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2003/07/21(月)
戦慄の事件簿
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久しぶりにたりーと会った。しかし特にこれといった変化はなくいつものたりーだった。変わったのは学生じゃなく社会人になったって事だけだ。久々の合流で佐藤、近藤さんを交えて天神で酒を交わした。途中でテレビ電話をかけて北九州と中継した。北九州の方でも何人かで集まってたみたいで懐かしい顔が見れた。調子に乗って姫路とも中継をした。白井さんは外を歩いてたみたいで暗くて見えずらかった。白井さんからしてみると、我々の居酒屋はうるさすぎて聞こえづらく静かな場所からにしてくれとの事だった。とにかく熱き男子四人での盃は楽しく有意義な時間を過ごせた。たりーは翌日のデートの事で頭がいっぱいだったみたいだが。実は飲み会の前にある忌まわしき出来事が起こっていたので最後に紹介しておく。居酒屋に入る前に佐藤が中に入れるかを確認に行ってたりーと二人で道端に待機している時間帯があった。二人で座っているとすぐに四人の男たちが近づいてきた。その風貌たるや、まさしくあっち系のお兄さま方だった。年令は恐らく二十代後半から三十代で、髪型はスキンヘッド。Vシネマに出てくるチンピラ風スーツをラフに着こなしていらっしゃった。自分らは座っていたため、逃げる事もできずにそんな彼らに話し掛けられたというか囲まれてしまった。ぶっちゃけ自分は全身の血の気がひいていき、バイオハザード的恐怖を感じた。自分たちの所持金を聞かれた時は一度撃ったゾンビに足を掴まれた的恐怖だった。彼らはCDを買わないかと言ってきた。何のCDかも見せずに。とにかく自分は早くこの状況から抜け出したくて、いいです、すいません、無理ですを連呼した。必死で何とかしようとしているのに横でばかたりーは若干向こうの話に乗ったり、当然実際と違うが、いくら持ってますとか、これから飲みに行くとか我々のパーソナルデータをカミングアウトしてしまっている。俺に合わせんかいとアイコンタクトを送っているのに気付かないし。しばらく絡まれ続けたが、自分はとにかく一千も出したくなかったので必死のディフェンスで何とか相手も諦めてくれて最悪の自体を免れた。後半では二人で1000円でいいからとか言われたが、得体の知れないCDに金を払えるかっつーの。たりーは1000円ならいいかなって思ったらしいけど。今回の事件では不幸中の幸いか、絡まれたのが人通りの多い場所だからよかった。これが暗い路地とかだったらどうなっていた事か。とにかくお金をとられなくてよかったが、ほんとに恐かった。
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