* misa's diary *
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2004/05/12(水) カンヌ映画祭開幕
近日中に開会式の模様をレポ予定。
それまでに他のサイトさんがアップされるだろう…
って事で開幕前から企画倒れになる予感・・・、汗。

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司会はキャロル久末さん、別所哲也さん。
まずは『カンヌ映画祭とはなんぞや』、でお二人によるレクチャータイム。
カンヌ映画祭で上映されるにはまず本選を通過して、『2046』がノミネートされた「コンペティション」、『トロイ』『十面埋伏(邦題LOVERS)』が上映される「アウト・オブ・コンペティション」、「シネ・フォンダシオン(って何?)」、「ある視点」の各部門に振りわけられるんですね(へぇ〜)。
「パルムドール(最高賞)」、「グランプリ(審査員特別賞)」、「監督賞」、「主演男優賞」、「主演女優賞」の各賞を獲得できるのはコンペティションからな訳でして、もっぱらトニー迷の関心は二度目のカンヌ影帝なるか?!であるかと推測。
また、上記4部門+「監督週間」、「国際批評家週間」の6部門の中から「カメラドール賞」が選ばれるそうです。
が、アカデミーのように“賞ありきの穴埋め方式授賞”ではなく、該当なしの場合もあるそうな。

この後は日本作品紹介。『イノセンス』の石川光久プロデューサー、『誰も知らない』の是枝裕和監督のインタビューなど。

またも司会お二人による『アカデミー賞とカンヌ映画祭の違いは?』レクチャータイム。
ワールドプレミア前の映画が対象になるカンヌに対して、アカデミーはアメリカ公開&ワールドプレミア済が対象となるそうです。因みに、アカデミーは同会員の投票により賞が決まるのに対し、カンヌは審査員(監督・俳優ら映画人)によるとの事で、アカデミーの方が大衆的な感じがしますね。

そこで、審査員3か条。
1. 1日2本は作品を見る(2本でいいのか?とのツッコミの久末さん<ごもっとも。)
2. 授賞式には出席する(当たり前では・・・?)
3. 審査員長の支持に従う。
・・・ので、審査員長である“タラちゃん”ことクエンティン・タランティーノが親日家であることから、邦画有利かとあらゆる方面から期待が寄せられております・・・・・・涙。

で、お二人の大注目!のガエル・ガルシア・ベルナルのお話。
ナタリー・ポートマンとお付き合いしていたが、彼女に振られてしまったそうな・・・。
今はスペイン圏の監督・俳優が旬だそうです。(確かトニーさんもお好きだとか・・・?)

いよいよレッド・カーペット。
映画に全く詳しくないド素人なもんで、知らない人ばかりでした。タランティーノは恋人と噂されてるソフィア・コッポラと腕組んでご入場。・・・そんな話題ふられても知らんて・・・泣。ツイ・ハークは奥様とご入場。

開会式は司会の女性(女優?)とタランティーノのスピーチ、審査員紹介、宣誓といたってシンプルなもの。

スタジオに戻って、司会のお二人。
アジア映画がコンペにこんなに選出されるのは珍しいと。タイの作品が前評判いいそうです(なんですと?!)。
そして、昨年度のカンヌ史上初パルムドール&監督賞W受賞の『エレファント』について。日本宣伝担当の方による裏話など。

100分程の番組のあと、出品作の予告編が延々流れる・・・。『LOVERS』・・・邦題なんとかしてー!!って前にアンディが影も形も・・・クレジットのみ、泣。なんですか、金城武とチャン・ツィイー二人だけラブストーリーで売り出すんすね(怒)。そしてこれはアニタ・ムイの遺作になるのでしょうか・・・?

というわけで、カンヌ初心者にはヘェ〜ボタンをバシバシ叩くだけの、トニー迷にはちっとも有り難くない開会式でした。


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