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2004/02/01(日)
カーチェイス
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いつものように三瀬峠を越えて佐賀に行く時に事件は起こった。国道263号線を下っている時にバックミラーに後続車が見えた。そこまで快調に車を飛ばしていたが、霧がかなり出ていたので減速して安全運転を行なっていた。夜間で道自体も暗く視界はかなり悪い。そんな悪条件の中で後続車は急接近してきた。ぴったりと後ろにつかれてしまった。道も広くないので先に行かせる事も困難であったので気にせずに自分のペースで走っていた。対抗車もちょくちょくいるから抜けずにいらいらしていたんだろう。こっちとしてもどうしようもない。小雨がぱらつき、道も暗く、霧が出ている中で飛ばすバカがどこにいるだろう。道自体は通り慣れているのでそこそこのスピードを出しているのに後ろから危険なくらい煽ってくる。そんな状況が5分くらい続き、ようやく視界もよくなってきた。といっても相変わらず一車線だからぴったりつかれている。こっちはスピードを出しているわけじゃないから追い抜けばいいのにと思っていると前に車が見えて結局はつまってしまった。信号はほとんどないので流れ自体は非常によい。そんな状況でも後ろはぴったりで煽ってくる。前がつまっていてどうしようもないのに。頭がおかしいんだろうか。10分後、ようやく市街地に入って二車線になってくれた。これで後ろの車は前に行って、この状況から解放されると思った。すると今度は横にぴったりつけられている。早く行ってほしくてゆっくり走っているのに。仕方ないのでスピードを上げた。するとついてくる。かなり恐くなった。こっちは何もしてないが、何をされるか分からない。やばい、信号が赤になる。とっさにドアをロックした。真ん中に自分、左にやばい車の状態で信号に止まらなければならない。止まる寸前に右折車線に行って前に止まっている車をかわして信号無視して一気に左折して脇道に逃げた。これでいけると思ったが、その車は追い掛けてきた。確実にやばい事が分かった。パニくり逃げたが、すぐに追い付かれた。とっさに携帯を取出し、110番した。事情を簡潔に話したら特徴、ナンバーを聞かれた。暗くて見えず、黒いセダンって事しか分からず、ナンバーも車種も分からない。しかもフルスモークで中がまったく見えない。ナンバーが分かればパトカーを出動させるが、さらに移動していて分かりにくいから警察署まで逃げてきなさいとの指令が出た。当然そのつもりだ。110番をしている時もその車は一車線なのに横につけてきたりする。ほんとに危険でやばい。なぜこんな恐い目にあわなくちゃいけないんだろう。とにかく警察署に向かおう。そして警察署に向かっていると、そのやばい車も気付いたのか消えてくれた。と同時に警察から電話があった。大丈夫かどうか聞かれ、近かったのでとりあえず警察署に入って事情を話した。世の中そういうやばい奴もいるから今度そういう状況になってもやはり警察署にくるのが一番だよと助言された。交番だと不在も多々あるので警察署が確実だと。いやいや、もうこんなのはこりごりだよ。こっちが煽ったとかなら自業自得だけど、何にもしてないのに勘弁してほしい。どうせ愉快犯でびびらせて面白がってしたんだろう。とにかく無事にすんでよかった。
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