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2004/08/02(月)
浮世離れ・緊急付記
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1日はヨコハーマで花火大会があった…みたいです。夕方風呂から出たらドッカンドッカン鳴ってて、ロビン(和哉じゃないよ・当然)がビビリまくっていたので何事か?!と外を見たら遠くに花火が見えました。ほほう、乙だねー。乙カレーでも食べるかね。
昨日、もう現実に戻ります。普通の女の子に戻ります。…とか言っておきながらストーンズのロックンロール・サーカス観て「キヘェ〜!」などと奇声を発しておりました(それはMAD)。花火大会がナンボのもんじゃ!オレはロックが聴きたいんじゃあー!全く現実離れもいいとこです。がしかし、久々に観たロックンロール・サーカスはそれはそれはスバラシイもんでした。 やっぱ目がいくのはTHE WHO。軽々とあんだけの演奏をしてしまって、完全にストーンズを食ってましたね。で、最後に皆で「地の塩」を合唱するんだけど、すんげーふざけてるヤツが居る!と思ったらキース・ムーンとピートでした…か、かわいすぎるぞ!おまえら!!あーこれ、DVDにならないかなァァ…
あ、世間的(?)にはフジロックだったんですよね。椎名林檎@東京事変、どうだったのでしょう?ルー・リードは苗場の夜に溶け込んだのでしょうか?それにしてもオデッセイといい、フジロックの3日間通し券のみといい、プロモーターのエゴが最近鼻につくなー、と思ってるのはアタシだけでしょうか??もっともらしい理由を掲げてはいるけど、参加し辛くなってるのは事実だし。特にフジロックの来年が気になります。オデッセイは…来年はねェだろうな。ふっ。
緊急付記 故・イエモンさん
何年か前に付き合っていた人に振られた時もセミが五月蝿いほど鳴いていた夏だったよ。 その人には2回も振られたんだけど、2回とも夏だった。 だから「またぁ吉井和哉の真似してー」と言われるのが嫌だったから言わなかったけど、夏ってアタシにとって鬼門だったのだ。 夏が来るといつも思い出す。閉塞感、焦り、憤り。睡眠薬を飲んでも寝れない夜。 結局その人とは離れてくっ付いて、を繰り返し、またくっ付いた夏に「今年は何もなかったから」とその人からヴィヴィアンのライターをもらったんだ。今となってはもう二度と使いたくない代物だけどね。 その人と完全に別れた去年の夏も酷かった。誰かに刺されても、またはどっかのうらぶれたホテルの一室で変死体で見つかってもおかしくないような、そんな生活を送っていた。 でもそんな最悪の状態から抜け出せたのも「できるさできるさ、イエローモンキーのファンだもの」って言葉があったからで、 言うなればアタシとイエローモンキーは、前に付き合っていた人との関係にすんごく似ていた。 「大丈夫、戻ってくるから。キミのことはずっと好きだから」なんて言葉はその場しのぎの優しさでしかなかったんだ。 いや、優しさじゃあナイな。結局、その時自分が責められるのが怖かったのだろう。 本当はアタシだって分かっていたんだ。そんなこと、絶対にないと。 でも、万が一の奇跡に賭けて、1日1日待っていた。いや、待ってしまった。 バカだったね。始めから、こっちから見切りをつけてやればよかったのに。 その人は1年、イエモンさんは3年半だ。悪いけど、短くはない時間だ。しかもこの年になると、後戻りするのも難しい。 「じゃあね」と去っていく人はいつでも前向きだけど、残されたアタシ達はいつまでもそこに留まったままだ。 アタシはこの3年半で物凄く多くのものを無くしたけど、「無くした」と思わないでいられたのはそこにイエモンさんの存在があったからで、でもその存在自体が最初から無かったんだもんね。笑っちゃうよね。 とんでもない詐欺師だ。まんまと騙された。 だけど、困ったことにそういう男はとんでもなくいい男が多くって、騙されたことにすら気づかないものなのだ。 だから、ずっと騙したままでいて欲しかった。それで一生「いつまで待たせるんだ、コノヤロー!!」と言っていたかった。 もう、それすら許されないのだな。こんな酷い仕打ちってあるか?? 嗚呼、セミが五月蝿い。 アタシは一度愛したモノは絶対絶対手放したりなんかしないのに。 素敵だと思ったものは絶対絶対離したくないと思うのに。 男って皆うそつきだ。もう男なんて信じない。 思い出は綺麗だろう、って? そんな頼れるような思い出もまだ全然作ってくれていなかったのに。
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