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2007/12/06(木)
自由と自分勝手・・・
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朝、事務所に向かう時に見る伊吹山・・・ 麓まで真っ白でした!
田んぼのカラスが飛んでいるのが・・・ はっきりと映る白さです。
小学校に少しだけ持久走大会を見に行きました。 野球を教えてる子たちを見ていると・・・ 昨年と順位や記録が違ってくるので、 運動会と合わせて、指導の参考にしています。 スポーツテストなら、記録を見て比べられますが、 持久走は実際に見るのが、頑張りが伝わってきます。 そこまでする指導者は、あまり聞きませんが・・・
持久走大会で、いつも思うことが有るんです・・・ 後ろの方の子・・・明らかに頑張って無い子が多い! 走り終わって座り込むのは上位の子で、 後ろの子は、平気な顔をしてたりする。
確かに、無理をせずに自分のペースでと言われるが、 それを苦しくなったら楽しても良いと勘違いしてないか? 無理するのは良くないが、もっと頑張れる子も多いはず! それは、何度も授業で走らせてみれば・・・ 走り終わった状況や体調で解ってくるはずです。 それが先生には出来ていないと感じます。
順位が付くのがイヤなら・・・学年に合わせて・・・ 距離を変えるのではなく、時間を変えて、 5分間走や10分間走にして、走った距離を記録すれば良い。 スポーツテストでは、この方法を取り入れられてきています。 これだと、順位よりも記録を重視するように成ります。 目標の記録を設定して達成度を評価する方が良いと思います。
いつ頃からか・・・運動会でも順位を競わなくなりました。 書展や絵画展でも金銀賞を付けなくなりました。 それなら、通信簿も要らないのでは無いかと思うんです。 5教科と呼ばれるものにはテストで成績を確認し、 それ以外の教科では、優劣が解らないように配慮? それって、絶対におかしいです!
確かに、小学校での絵の評価などは・・・評価基準が悪い。 体育館一面に1年生から6年生の絵が並んだとして・・・ 遠めに見てください。 下級生は画面いっぱいにカラフルで主張の強い絵が並びます。 上級生は、汚い混ざった色で同じ構成ばかりになります。 さて、どちらに芸術性や才能を感じますか?
小学校では変なテクニックだけを教えて・・・ 絵を書く楽しさを忘れさせてしまうんです。 芸術の世界では、テクニックも評価されますが・・・ それよりも独創性やアイディアなどが重要です。 小さな子には、それが見られるのに・・・ それは、いつどこで消えてしまうのでしょう?
それでも、大人に成って・・・ 絵を描きたいと思う人は多いし、憧れますが、 それを阻んでいるのは、上手いとか下手とか、 そんな他人から見た評価なんですよね。 小学校での評価が違っていたら・・・ 今でも楽しく、面白い絵を書いている人は多いはず。
これは、音楽でも同じことが言えるんです。 カラオケ好きのオジさんは・・・酔わないと歌えない? 多くの人は人前では歌おうとしない・・・ でも、子供の頃・・・お歌は大好き! どこで、そんな気持ちが途切れてしまうんでしょう。
音楽も絵もテクニックも大切でしょう。 でも、それって・・・次の段階で・・・ 本格的に続けたい人や、大人に成れば解ることも有ります。 逆に子供の頃から身に付けたい事も有るでしょう。 そして、子供の頃から忘れて欲しくないこと・・・ それが、一番大切なんじゃ無いでしょうか?
スポーツも芸術も好き嫌いは有るでしょうが・・・ 本当に楽しいものだと思うし、そう伝えたい! 年齢や状況によって変化するものですが・・・ 一生たずさわって欲しいと思っています。
お子さんを、お持ちの皆さん! スポーツも芸術も、本格的な競技に進むので無ければ、 楽しく自由にさせてあげてくださいね・・・ 子供たちは、自分以上の才能を秘めていると思って! 下手でも良いんです・・・楽しく一生懸命なら・・・
ただ、最近の子・・・一部の親もですが・・・ 自由と、自分勝手を間違えてる人も多いんで、 すぐに、手を抜いたり・・・ わがまま言ったりするんですがねぇ・・・w
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![](/user/momo-taro/img/2007_12/6.jpg) |
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