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2004/05/23(日)
BEST OF 2046 &授賞式
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速報 BEST OF 2046 日本のマスコミ(特に芸能レポーター!)、これを見やがれー!! トニーさん、またもペットボトルがお友達になってます。 そして、流暢な英語ー!イングリッシュ!!(当たり前)
はっ!これ↑では何の事やら。夜が明けたら改めて…。授賞式観るのも限界<睡魔が。
速報 授賞式 放送開始15分経過。コンペ作品の紹介やら、現地のレポーターさん(お名前失念)のレポなど…。
30分経過。レッドカーペットまだぁ? 最新情報では一番評判がよいのは『2046』と別所さん…ほんとーに?信用していいのか、この番組<民放のトラウマ。
レッドカーペット。 マギーは主演俳優?、アサイヤス監督とご入場。 マイケル・ムーア大人気……これで決まりじゃないの?
授賞式。 短編部門パルムドール『TRAFIC』 同上審査員賞『FLATLIFE』 カメラドール『オール』 審査員賞『レディ・キラーズ』『TROPICAL MALADY』 脚本賞『LOOK AT ME』 監督賞トニー・ガトリフ『EXILS』 男優賞 柳楽優弥『誰も知らない』 女優賞 マギー・チャン『CLEAN』 グランプリ『OLD BOY』 パルムドール『華氏911』
・・・・・・・というわけでした。 マギー!おめでとう!正直びっくりしてしまいました。ほんと『2046』以外は眼中なしでした…汗。 もう、マギーったら敵なしですね。なんだか『花様年華』がめちゃめちゃ贅沢に感じます…あんま関係ないけど。
さて、無冠に終わった『2046』。香港はさておき、事情を知らず憶測で物言う日本香具師の批判が凄そうだわ…。 どうかマスコミの情報に流されないよう、秋に公開予定の現物をご自分の目で確かめて批評して下さいね、日本の皆様。
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宅配便のおっちゃんにたたき起こされた…ねぶいよー。 でも二度寝は勿体無いので無理やり起きます(って今は11時過ぎてますよ、おまえさん)。
BEST OF 2046は、ちゃんと電影『2046』の番組になっていて、誰かさん一辺倒なワイドショーとは大違いでした。質疑応答も監督に次いでしっかり2番目にトニーさんを持ってきたムービープラス、えらい。ただ、カーリンと張震くんはカットだったのかー…。 各人応答部分をアップしたいけど全員は流石にヤバそうなので、こっそりとトニーさんの部分だけアップ。
「“変化”を求める男の話です。この男は“ある過去”から逃れようとしています。撮影の初日でした。監督が私のところにやって来て「花様年華」と同じ男を演じてくれと言いました。しかし、違う切り口で演じて欲しいと…。 つまり、新しいキャラクターのようにです。名前やヘアスタイル、服装もすべて同じ。その点「花様年華」の人物とよく似ています。 難しいと感じた私は聞きました。“口ひげをつけてもいいですか?”“なぜだ”と聞くので、“別の人物なんだと自分に思い込ませるためだ”とそうやって役に変化をつけました。 監督が求めたのは、ブロウスキーが描くような暗くてうさん臭い男です。そんな努力を重ねながら「花様年華」とは違う人物をつくりました。複雑でありながら顔は天使…(チラリと監督を見る)」 監督「天使だって?(と割り込む…)」 トニー「ノーノーノーノー!ハハハッ(笑う。ここは字幕なし)」←もう!めちゃめちゃかわいー!! 監督「確かにブロウスキーを最初は目指したが、クラーク・ゲーブルになった。口ひげが気になった皆さんには、今のが答えだ。」
英語読み・書き・聞きとり不能三重苦の私は字幕だけが頼りなんですが、意訳はそんなになさそうです。監督は「〜だ」とか訳されてるけど、トニーさんはあくまで丁寧語で。ホントにこんな穏やかな英語なんでしょうね。広東語でも汚い言葉は使わなさそうだし。素敵。
ペットボトルについて…。 初っ端にトニーさんが映った時に握りしめていたので、またも『地下鉄』の時のようにお友達にしていたのかと思ったのでした。見直してみると、ただ水を飲んでいただけ?でもしかし、テーブルに置いた時、クルクル回していたのに何の意味が?
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しつこく追記。
BEST〜はカーウァイ監督の応答が大部分を占めていて(まぁ当然。何かと話題も提供してたし。でも、フィルム遅刻の大失態は俳優に責任はないかと思うよ、どこぞの記者さん。「他の映画人があなた達を批判している」はヒドイじょ…泣。)、他のキャスト同様トニーさんのコメントも↑以外無いのだけど、改めてトニーさんを尊敬してしまった。 だって香港や中国、日本の記者会見とまーーーーっく様子が変わんないんだもん。ソフトな話しっぷりやはにかんだ笑顔、何にも気負った感がなくて、本当に自然体。 旧知の人達に囲まれてるってのもあるかもしれないけど、なんだかんだ言ってもそこはカンヌ映画祭公式記者会見の大舞台。 カンヌ常連俳優の貫禄を見た気がしました。
で、なるべくこのお方の話題は避けていたのだけど…木村拓哉さん。アジアのトップアイドルといっても、海外舞台は初経験だったのでしょうか…。あまりに自信無さげなお話し振りは、ワイドショーで流すのも憚られるのでは。目が泳いでます。 この経験を糧にして、これからも精進してって下さい。私自身、彼に全く興味がないので、どんなに羽ばたこうとも「ふーん」で終わると思いますが…と最後の最後で毒吐。
今日は『花様年華』観よーっと!
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