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2008年7月
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2008/07/04(金) シンコベ−ション
 今夜も練習。女房が演劇鑑賞に出かけたので早めに家を出る。蒸し暑かったので、店に入るなり生ビ−ルを頼む。つまみはモロキュウ。厚厚と切ったきゅうり。地場モノで新鮮。こいつが実にうまい。
 さてと・・コ−ド譜を取り出し、いきなりコブクロの「桜」。オリジナル半音ダウンなのにそのまま唄う。疲れる・・。その後マスタ−にシンコの指導。う〜ん、いまいち。シンコがないとノリがぜんぜん悪い。
 もう一人ボ−カルが登場。次回演奏用をひととおり。まぁまぁでしょう。来週から週一回にする。これ以上練習しても上達しないのが見えているからだ。
 飲んだので車はおいていく。歩きながらボ−カルといろいろ話す。2人でユニットを組もうと。バンドはやはり重くなる。一人の失敗は全体の失敗につながる。正直大変である。じゃバンドはどうするのか・・これはこれで残していいと思う。ひとつの考え方だが、老人ホ−ム慰問バンドでもいいと思う。昔の三橋美智也とかやるのも面白い。結構三橋美智也は好きだし(笑)。
 我々昭和中期生まれは、戦争が終わり高度経済成長とともに育ってきている。日本の軽音楽の歴史がそのまま我々の時代に当てはまる・・・ちょっと違うか・・それを言うなら自分より少し年上の人たちか・・・(笑)。とにかく演歌というジャンルがなく歌謡曲と一言でくくられた時代なのだ。
 歌はジャンルに関係なくいいものはいいと思う。歴史に残る曲とはそういうものだろう・・などと考えながら帰宅。かろうじて午前様にならず帰宅。愛猫のチロコがお出迎え。
 風呂にすぐ入り、パソコンの前に座る。起動している間にいろいろな事を考える。タバコに火をつけ遠い眼をする。この瞬間、妙に心の中に隙間風がしみ込んできた。なんだ・・この気持ちは。やるせないような気持ち。初恋のあのキュンとなるようなものに近いが、もちろんそれとは違う。一言で言えば寂寥感なのだろう。
 陶芸雑誌に掲載されていた骨董に「野晒し」というものがあったのを思い出す。備前だと思ったが、骸骨に蛇が絡まったものである。なんかそういう気分である。努力してもしょせん死んでしまえばこうなるみたいな感じである。
 ああ、いやだいやだ、こんな事を考えるのはやめようと思うが、なかなか胸の不安感は収まらない。こんなときは酒でごまかすのが一番だが、さんざん飲んで帰ってきている。アルコ−ルはもう辞めておこう。心の中に吹きすさんでいる風を抱きながら床に就く。良寛の詩を思い出しているうちに寝たらしい。夜中にチロコに起こされる。おしっこ、か・・・玄関の戸を少しあけてやりまた眠ったようだ。
 翌朝、何か夢をみたような気がするが思いだせない。とても悲しい夢だったような気がする・・・・。


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