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2004/10/22(金)
裁判傍聴
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朝からごー氏、トモヨさん、M嬢と共に東京高等・地方裁判所へ裁判を傍聴しに行きました。公務員の中に裁判所事務官という職種があるので、それの見学を兼ねての傍聴となった訳です。とはいえ皆さん知っての通り、朝にめっぽう弱い私はやはり寝坊し10分の遅刻をしてしまいました。自分で時間を決めておいて何をやっているんでしょうね。 まずは10時からの高等裁判所の民事訴訟を傍聴しました。内容は某金融機関Aから金を返せという個人のようです。しかし、始まったと思ったらすぐに次回の審理の日程を話し合い始めました。ということで10分そこそこで終了…。 しょうがないので10時半からの地方裁判所の刑事訴訟へ。ここでは拉致監禁なんたらかんたら…、ということで行ったのですが茶色いビンに入った薬品の何たらが…、とかハローキティのグラスに指紋が…、とか内容が一部分過ぎて理解不能状態へ。 そこで11時からの地方裁判所の刑事訴訟の常習窃盗罪の傍聴へ行きました。ここの審理の進め方はとてもわかりやすいものでした。ただ、内容は訳わかりません。被告は八重洲ブックセンターで「ロードオブザリング王の帰還と書かれたDVDソフト」を万引きし、現行犯で捕まったらしいのですが、この被告は前日以前の記憶がほとんど無いという、自分がうつ病だということはわかっている方なのです。この時点で意味わからないですよね。自分の家族構成や出身地、自分の名前や顔のつくりさえもわからないというような方です。結局、弁護人も苦笑いしながら次回の審理までにすることを話し合っていましたね、検察官や裁判長と。 ってかこんな人に大切な税金が使われているのかと思うと、税金払いたくなくなりますよね。 午後はLEC飯田橋校で開催された東京都特別区講演会に参加してきました。内容は、…まぁいたって普通です。ただ、結構テンポ良く話をして頂けたので、個人的には結構良かったと思います。ちなみにごー氏は隣で爆睡してました。 夜は財政学の講義です。前半終わり頃は私も睡魔に負けそうでしたが、後半には復活し何とか落ちずに乗り切りました。そしてこの講義の後半では、前の席でM嬢が爆睡してました。 自分も含めて夜型の人間が朝早く起きるから、居眠りするんですよ。ということで私はまた、朝型生活化目指して頑張ります。
昨日の韓国の行政機能移転違憲判決に関する続編です。ということでここからは完全な私見となります。異論反論は掲示板で。 実は違憲判決が出ましたが、新聞によると首都をソウルに置き、移転をしてはいけないという内容の条項は無いらしいですね。それで何故違憲判決が出たのかというと、「ソウルは約600年間首都として認識され、憲法に明文規定が無くとも不文の憲法に当たるとして、憲法改正無しに移転できない」ということで、韓国の憲法裁判所の判事9人中8人が違憲と判断したらしいです。 首都機能移転に関して、国民投票をすべきだ、とか、憲法を改正してもう一度議論すべきだ、という風になるのなら私も理解できるのですが、この理屈で違憲判決はどうも納得できません。別に私は首都機能移転に賛成でも反対でもありません。もしこの判決が日本でも下されたら、私は納得できないと思っただけです。 皆さんは憲法に明文化されていないことについて、裁判所が違憲だと判断したらどう思うのでしょうか。ま、日本ではそんなことは無いと信じておりますが…。
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