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2006/11/24(金)
イジメと自殺について・・・
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先日の葬儀の時、 移動の車の中で義母の一番上の孫(中3)が話しかけてきました・・・
「お葬式って、こんなに大勢の人が何日も動いて大変やのに、 どうしてイジメとかで簡単に自殺なんてするんやろう・・・」
簡単に自殺しているかは解らないが・・・ その子たちは、知人の葬式に参列した事は有っても、 家族や親類などの葬式を出す側に成った事は無いのかも知れないし、 大勢の人が動いて大変だと言う事も、 多くの人が深く悲しむと言う事も体験が無いのかもしれないね。と、 答えました。
今、審議中の教育基本法・・・ それが、本当に子供たちの為に成るのか・・・ボクには解りません。 ただ、この中学3年生前後の世代の子が「ゆとり教育」失敗の、 最大の被害者なのです。
先月、気に成った記事が有りました・・・ http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/23062/ 友達感覚の教師が増えて学校崩壊・・・その続報です。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061124-00000005-mai-soci なれあい教師の学級でイジメが多いと指摘しています。 確かに最近の若い教師に、その友達感覚の傾向は見られます。 そんな教師を見ていて思う事は・・・「強いものに流されやすい?」です。 強くなった保護者、強い生徒、強い教育委員会・・・ きっと、そんな教師は自分の学生時代も、 周囲のイジメに対しても関わらずに、見ないフリをしていたのでは?
ボクの周りには、多くの素晴らしい教師が大勢います。 でも、教師が昔ほど「やりがい」の有る仕事では無く成ってきて、 質が落ちている事も事実でしょう。 しかし、そうさせたのも保護者や教育委員会や、政治や社会情勢で、 逆に、今の教師を支えるのも生徒の保護者たちで・・・ 双方が責任転嫁せずに、一緒に子供たちを育てなくてはいけないと、 そう強く感じました。
だって、病床の義母とボクが最後に話したのは、 涙ながらに語る孫の成長の事でしたから・・・
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