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2003/10/09(木)
ネガティブ
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今週はずっと沈黙を守ってきたが、今日は話そう。実は先週末、私の身にはある忌々しい事件が起きていた。今だにその事件の傷は癒えていない。巨大な組織なのかもしれない。映画の主人公ならその組織に立ち向かって行くのだろう。しかし現実ではそうもいかない。私はその組織の存在に日々怯えて暮らさなければならない。この腐敗しきった世の中が憎い。倫理、道徳って言葉はただ虚しい産物でしかない。犯罪学という学問を学んだ事がある。犯罪学で学ぶ事なんて所詮机上の空論でしかなく、結論から言えば犯罪が世界から消滅する事はない。社会には様々な人々が生きていて、人々の根底には多種多様な欲望がある。全てを欲望、本能だけで生きている人間なんて皆無である。しかし社会にはルールという規律を守れない愚かな輩もいる。自己の利益のためには他人の犠牲を何とも思わないのだ。今の私は何を信じて、どうしていいか分からない。今回の事件で何に対してもネガティブになってしまう自分がいる。この世の果てには一体何があるのか誰にも分からない。ただ一つ分かる事は、いつ何が起こるか人々には分からないという事だ。この広い地球では常にどこかで誰かが傷ついている。誰かが誰かを傷つけている。傷ついている誰かの横を素通りする誰かがいる。
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