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2013/04/01(月)
母の死
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久しぶりに日記をつけよう。最近はネットというものに振り回されるがいやになり、ミクシィもフェィスブックもやっていない。 使いこなすはずのパソコンに使われていることに気が付いたからである。それが楽しみのうちはいいのだが、コメントに返信しないと失礼だし、それが負担になったらやめ時だろうと考えた。 2月の8日に母が急死したので、バタバタしていたが、49日も終わりほっと一息である。母親だし、悲しかったが、忙しくて泣いている暇もなく初七日を迎えて、悲しさはいつも心の底にあるのだが、一週間経つたびに心が落ち着いてきた。ふた七日、み七日と家族で般若心経をやった。心経は若い時からやっているし、それなりに本も読んでいるので、嫌いではない。 よく亡くなった人が夢枕にたつというが、自分にはそういう経験がない。ただ49日の法要が終わった夜に母の夢をみた。外にいた母を見つけて、玄関の階段を抱いて家に連れて帰り家族にばあちゃんが帰ってきたよ・・って言って、しばらくしたら息子がばあちゃんが出て行ったよと息子が言ったので、あわてて外に飛びだすと、母は隣の家の隣に、現実にはない掘立小屋の車庫のような中には入っていく後姿が見えた。急いで中に入り母を呼んだが、母はいなかった。たぶん、これであの世に旅立ったのかもしれない。 最近はときどき考える・・母ならこんなときどうしたかなって・・それは自分の心の中で母が生きているってことなんだなって。 面白いと感じたのは、夢の中の母は、やっぱり認知症だったことだ。それでいいんだと思う。認知症のまま、過去のことは忘れて旅立っていくほうが母には幸せなんだと。
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