|
2004/05/08(土)
明治座でごわす
|
|
|
到着〜♪ 電車乗り間違えてしまいましたが、迷子になりながらも方向さえ合っていればたどり着くものなんですな、東京ってところは。 想像していたとはいえ、年齢層が異常に高いです・・・。
一幕目終了。 はぁ。かっこいい。やっぱ私の求めてた土方歳三ですよーv 風間さんの殺陣が素敵すぎてクラクラしました。
二幕終了。 ぎゃーーーっ!!バタリ←悶絶死。
ただ今15:55。余韻に浸る間もなく新幹線に飛び乗りました。 はわぁぁぁ、ビバ上川隆也!
はい、帰宅。 ここからちょっとネタばれというか、感想というか、まだ観ていない方及びご覧になって良心的な感想をお持ちの方は読まないで下さい…。
こんな贅沢に役者を使った芝居もそうはないだろう…。これは精一杯の皮肉ですよ。あのキャストで『燃えよ剣』をやって、どうしたらあそこまでおもんなくなるのか不思議で仕方ないです。 うーうーうー…だって見せ場がどこにあるのか私には判らなかったんだって。もちろんトシさん以外の。上様はもう、出てくるだけで目を奪われるわ、一言喋るだけで骨抜きにされるわの美男っぷり!それはいい、それは。 問題なのが、内容が薄い!ぬるい!軽い! 舞台がひたすら回転するだけで、どんどん話は進んでいくのに人間関係が全然描かれてない〜。 山南さんの立場って?沖田の存在って?三幕の、この二人のシーンが逆にありがたかったくらいだよ…。 近藤さんと土方の関係もちょっと物足りなかった。風間さんと共演することが嬉しくて仕方がない上様と、それを懐深い愛(←そう見えたんだもん!)で受け止める風間さんでもってるようなもの。別れのシーンのような濃ゆ〜い二人を前半にもっと見たかったなぁ。 原作通りにはならないとスタッフ陣が発表された時点で期待は捨ててたけど、幕末に生きた男達のカタルシスが全く味わえなかったはどうかと。燃えたぎった情熱は、疾走感はいずこへ?? チラシの5人だけの芝居の方がかえって面白かったかもね!!←もうヤケクソ。 おそらく公演数・上演時間の関係でこうなったんだろうと…理解はできても納得できないお芝居でした。これが明治座だと言われればそれまでですが、引き合いに出すのもあれだけど上様満身創痍の『天保〜』までとは言わないが、もっと濃密な脚本・演出に出来なかったのかね…。せめて“鬼副長”の描写だけでも…。
覚書。 二幕ラストのお二人、フリだけだったのかはっきり見えなかったので、次回観劇までに乱視用コンタクトを必ず調達する事。
|
|
|
|