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2008/02/14(木)
ベス単の世界
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先日自分のところに一通のメ−ルが届いた。自分のブログを読んで、おじいさんのベス単のレンズをデジタルEOSに取り付けたいということである。こういう超オタクでマイナ−なサイトをやっていると時々カメラの質問がメ−ルでくる。そういう場合はできるだけ親切に説明してあげることにしている。仲間が増えることは楽しいことだから。 さて自分も久しぶりにベス単のレンズを持ちだし、古いカメラのオタク雑誌を開いてみた。やっばりいいなぁと思う。大正時代の光・・・。くっきりはっきりの写真があたりまえ、ピンボケもシャ−プツ−ルである程度補正できるデジタルの時代。こうなってみると、こういうレンズの世界が逆に新鮮に思えてくる。 ベス単がデジタルになる時代である。ベス単の最盛期の大正から約90年、よもや当時の人達はこんな時代がくるなんて考えもしなかったであろう。できればタイムマシンに乗って教えてあげたいとふと思ったが・・・知らないほうが幸せだろうと思いなおした。なぜなら知っていることの不幸を一番よくわかっているのは自分なんだから・・・・。
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