて張れないんだらなぁと思う。
 息子の高校にスキ−を届けに行くついでにブックオフに本を売りにいく。50冊持っていって半分は値段がつかずに処分に同意。残りの本が買い取り価格440円。ま、いいかとその金を握りしめ、奥のほうにあるハ−ドオフでエレキの弦を購入。本も捨てるよりはいいかと納得しないとなかなかあの値段では売れない。物があふれている時代である、市場原理で安くなるのは仕方ないが、ちょっと情けないなぁと思った。

2008/01/05(土) ナイロン弦
 仕事場のヤマハのクラシックギタ−は2週間前にサバレスの弦ををはったばかりなのに、やはり4弦の2フレットのところの巻き部分が切れた。たったの2週間である。アルハンブラばかりやっている生だと思うが、これは考えなくてはいけない。サバレスは価格が高いのだ。
 そういうわけで夕方6時過ぎに楽器店にバラ弦を買いに行く。この楽器店は老舗なのでいろいろなクラシック弦が置いてある。オ−ガスチンのいろいろな種類を見ていると、あ、サバレスめっけとばかりに価格を見ると・・・高い(汗)。いわゆるピンクラベルのノ−マルテンションである。これって・・・もしかして定価(汗)。
 躊躇していると店のお兄さん、練習なんだからこちらの安い弦にしといたらどうですがと薦めたのが全音の弦。結局言われるがままに4〜6弦のみ購入。今度また4弦が切れたら4弦のみ購入すればいいわけである。
 帰ってから張り替えて弾いてみると、やはりサバレスに比べるとメリハリがない。ま、いいかと妥協。財布の中身を考えるとそうそう偉そうなことは言えない。なにしろまだヘタクソなのだからこれで十分だろう。

2008/01/04(金) 仕事始め
 本日より仕事。午前中は忙しかったが夕方は暇になったのでアルハンブラの最後の6小節にとりかかる。譜面とにらめっこ。2時間必至でやったらなんとか暗譜できた。これで1月中に弾けるようなればちょうど一年で弾けることになる。あいかわらずハンマリングとプ−リングのところは苦手だが、あとは練習練習である。いい年して自分もよくやるよなぁと思うが、これがあるから仕事もがんばれるし、生きていけると感じている。
 このアルハンブラは最小演奏時間で約4分。時間にしたらそんなに長くはないのだが、運指をずっと見ていると右側の首が痛くなってくる。慣れればいいのだろうが、まだまだ・・・。首に鍼をうちつつ練習に励んでいる(笑)。

2008/01/03(木) 正月の終わり
 明日から仕事である。酒漬けの毎日、あっという間に正月が終わった。今日は特に何もない一日。またギタ−。女房いわく「あっちでもペンペン、こっちでもペンペン・・・」というわけで息子と自分のことである。息子はもちろんエレキである。
 息子は年末にバイト代で重いエレキを購入したのだが、すぐに改造、EMGのハムバッキングをふたつ取り付けて悦に入っている。このEMG、アクティブなので電池が二つ、重いエレキがさらに重くなった。
 しかし、1弦の14フレットがビビルと言うことですりあわせを頼まれる。アルミのスケ−ルをあてて観察すると、15フレットが高いのではなく14フレットが低い事が判明。全体的に下げるとかない。結構大変なのだが、ま、暇な正月である。がんばってやってあげた。そんなこんなで正月が終わる。

2008/01/02(水) 年始
 買い物に行ってから女房の実家に年始の挨拶。この家、猫が3匹もいる。猫に会いに行くようなものである。ビ−ルをごちそうになり酔って帰る。う〜ん、酒漬けである。この正月体内からアルコ−ルが切れることがない。
 んで、正月は暇なものだからまたギタ−の練習。もちろんアルハンブラである。そこで気がついたのだが、中出六太郎のギタ−はこちらがいい加減な弾きかたをしているといい加減な音しか出ない。サバレスのハイテンションを張っているのだが、どういうわけかヤマハに比べるとテンションがきつい。このギタ−にハイテンション弦は合わないのかと思っていたら、あるときとんでもなくいい音が出たわけである。つまり弾き方なのだ。アルハンブラのトレモロ部分は結構力を入れて弾かないといい音が出ない。同時に爪の伸ばし方にもかなり影響する。年末に爪を切りすぎたためにいい音が出ないのだ。銘器はやはり人を選び、使いこなしも難しいというところ。

2008/01/01(火) 賀正
 新年あけましておめでとうございます。・・・って今頃(苦笑)。なかなか筆がのらなくてって感じである。プログという言葉がまだ定着していないか定着し始めた頃にこの気まぐれ日記を始めてどれくらいになるのだろうか。その間、まともにやらないでもたまに見てくれていたみなさん、ありがとうございます。独り言できまぐれでを前提に始めたわけですが、つまらない小説や詩を書いたりして、本当は自分を慰めていた部分もかなりあったわけで、真面目に見ていてくださった皆様には本当に感謝感謝です。
 カメラや写真のサイトなんですが、いつのまにか音楽とギタ−ばかりのブログとなり心苦しく思っています。なぜ写真のことを書かないかといいますと、最近の肖像権云々がかなりトラウマとなりシャッタ−が切れないのが実情です。撮りたい写真、撮れてしまった写真、撮らされてしまった写真と様々ですが、一番つらいのは撮りたくない写真、人に見せられない写真ばかりとなってしまっている事です。
 撮りたい写真はやはり人間です。写真も音楽も絵画も、いわゆるあらゆる芸術において帰納するのはやはり人間だと考えています。この人間を無視した芸術はもはや芸術ではないと言うのが自分の持論です。感動すると言う感情は人間だけが持つものであり、犬や猫はたぶんリズムは感じても旋律の美しさには感動できないと思います。人間の美しさを表現するのも芸術なら、人間の醜さを表現するのもまた芸術であると考えています。
 その人間というものは集団欲というものがあり、この集団欲というものは他の生物にはないと聞いています。早い話が一人では生きられないと言うわけです。群れをなします。その群れの美しいものが団結力であり、まさに本能そのものです。この団結力は時に戦争と言うものを引き起こす原動力となっているのもまだ事実ですが、この欠点をうまく利用したのが新興宗教ではないかと思います。
 話が飛びましたが、この団体の最終単位が家族であり、この家族愛が集合して村を作り町を作り国を作り世界を作っていくと言うわけです。だから、この最終単位である家族を大切にすることが一番大切なわけで、音楽も写真も原点は家族であると考えています。家族を大切にできないということはあらゆる点でやはり駄目だと思います。
 家族の記念写真こそ写真の原点であると言うのは自分の確固とした信念ですが、この一年、信念どおり家族を大切にし音楽を楽しみ、いろいろなことにまい進していきたいと考えています。本年もどうぞよろしくお願いいたします。


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