満点バイク。アフリカ準備編。
日本一周を終え、8月からのケニア〜南アフリカへ向けての日々です。
背景色は目にやさしい緑使用。わは
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2004年6月
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最新の絵日記ダイジェスト
2004/08/11 池田市長に挨拶
2004/08/10 撮影。
2004/08/03 狂犬病予防注射2.
2004/08/02 ラジオ。マダニー。
2004/07/30 Hongera sana!!!!!!

直接移動: 20048 7 6 月 

2004/06/30(水) 武士と再会!!と、夜はアフリカ料理で下地家おもてなし!
今日も暑い!
なにを思ったか、炎天下12時、山に仙人修行に出発。
ハチがでたら帰ろう。

いつものように山を上ってたら、車道を歩いてくる人影が。この暑いのに。。。ってあたしもか。

と!!!
「あっっっっっっ!!!!!」
お互い驚き!!!!!

美緒「お久しぶりです!!!!!!」
武士です!もとい、吉田さん!日本一周出発前に、この山で木刀をいただいた、吉田さん!!

武「今日広報見たら、あんた載っとったから、おるかなぁ思て。すごいことやったんやなぁ!」

と、少し上って秀望台で座って話しをしました。

武「ただの棒(竹刀、刀のことを武士業界ではこういうのかな??)振りねえちゃんかと思ってた。」
いやぁ〜〜(^^;)
確かに、日本一周前は「ただの」棒振りねえちゃんやったかもしれへん。
それだけ、なめてた、というか口では、やるやると言ってても、わかったつもりでいても、やはり見る人が見たらわかるのかもしれへん。


武「40年、刀振ってきたけど、未だかつて満足な振りは一度もしたことがない。」
まわりの人から見れば、すごく切れがいい、すばらしい振りなのだけれど、自分では満足していないという。

「満足はしてないけど、不満はない。」
恋愛でのことやけど、以前あたしにこう言った女の子がいた。


「満足しても〜たら、そこで終わってまうやん。」
昔、サッカー少年(青年?)はあたしにそういった。


「満点をつけて自分をいっぱいほめてあげて次に進む力にするの」
といったフラメンコの先輩がいた。


満足かぁ。満点かぁ。
あたしの満点バイクには「満点」って名前がついているけど。

満足じゃないから、まだまだ、何があるんやろう、って思うからおもしろい!!!!
て気持ちもある。
気持ちが、すごく幸せな状態にあるから、そう思うのかもしれない。

向上心。欲張り。
二面的やな、満足。

満ち足りる。




夜ご飯は、東アフリカな料理を作りました♪(タンザニアザンジバルのママ&外大のアフリカンママ竹村先生直伝!)

☆メニュー☆ 
 ムチュジ(トマトシチューみたいなもの。)
 ワリ・ワ・ナジ(ココナツライス)
 サモサ(アフリカンな春巻き。インドにもあるよ。)
 あとは、居酒屋メニュー(居酒屋バイト長かったので。料理してない             けど 笑)


「すごい、心配だった。食えんのかって。」と、いってたみっちゃん(失礼やなぁ!!!!笑)
「うまいな、これ!!!!」
と、下地家、山崎家ともに、大好評でした♪

父も加わり、7人揃って最後の晩餐♪

2004/06/28(月) ゆんたの名づけ親と鳥取で!?!?
鳥取で会ったバイクのトチローさん(5月7日日記参照)、なんとまぁあたしの母校の桜塚近辺に住んでいる、ということで、
「帰ったら一杯おごるよ!」
で、今日飲みに連れていってもらいました(^o^)

鳥取で会った人が、母校の近所の人、ってだけでも驚き!

驚きはまだまだ続きます。

トチローさんは、昔自転車で日本一周をして、なんとまぁ、青森にいったとき「みちのく温泉」で働いた、と!!
はい、5月18日の日記参照、あたしも働いたところです!!!!!
うっへ〜〜。
あの女将さんは、旅人見つけてビビッとくるとスカウトするとは言ってたけど!!!!そうなんやぁ〜!!
で、青森トークで盛り上がる。


さ・ら・に!!!

トチローさん「昔、動物の保護施設で仕事しててん。」

美緒「もしかして、能勢のハッピーハウスですか??」

ト「そうそう、なんで知ってんの?!結構マイナーやのに」

美「うちの犬、そこでもらったんですよ〜!!!」

ト「ほんまぁ!!!」

美「ユンタ、っていいます!」

ト「!?!?!?え!!ユンタの飼い主なん!?!?!?ユンタって名  前つけたん俺やで!!!!」

美「!?!?!?」


うちの犬ユンタは、能勢にあるハッピーハウスという、動物たちの里親を探したり、保護したりしてる施設からいただきました。
そう、トチローさんは、そこの元職員で、さらにユンタの名前を付けて、世話をしてくださってた人なんですと!!!!!!

