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最新の絵日記ダイジェスト
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2004/05/17(月) 命の選択
今日は病院の日でした。
採血をしてドキドキでももと結果を待っていました。
呼ばれて診察室へ入って行くと、いつもはない椅子が用意されていました。
「きっと重要な話なんだろうな〜」って思いました。

1口でも自分の意思でご飯食べてくれたし、お外をながめたり
ほんの少しでも元気な姿を見せてくれていたもも・・・
でも検査結果は10日前よりBUN値52.8→86.8
腎機能を表すクレアチニン1.9→3.2
カルシウム値10.4→12.4
全てにおいて悪化していました。
正常だった腎機能も低下。
身体はもうギリギリの状態でした。

先生は言いました。
「自分の意思でご飯を食べる。それが今のももさんの全てです。そのももさんの意思を失わせたくはありません」

6日間の点滴はももにとって大きなストレスがかかっていたと思われます。
そのことが原因で食事もしなくなってしまったのが、
普通の生活に戻ったことで「食べよう」という意識が戻ったんではないかと・・・
ももには普通に暮らしているのが1番だと・・・
この数値では点滴に逆戻りなんだけど、でもそうするとまた重いストレスがかかる。
そしてまた食べなくなる。
でもこのままだと間違いなくカルシウム値も腎機能も低下。
そして残された道は・・・・・・・・
ガンの治療段階では第3期[緩和治療]の段階だそうです。[末期]

いろいろと先生と話をしながら悩みました。
治療を続行するべきか、やめるべきか
先生に選択を求められ、本当に悩みました。
今まで、ももは大変な治療に耐えてくれた。じっと我慢してくれた。
嫌な思いもたくさんさせてきた。
このまま治療を続けても、今までの経過をみると点滴の期間が長くなる。
ギリギリまで治療を続ける選択肢もある。
のどに穴を開け、流動食のパックを背中にしょわせ・・・
そんな事はももにさせられません。

でも、ももに生きていてほしい。ももを失いたくない。

この6ヶ月近くの間、いっぱい制限をももにしいてきたけど、最後はももらしく暮らさせてあげたい。
私は治療をやめる選択をしました。

でも最後に先生が提案してくださいました。
月・水・金と一週間、皮下点滴をづづけ今の数値のまま安定していれば、皮下点滴の続行。
あがっていれば、治療は終わり。
はっきり言って、きっと無意味な治療になると思います。
1週間の点滴でも数値はすぐ戻ってしまう。
皮下点滴じゃほんの気休めにもならないこと・・・
でも私はその治療をお願いしました。
もしかしたらまた奇跡がおきるかもしれない!
どこまでも、往生際の悪い私です。

ももの点滴をしてもらいながら先生が言いました。
「ももさんの食べるという意思を尊重してあげましょう。選択は間違えていないと思いますよ」って・・・

治療を止めてしまったら、ももの命の光は近い将来消えてしまうでしょう。
治療を決めたのも私。ならば治療の終わりも私が決めなくてはならない。
辛い辛い決断だけど、全ては[ももがももらしく生活できるため]
ももがももらしく生活できなければ何の意味もありません。
ももと一緒に居たい。失いたくない。
私のわがままで本来の治療の目的を見失ってはならない。
でもこの決断が正しいのか間違っているのか
ももに聞いてみたいです。
ももは本当はどうしたいのか?
大切な大切なももの命。失いたくないです。

今日も、ももはご飯を自分の意志で少し食べ、お水を飲んで、ちっちして・・・
先生に腸を診てもらったんですけど、そのおかげで自分の意思で2週間ぶりにちょすもしました。
そして私の横で息をして、寝そべってます。
もう必要のなくなった、お借りしていたゲージと点滴セット・・・
明日返しに行ってきます。


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