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2007/10/30(火)
滋賀の医療
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ある方のブログで・・・ お母様が緩和ケアに移られて、 とても穏やかな日々を過ごされているそうです。
10/30・・・昨年の今日・・・ ボクは初めて緩和ケア病棟を見学し、 婦長さんから話をお聞きして、目からウロコが落ちました。
緩和ケア病棟は、ホスピスとも呼ばれ、 病院の最上階が多いことからか・・・ 天国に一番近い病棟と、敬遠される事が多いようです。 ボクも家族も、義母本人も、そう思っていました。 だから本人には内緒で・・・病院に無理を言って、 週に1回の審査日を待たずに特別に移らせて頂きました。
早めに緩和ケアに移られた方の中には・・・ 病気の進行が止まったり、回復する人も少なく無いようで、 一時帰宅したり、外出する人も居られるそうです。 ウチは、すでに立って歩ける状態では無かったので、 もっと早くに、ちゃんと説明して移っていれば・・・ 家族で大切な時間を、穏やかに過ごせたと後悔しました。
それまでは・・・悪評しか聞かなかった市立病院・・・ 確かに、ウチの小学校の子達がノロウィルスに集団感染した時も、 まだ、全国的に問題に成る前でしたから・・・ 結構、いいかげんな診察で胃腸風邪と言われましたが、 隣の市の病院に行った子達は、すぐに入院して点滴でしたから、 その、お粗末さが解ると思います。
しかし、この緩和ケア病棟だけには感謝です! 医師も看護師さんも・・・スタッフの皆さん全員に感謝しました。 「ばんばらず あきらめず」 お世話に成った緩和ケア医師の著書の言葉です。 緩和ケア病棟は県内に4箇所・・・ 一度、見学に行かれると良いかも知れません。
今、奈良の妊婦さんが救急受け入れされずに無くなってから、 産婦人科医療の見直しが始まっていて、 ウチの市でも、市立病院はじめ、すべての総合病院には、 産婦人科医が居ない現状を、早く何とかしなくては・・・ そんな思いを強くしています。
生まれてから・・・死んでいくまで・・・ 一番近い病院で・・・安心して医療が受けられると言うことは、 当たり前のことに成って欲しいのですが・・・ 現実は、隣の町の病院や県外の病院に行ったりしているようです。
身近で安心できる医療・・・ それは、その病院に勤務する人たちの責任よりも、 市町長などの政治的問題が大きいようです。 つまりは、そんな首長や議員を選んだ有権者・・・ 市民の責任として、自分の命に跳ね返って来ています。 そう思うと、選挙での1票の重みは・・・ 自分たちの命の重みに関わる大切な1票になりますね。
緩和ケア病棟入院料届出受理施設 http://www.hpcj.org/info/meibo.html 日本ホスピス緩和ケア協会 http://www.hpcj.org/ 患者2万7000人減る 滋賀県立成人病センター http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071030-00000012-kyt-l25 黒丸尊治/著 http://books.yahoo.co.jp/book_search/author?author=%B9%F5%B4%DD%C2%BA%BC%A3
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