びっくり!!!
そんな人とまさか鳥取で!!
これで、今回の旅にユンタもつながったみたい。

ほんまにすごいなぁ〜〜。

2004/06/27(日) 六甲。ヨルバ、美緒お帰り会!
下地一家と、父母あたしで六甲山へ。

そしてヨルはヨルバ語大先生、塩田先生主催美緒お帰り会!
沖縄料理屋。
塩田さん、飲んでました。笑
いやぁ〜〜〜ヨルバズはいいなぁ〜〜〜♪

スワメイツ(大阪外大スワヒリ語科の人々。勢力拡大中。)後輩たちが、あたしのHPをみてくれていたということにかなり感激!!!!

「日記の、新潟でおじいちゃんと一緒に走っているところがよかったです。」「感動してました。」
とか、言ってくれて、もうぅ!!!うれしい!!!!

「自分もがんばらなきゃなぁと思った」
めっちゃうれしい。あたしこそ、みんなに力もらってる。
けど、あたしの動く力、あたし自身(なんかな?)がまた、誰かの力になってる。
人のつながりってすごい。
こんなとこでも感じられる。ほんと、支えられてる。
言葉で現すと、簡単に、しかもお決まりの、ちょっとキレイ事であるかのように聞こえるかもしれない。

けど、ほんとうに。
力を感じたら、強い。

坂本達さんはじめ、いろんなサイクリスト、あたしが読んだいろんなエッセイ、本、メッセージなどで、人の持つ力、というかありがたさについて、たくさん教えられた。

すごいなぁ〜〜、と心動かされ、感動した。

けど、ほんとはわかっていなかったのかもしれない。
残念やけど、あたしは日常の生活からしっかり感じ取れていなかったのかもしれない。
「旅にでないとわからないようじゃあかん。一日一日をしっかり生きよう。」
あたしが去年の仙台旅行の時に言われた言葉。
いくらわかったと思っても、実際はわかったつもりなのかもしれない(養老たけしバカの壁、にもそんなくだりがあったなぁ)

この旅で、人の力を実感できて、言葉にならない時があった。
わからないけど、走りながら泣いているときがあった。
すごい力が動いてる。
すごい力があたしを動かしている。

生きるって、すごいなぁ。


ちょっととりとめなくなってしまいました。。。。
どんまい!!!!!!!!!!!!

2004/06/26(土) 札幌からの来客!
札幌で7日間居候させていただいた、下地一家が大阪に遊びにきました!そして、今夜は山崎家で歓迎会♪そしてお泊まり♪

☆語句説明☆
下地一家・・・みっちゃんさん(毒舌おもしろお父さん)             ひろこさん(あっはっはと元気なお母さん)
       としさん(世界一周サイクリスト!)

☆下地家居候記は「日本一周日記5月22日〜30日」をご覧ください!☆

母と二人で空港に迎えにいき、再会!!!!!
みっちゃん「おぉ!お前ちょっときれいになったな」

注意:ここでいう「きれい」とは、旅行中にくらべて、例えば汚れ、あと汚れとか汚れ、が落ちたなぁという意味です。わはは どんなんや。

さすがに大阪の暑さにはウヘッとなっていました。

うちに荷物を置いて、みっちゃんとひろこさんと大阪観光。案内人美緒。

大阪城に行ったり、なんばから心斎橋まで歩いたり、道頓堀にいったり、アメ村(みっちゃんリクエスト!)にいったり。

これがうっかり、自分の感覚で歩いてしまった(減らしたつもりやったのに・・)
ひろこさんの万歩計、1万8千歩。あらら。
歩きすぎ??ついつい。
(って、じゃああたし普段どんだけ歩いてるんや。。。とどきどき)
「美緒の案内がいいから歩きまくりました。」と毒舌みっちゃんさん。


うちでは父、母がお待ちかね。
としさんも帰ってきて、6人で歓迎会!!!(龍太はバイト)
富良野のワインをいただいて、かんぱ〜〜い!!!!!!!!

