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2005/06/29(水)
市役所巡り
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6時半に起きて、髭を剃ったり顔を洗ったりと、身支度を整えました。もちろん道の駅の洗面所で、ですが。そしてMPV号の中で朝食をとり、着替えて8時過ぎに出発しました。 30分程で第一目的地である栗原市役所に到着し、職員採用の申込書配布場所を探しました。人事課に行くとカウンターに置いてあったので、一部いただきました。全く職員の方々とは言葉も交わさず、出てきてしまいました。せっかくなので、話をして仕事の様子等を聞いた方が、後々役に立つこともあるとは思ったのですが…。 写真は栗原市役所の外観です。合併したばかりで新築したらしく、全てがきれいな建物でした。(20050629a)
第二目的地は気仙沼市です。栗原市から80分ほどで到着しました。途中、ほとんど信号もなく、気持ちよく山間を疾走しました。 岩手県花泉町を通過中、母方の祖父が生前にここに旅行しに来たことを思い出し、ふと悲しい気分になりました。祖父は私の18歳の誕生日の2日前に亡くなり、誕生日に通夜を行ったことを覚えています。生前、祖父は札幌市に住んでいたので、大学受験の真っ只中、札幌に1週間ほど滞在しました。センター試験と本試験の間に、です。もちろんこの年、受験に失敗し、1年間浪人生活をすることになりました。あ、別に札幌に行かなくても浪人するとは思っていましたが。 気仙沼市役所に到着し、人事課で職員採用の申し込み用紙を手渡され、MPV号に戻り即記入しました。志望動機や自己PR等を書く欄があったなら栗原市を申し込もうと思っていましたが、特にそういうこともなかったので、気仙沼市を申し込むことにしたのです。 人事課に戻り、記入した申し込み用紙を、手渡して頂いた担当者の方に渡すと、明らかに怪訝そうな顔をされました。瞬間的に「栗原市にすれば良かった」と思ってしまうほどに、です。やはり地方は地元の人間がいいのでしょうか。確かに地元の人間の方が地域の特性等を熟知しているので仕事はしやすいかもしれませんが、変革のこの時代、外部の人間も取り込んでいった方がいいと思うのは私だけではないはずです。しかし人事の採用担当がこういう対応では、一次試験を突破しても面接で苦労しそうですね。 写真は気仙沼市役所前の通です。田舎の商店街といった感じでしょうか。一本はいると、さびれた商店街が広がっているようです。これこそ新しい意見で、地域の活性化を図るべきだと思うのですが。(20050629b)
海沿いを南下していると、大谷海岸駅がありました。道の駅と隣接しているので昼食も兼ねて寄ってみることにしました。そしてちょうど良いタイミングで列車がやってきたので激写しました。これ、実は去っていく列車を撮影したのですけど、撮影位置からわかるように、私列車の真上にいました。そして、電気用の架線がありません。つまりディーゼル車ですね。え〜、何が言いたいのかと申しますと、私この写真を撮る直前に、思いっきりスス煙を浴びたということです。最悪です。だってディーゼル列車なんてほとんど見ないんだもん。煙が出るなんて忘れてしまうじゃないですか。 ここで食べたのが本吉ラーメン。エビの粉が麺と一緒に練りこんであって、ピンクがかった色の面が特徴です。何ていうのでしょう、おいしいのですが、麺がエビせんべいの味がします。かっぱえびせんではありませんよ。後で気付きましたが、るるぶにも紹介されていました。気になる方、一度行ってみては?(20050629c)
大谷海岸の道の駅内で掻き集めたパンフレットの中に、道路資料館の特別展のものがありました。テーマは「古代の道」というものなのですが、以前中村太一著『日本の古代道路を探す』という平凡社新書から出版されている本を読んだ事があり、とても行ってみたくなりました。ちなみに、地図を見ることと日本史が趣味の私にとって、古代道路というのはかなり面白いものであるのです。入場料も無料だし(^^;) ということでカーナビに行き先をセットしようとしましたが、道路資料館の入り口がどこかわからなかったので、適当に付近の道路にセットしました。しかしそれが失敗でした。入り口は違う道路側で、しかも間違った道路は仙台西道路の青葉台トンネルという、交差点もなくかなりの距離を走れる道路に迷い込んでしまいました。実際、信号まで行ってUターンして戻ってくるだけで、20分もロスしてしまいました。 苦労して行った割にはそれほど感動できるものではありませんでしたが、無料にしてはかなり良かったと思います。ちなみにこの特別展は7月10日までだそうで。(20050629d)
国道4号に戻るために仙台市内を走っていると、恐ろしいものを見かけました。仙台の駅前付近で信号待ちをしていると、ノーヘルの原チャ二人乗りで、後ろの人がゴルフのドライバーを持っているではありませんか、しかもいつでも振り回せる体勢で!何事もなくその原チャは走り去っていきましたが、仙台でちょっと恐怖を味わった瞬間でした。 北上するとき国道4号で来たので、帰りは国道6号で帰ろうと思い、途中で左折しました。するとカーナビが、「100q先、右方向です。」とか言い出しました。いつもは「しばらく道なりです。」と言っているのに。っていうか、右折するまで何時間かかるんだか(^^;) 結局、Jヴィレッジのすぐ近くの楢葉の道の駅で寝ることにしました。ここには温泉もあり、かなりのんびりすることができました。っていうか、Jヴィレッジって内陸にあると思っていました。海沿いだったんですね、新発見です。 この日の走行距離は368qでした。明日は無事に家に帰れるでしょうか。
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