みしゃま’s DIARY
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2005/08/29(月) 気仙沼市上級職員採用第二次試験
 8時に起きて身支度を整え、途中のコンビニで朝食&昼食を購入し、試験会場である市民会館へ。受付開始時間まで時間があったので、MPV号の中でニュースを見ながら朝食。
 市民会館に入り、受付を済ませ、気が付いたこと。鉛筆忘れた…。シャーペンは持っていたので、別に問題ないかとも思いましたが、一応職員の方に確認をとったところ、貸していただけるというので、鉛筆を借りることにしました。
 ちなみに、受験者は13人、その中で同じ上級行政職を受けているのは、11人のようです。私も含めて。合格者公表数は2名程度、つま2〜3名というところでしょう。倍率は4〜5倍くらいですね。さぁ、どうなることでしょうか。

 初めは適性試験でした。100問を10分で解くという大変なものでした。しかも最初はやり方が良くわからず、時間がかかってしまい、かなりのタイムロス。結局60問弱くらいしか解けませんでした。ちなみに私の後ろにいた女性の方は8割以上回答していたように見えました。あぁ、開始10分でテンションが下がりました。
 次の試験は論文試験です。時間は2時間。B4の線の入った紙を渡され、足りなければ何枚でも書いて良いとの事。つまりは時間制限はあるものの、文字数に制限は無いということですね。問題のテーマは「行政改革と住民サービス」です。抽象的過ぎて、何を書いて良いのかさっぱり浮かびません。とりあえず、気仙沼市のことは良くわからないので、野田市の政策について具体策を挙げて語ってみました。良いんですかね、こんなんで。まぁ、しょうがないんですけど。そして私はそんなに書くことも無いので、1枚調度くらいでまとめてみたんですけど、もう一人以外の9名は2枚目に突入していましたね。別に書いた量なんて関係ないっしょとか思いつつ、内容も無いことに気付かない私でした(T_T)
 場所を和室に移し、昼食タイムです。誰も喋らないので、気まずい雰囲気を醸し出していましたが、しょうがないでしょう。私の隣にいた方々は、話しかけるなというようなオーラが出ていたので、話しかけれなかったのです。普通、二次試験までくれば、皆話すものだと思うのですが、東北地方は違うようですね。
 午後は面接試験でしたが、私は受験番号の関係で、2時間近く待たされました。ついうっかり1時間くらい寝てしまいましたよ。よく皆さん、何も喋らずおとなしく待てるものです。うらやましいとは思いませんが、尊敬できるかもしれません。
 面接試験の詳細ですが、大まかな説明としては、10分程度の面接を3回連続で行うというもの。つまり、一日で一次面接から三次面接を終わらせてしまおうということです。
 皆さん聞いて下さい。あれだけ苦しんだ志望動機が、一次か二次の面接で褒められたんですよ。褒められた?っていうか、「本当に性格の通りですごいね」って言われました。私は「言った事が嘘にならないように、常に先のことを考えている」というようなことを言っていたのですが、まぁ自分では良くわからないので、志望動機を順を追って書いてみます。

1.残業時間と残業代のギャップが大きいので上司と交渉
2.一時的な解決策しか提示されず、将来が不安になり退職を決意
3.父親が地方公務員なので、現在の安定した生活を思い返し、公務員になろうと決意
4.前述した先のことを考えるには、全体が見えていないと難しい
5.規模が小さい行政団体の方が全体が見えるので、比較的大きくない自治体を希望
6.地元の自治体も考えたが、年齢的に受験出来ないので断念
7.全国に目を向けると、来年3月末日に合併する気仙沼市を発見
8.新しく生まれ変わった自治体と共に、自分も新しいスタートを切りたい
9.だから、志望した

とまぁ、こんな感じです。8の辺りで、面接官が笑い始めたので、説明し終わったところで、何故だか聞いたんです。すると「つじつまが合っている」と。別に、これはどこの自治体でも使える志望動機なので、今後も流用いたしますが。
 そういや、別の面接官には「あなたは正直ですね」とか言われましたが、みんなそんなに目に見える嘘をつくんでしょうかね。私は始めに「嘘が嫌い」と公言して面接を受けるので、つじつまの合わないことは絶対に言えないだけなんですけど。だって、私の言っている事のほとんどは適当なことですから。あの志望動機がいい例ですね(^_^;)順番なんか全然違うし、公務員になろうと思ったのは事務仕事を一般企業で探すのが面倒だっただけ(今明かす、これが本当の真実だ)なのです。公務員なら安定してるし、一石二鳥くらいにしか思っていなかったりします。こんな人間が公務員になってしまって良いんでしょうか。とマジで思ったりしますが、私はメリットばかりなので良しとしましょう。
 三次面接では、名前もわからない市長や助役と面接しました。ここでも正直に答えました。気仙沼市の第一印象です。「さびれた田舎町」と答えておきました。もちろんフォローはしましたが(^_^;)それと市長の前で、市の名前を間違えてしまいました。どうやら「気仙川」と言ってしまったようです。助役に訂正されました。まぁ、そんなことは良いんです。とりあえず、市長の名前を聞かれなかったことが、良かったですね。
 面接の順番が中盤だったので、私の面接の後、面接官の休憩時間が設定されていました。廊下で次の面接の順番を待っていると、さっきの面接官が続々と通るんですよね。廊下でも気が抜けないというのは、なんと辛いことか…。帰り際にも助役らしき人にも会ったし。
 そういや、2次面接を廊下で待っているときに、前の人の質問が聞こえてきました。「理想とする公務員像を教えてください」との質問に「市民から信頼される」と言うようなことを答えると、「信頼だけですか」と突っ込まれていました。聞こえてしまったものはどうしようもありません。私の思考は「理想の公務員像」一色になりました。しかし、せっかく色々考えたのに、そんな質問は私にはされませんでした。…なんで?


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