北海道でのわっしょいな日々の話。
わいわい、意気投合というかんじで盛り上がった。
「7日間もいたのか〜〜。全然そんな感じしなかったなぁ〜〜。」
はい、7日間(^^;)お世話になりました。


そして、アフリカ、同じルートを走ったトシさんもまじえて、アフリカ旅についての話。


さらに、夜はとしさんと、写真を見ながら、ルートや宿についての話を
した。

2004/06/25(金) 予防注射。
A型肝炎(3回目。)と狂犬病の予防注射をしました。
雨やったから大阪空港まで歩いていきました。歩きすぎ!?(^^;)

どこいくの??といわれ話をしてる間に注射。さりげない。
A型肝炎を右腕。狂犬病を左腕。
狂犬病のとき、看護婦さんが「ちょっと痛いで〜す」といったから、ははは、と思ったら、
ぐさっブスッじぃぃぃ。
痛いかもしれない(汗)
そして、狂犬病のほうだけ腫れている。油断しすぎてA型肝炎のこと忘れてて、お風呂でうっかりこすってしまった。がが。


午後は母とちょっと買い物。
そして夜ご飯、カレーを途中まで作った。

2004/06/23(水) アフリカにむけて。
アフリカへ向けて。
日々考えます。
今の気持ちを文章にしてみました。「プロローグ」の最後のところにも同じのを入れておいたので、こちらが読みにくい方はどうぞ。

よかったら、みなさんの意見、アドバイスをください。
(長いです。)
**************

ほんまにあたしはいきたいんか。なにしに行くんやろう。
生きてることを感じるため?いろんな人と出会うため?自分の目で見る、自分のからだで感じる?なんであたしはアフリカにいきたいと思ったんやろう。なんでスワヒリ語を勉強してるんやろう。なんで大学に行こうと思ったんやろう。

考えたらどんどんどんどんさかのぼっていって、いろいろ考えてしまって、行き場がなくなる。
アフリカへいく意味、明確な答え、人に聞かれて答えられる答えが必要なんか。

アフリカへ自転車でいく、去年の春にいいだして約1年、いろんな人にあったり、話し合いをしたり、トレーニングしたり、日本一周をしたり、準備をしてきた。
治安について、自転車で走ることについて、アフリカという地について、考えてきた。
どうしようもなくなって、逃げたいと思うこともあった。逃げればいいやん、自分で選んだ道なんやから。いくらでも、いろんな生き方はある。いろんな人に出会って、それくらいちょっとはわかってるやろう。


女であるということ。

先輩の言葉をかりると、「レイプされ、金品を盗られるだけならまだしも、命まで奪われるかもしれない。」
そこまでリスクを背負って、なぜ行くのか。そこまでしないといけないのか、他の手段だっていいやんか。

考えれば考えるほど、ますます深みにはまっていく。自分が女であるということは変わりない。自転車がアフリカで高級品であるということ、アフリカには貧しい地域があるということには変わりがない。どうしようもないのか。解決方法は見つかるのか。

アフリカへいかないこと?アフリカへ自転車でいかないこと?ほかの道をさがすこと?自分の夢をあきらめて?
これまでしてきたみたいに、ほかの見方をすればいい?ほかの角度から考えて。はじめはどうしようもなく、つらいんやろう。けど、また笑える?また笑って生きていける?
あたしはどうすればいいんやろう。あたしにできることはなんなんやろう。


危険意識が足りないのではないか。甘すぎる。

あたしはどこまで用心すればいいのやろう。「僕はすべての人を疑う。」坂本達さんはいう。嫌なことかもしれない、あたしも最初はすごく抵抗があった。なんで?みんな人間やんか、心があるやんか。なんでびくびくして旅行せなあかんの??

女を隠すこと、男に見せる。ということに関しても始めは抵抗があった。
「あなたには女を感じます。それを隠す努力をしてください。」出発初日、姫路の消防士さんがサングラスと一緒にくれたアドバイスやった。
なんで?あたしはあたしやん。そうすることで自分が自分でなくなってしまう気がした。旅はしたい、けれどあたしは山崎美緒として、生きたいんや。
結局、翌日から最後までずっと長袖を着て、サングラスをかけて走った。途中で髪の毛も短く自分で切った。黙って走っていれば「男」に間違えられるようになった。


人を疑う。大人は、というかあたし以外の人はみんなそうして生きているんか。
なんて生きにくい世の中なんや。でも、なんで生きていけるんやろう。それでもなんで人は笑ってるんやろう。

