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2006/05/06(土)
公民館前でタバコを吸っていたら
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おばあちゃんを乗せた車椅子を押しながら、一人のおじさんがこちらへ向かってきました。。。 そして、5メートルほど離れた花壇の前におばあちゃんを車椅子に乗せたまま、おばあちゃんに花が綺麗だから花を見ていてね!!といい残して、こちらへ近づいてきました。。。
『いやーーー最近では何処そこタバコは吸えなくなりましたねーーー!!』と話しかけてきました。
『そうですねーーー不便な世の中になりましたね。。。。』と切り替えした途端、、おじさんは僕に質問攻撃。。。
公民館で勉強しているのか?何の勉強をしているのか?とか。。。一通り質問が終わると、おじさんの独演会になってしまいました。。。
『僕は、32才で会社が潰れて、税理士を目指したけど駄目だった』 『けど、ちょうど大学の通信教育で教員資格を取った年に、卒業年度だけは年齢制限がないという当時の制度があって、それに受かって何とか学校の先生になれました。けど、当時は倍率が1倍もなかったので誰でもなれたんですよ。。。』
はあ。。。。 そんな時、雨がポツポツと降り始めました。。。 車椅子のおばあさんは置き去りで、僕らも雨ざらしです。。
けど、先生は止まりません。。。 『2〜3年前に母が脳梗塞で倒れまして、母の介護をしながら、働いていたんですが、そんな時に、徳之島に転勤を言われましてね。。。今いろいろ教育委員会に相談しているところなんです。。』
ポツ ポツ ポツ 雨は降り始めてます。
僕は車椅子のおばあさんが気になって仕方ありませんでしたが、、、おじさんの話も放って置けなかったので、、、おばあさんと雨雲とおじさんを見ながら大変でした。。。
教育委員会様。。。おじさんは介護を頑張っています。。せめて、桜島にしてください。
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