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2004/10/25(月)
読書の秋
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あうあう。今日からメカラ15の先行予約だね。。。取れるんかいな??
土曜日に本を読みました。山田詠美の『姫君』。短編集で文庫本の表紙は元SPEEDの新垣ヒトエちゃんが描いてます。ヒトエちゃん、SPEED時代も明らかにブ○イク担当だったのだけどダンスは上手いし、いつも変な髪型でアタシは一等スキでした。TLCが好きで、そういうグループにしたかったんだってさ。ふぅむ。 んで、その『姫君』。どのお話もヨカッタんだけど、タイトルの「姫君」、ずっぱまりでした。本を読みながら号泣。活字で泣くなんてホントに久しぶりだったなぁ。内容は姫子っていう、世間一般的に言うと我侭で超サディスト気質の女の子と、その子に振り回される(つか振り回されたい)摩周って男の子の話なんだけど、詳しいことは言いません。読みなさい。いいから読め。 ものすんごい切ない話です。アタシは3ページごとに嗚咽しました。つか、切なくて嗚咽するのは如何なものか?とも思うけど、こんな切ない話、あっていいのかね?と思ったサ。大袈裟でもなくホントに。 今までで泣いた本といえば『ノルウェイの森』くらいしか思い浮かばないのだけど、「姫君」は短編であるにも関わらず、効率良く(?)進んでいって流石、詠美センセ、心の襞を捉える技は一流です。 夜、寝る前に読んでしまったので、次の日はありえないくらいに目が腫れてしまったのだけど、久々にいい本に出会ったカンジ。 皆も読みましょう。『姫君』。
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