「いろんな角度からものごとを見てみて、美緒ちゃんの角度から見つめて、プラスに考えたらいいんだよ。」後藤千枝さんは教えてくれた。
世の中には、どうしようもならないこと、ちょっとやそっとじゃあたしには変えることができない普遍的な事実がある。自然や環境、生活、治安もそうやけど、あたしが女であること、満点が自転車であること。
そんなものに出会ったとき、あたしが角度を変える。あたしがかたちを変える。

「人に合わせる。それは、自分を失ってるというわけではなくて、そうしたほうがお互い楽やから。お互いの関係が気持ちよくなるから。自然になっとるんや。」
 自分がかたちを変える、人に合わせるということは自分を見失ってる、自分を押さえているのかもしれない。そう思っていたけれど、合わせるというのは無理しているわけではなくて。自然に自分からでるもの、お互い気持ちよくいられるために、そうなんやったら、それでいいやん。
 
「つらい」と感じていること、いらいらしてしまうこと、一度止まって冷静になって、違う角度から見てみる。
また、笑っている。どうしようもないこと、なんてないかもしれない。生きている限りはなんとかなる、また笑える。

これはあたしがラッキーやから思えることなんやろか。あたしが世間知らずやから、ほんとうのつらさ、怖さを経験していないから言えることなんやろか。
けど、ほんとうのつらさ、怖さって何や?人はつらい目に遭わないと、死にかけないと語れないのか。危険意識が持てるようにならないのか。

人を疑うことも、自分がかたちを変えることも、お互いが気持ちよく生きていくためには必要なことや。あたしはよそ者なんやから。なくせる危険はなくさないと。そのためにはできる限りの手をつくす。
そうしたら、また笑える。楽しく生きていける。
 甘い、か。意識はまだまだ足りない、か。

アフリカへの出発を8月中やとすれば、これから一ヶ月ちょい。
期間は不十分か。けれど、2ヶ月、3ヶ月、1年、と延ばしたところで「安全」なのか。確かに得られる情報量は増えるかもしれない。余裕をもって動けるかもしれない。
けれど、失うものも大きいやろう。逃げていくものも。

 慎重に、冷静に、考えよう。
あたしが選ぶ道ではあるけど、あたしは一人で生きているわけではない。
「両親との話し合い」なによりも大切なことや。

2004/06/22(火) 仙人修行。
晴れた晴れた♪

今日は仙人修行、情報集め。
五月山動物園、どうやら火曜は休み。ウォンバット元気かな??
しかし、緑がだいぶ深くて山ってほんますごいなぁ。
ついついうれしくて途中、ジェットコースターコースを一回下りてまた上ってしまった。わはは
五月山、ほんまよいコースです。勾配も適度にきつい。前輪浮く(笑)って、乗り方悪いのかな・・?

午後はパソや本やら。

今日は、世界一周夫婦のかたからメールをいただいた!!!!!うほほぃ!
さすがJACC。すごい人たちがごろごろいるんですね。。
普通に言ってらっしゃいました。「わたしが走ったコースです」って!!!
来月、「例会」というのに参加しちゃおうとしています!!!
世界を走った人たちに会える♪話ができる♪

ちなみに今週末は札幌の世界一周サイクリスト下地さんとご家族がうちに遊びに来ます♪
たこ焼き用意してスタンバイ(笑)

2004/06/21(月) 台風上陸!
北きたきたきた〜〜!!!!!!!!
台風が上陸!!

2004/06/20(日) だだ家おかえり会!
だだ兄貴の家でお帰り会をしてもらいました♪
ちよのさんの焼きたてパン♪
カラオケにもいって最高♪

伊藤家(だだ兄貴、ちよのさん、えりかちゃん)は、満点に乗る前からずっと応援してくれている、すてきな爆笑ファミリーです!!

夜は「自転車工房エコー」の唯さんとともちゃんさんが店終わってからきてくれました!!
※あっ明日はエコーは休みだそうです。が、ハリーポッターのために開いてるかもしれません(意味不明!?)

2004/06/19(土) 法事。
そうそう、この日に間に合うのを目標に帰った!

おばあちゃん「法事」3回忌。

よかった。間に合った。
親戚が集まります♪
正座にぎゃふん、となったものの、、、
託明寺の住職さん(自転車仲間とのすてきな出会いのきっかけをくださった!!)とも久々にお会いし、お話にジィィ〜ンとし、旅の話もしわいわいわい。
さっそくHPみていただき、ありがとございます!!!


と、昼のお膳はスペシャルでした。
と、お墓参りにいったり。

帰ってきてよかっったなぁ〜〜〜。としみじみじみじっみ感じました。

6月絵日記の続き


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