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2004/01/24(土)
全焼
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まるで戦争でも起こったかのような焼け野原だった。瓦礫だけが広がっている。思い出の写真もお気に入りのCDも大事にしているすべての物が一瞬にしてなくなってしまった。もう二度と失った物は返ってこない。唯一の救いは誰もケガはしなかった。失った物は返ってこないが、思い出はまた作ればいい。頑張っていけば少しずつ元の生活を取り戻せる。今はとにかくやれる事をやるだけだ。その家族は火事で家が全焼したのだ。自分が回っているある病院の方の話である。大変気の毒だが、無事だったのが何よりだと思う。自分は何もできないが、大きな段ボールが必要との事で、数を集めて自宅まで持っていった。実際に全焼してしまった光景を見ると何とも言えない気持ちになった。段ボールを渡すと大変感謝していただけた。たいした事はしていないが、喜んでもらえてよかった。さらにお礼にとコーヒーとジュースをいただいた。今はこんな事しかできませんがと言われて気がひけてしまったが、遠慮せずにいただいた。起きてしまった事は仕方ないので一日でも早く立ち直ってもらって職場に復帰される事を祈りたい。火事は他人事ではないのでタバコの不始末等を気をつけよう。
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