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2008/04/01(火)
いきなり赤ラベル
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十日町の高校のときの後輩Tが、自分のサイトを見ているということで久しぶりにTELがあった。後輩とはつまり音楽関係の後輩だが、彼とギタ−の話をしていると、マ−チンのD−28を最近買ったという。うわ〜・・すげぇというわけで、話がヤマハの赤ラベルにとんだ。なんと持っているという。FG−150の赤ラベルの後期モデル、3ミリドットの音叉マ−クである。 早速夕方そのギタ−を借りに出かける。D−28も弾かせてもらいたかったが時間がないのでパス。とりあえずとんぼ返りで車の中には裸の赤ラベル。家に帰り、わくわくしつつチュ−ニング、ジャ−ンとCコ−ドでストロ−ク、・・・すげぇでかい音。なるほど、これがプレミア赤ラベルか!! ピッキングで軽く弾いても胴鳴りがすごい。なんだ、このギタ−は!!!ただし弦間が狭く弾きにくい。この時期のギタ−は総じて弦間が狭い。ま、それはどうにでもなる問題だが、全体の見た目が安っぽい。この時期何種類かの赤ラベルが発売されているほけだが、FG−180を筆頭にFG−150、FG−140、FG−110と12弦の特殊ギタ−を除くと4種類。後期のものは量産体制に入り、あたりはずれが多いと聞くが、このFG−150はたぶんあたりなのだろう。 難点は音のバランスが悪い。これは悪く言えば、音がでかいけど下品な音である。ストロ−クでそれがはっきりと出てくる。それと弾き語りをすると歌の邪魔をする。これはちょっと困る。よくギタ−を女性に例えるが、これはオバタリアンギタ−である。図々しく、でしゃばりで常識をわきまえない。しかし生活力旺盛でたくましい。そんなイメ−ジを持ってしまった。 このギタ−に似合うのはカントリ−ブル−スであろう。黒人の年寄りのダミ声が似合うように感じた。 いくらで買ったとあとでTELで聞くと2年前に3万5千円で長岡の中古楽器屋で買ったという。試奏させてもらい気にいってすぐに持ち帰ったということである。しかし帰ってからいろいろと弾いてみると弾きにくくて、あまり使っていないそうである。いくらで売ると聞くと、ずばり2万円だという。う〜ん、しばらく預からせてくれとということで電話を切る。 その後、FLOSKYのボ−カルにTELする。ちょうど彼と赤ラベルの話をよくしていたのでジャストタイミングなのである。今度の練習に持っていこうと思う。
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