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2003/09/05(金)
野苺パン
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今週は月頭という事で色々忙しくて残業ばかりの一週間だった。残業中は一日中ずっと着てるスーツがかなりつらくなってくる。早く家に帰って脱ぎたくなる症候群になってしまう。靴も靴下も脱ぎたいし、ネクタイも取りたい。疲労で体がだるいし、パソコンの見過ぎで目の方がかなり疲れ目になるし。そんな状態でさらに腹も減ってしまう。基本的には残業するからって食料を買ってくる事はしないから、かなり空腹の中で働く。そんなサラリーマンの心理的な要素をうまく利用したマネーの虎的ビジネスをする人が存在する。21時前後にパンをいっぱい持って会社に直接売りに来る人がいるのだ。その人が来たらみんな甘い物に群がる蟻の如く集まっていく。昨日もその人は来た。みんな腹をかなり空かせているのですぐに集まり物色している。しかし自分は帰ってゆっくりテレビでも見ながら食べたい派なので、一人だけ無視して黙々と仕事をしていた。すると先輩がおごるから食べなよって声をかけてくれた。当然自分は手のひらをかえしたように中心に入っていってパンをチェックした。その中から野苺パンというのをチョイスした。周りからはチャレンジャーだねって言われたが、何となくそれを食べてみる事にした。予想としては中に苺が普通に入っているのだと思って食べたが、苺の気配は全然してこない。パンは2個入りで1個目には結局苺の触感はなかった。2個目も同じで野苺なんてなかった。一応食べながら中を見ると微々たるものだが、粒状の赤っぽいものはあった。ひょっとして野苺ってこの微妙な粒かよ。野苺パンって言うよりマドレーヌ的なパンだった。基本的には美味かったからいいけど。それにしても中々サラリーマンの盲点をついた良い商売だと関心した。ちなみにパンを売ってる人はかなり美人なオバサンでその人が売ってるからみんな買っているのかもしれない。
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