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2004/01/17(土)
阪神大震災
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阪神大震災から9年である。当時高校生だった自分は朝からテレビに釘づけだった。最初は関西の方で地震が起きたんだくらいの見方だったけど、見てるうちに地震の規模の大きさが分かって非常に恐くてびっくりした。神戸が壊れてしまった。道は割れているし、高速道路は信じられない形に変形してるし、町中が火事になっている。それまでに見た事がない恐ろしい光景だった。戦争でも起きてるような。テレビを見続けるとどんどん犠牲者の数が増えている。神戸には叔母が住んでいる。叔母が住んでる東灘区もめちゃくちゃになっている。脳裏に不安がよぎった。無事を確かめようにも連絡手段はまったくない。とにかく無事を祈るだけだった。そんな不安なまま、いつも通り高校へ行った。学校でも地震の話題で持ちきりだった。ある授業で先生が地震の話をしていて、その先生の後輩が亡くなったという。叔母は大丈夫だろうか。うちの家系は悪運が強いはずだ。結局無事だったのを知ったのはいつだったかは覚えていないが、数日後ようやく連絡が取れて全員無事だった事が分かった。おばあちゃんもいておばあちゃんは逃げ遅れて家の下敷きになったそうだ。すると近所の人がみんなでおばあちゃんを助けてくれておばあちゃんは助かった。近所の人だって早く避難しないと自分の命さえ危なかっただろうに。こんな時に自分だったら人の助けをしただろうか。自分の命も危ない中で。正直自分でも分からない。とにかく震災のど真ん中にいたにも関わらず叔母たちはみんな大ケガもせずに助かってよかった。この1995年に起こった阪神大震災では非常に多くの犠牲者が出た。犠牲者の方たちには心から御冥福をお祈りします。今後もいつどこでこのような大地震が起こるか分からないけど、できれば起こらないでほしい。何とか予知できるように科学が発展しとほしい。
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