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2004/01/17(土)
LAST SAMURAI
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そして動くヒナ(コッペリア)たん。
見に行ってきましたよ〜、ラスサム(略すな)。
とりあえず、今回の日記はネタバレありなので、 『これから見に行くぞ!』 という方はブラウザの戻るで前のページに戻られるか、 お気に入りの何処かに行かれる事をオススメします。
■トム=クルーズ主演の日本歴史映画と言ったほうが早いのでしょうか。 明治維新から8年くらい後の1876年・1877年の日本が舞台。
■明治の軍隊と最後まで残った侍が時代の終わりと始まりを争うといったカンジでした。 とりあえず、年号を見て 「・・・・ゼペットさんは生まれてるな。アルバートもロジャーも生存してるな」 と思ったアホが映画館に約一名。 うーん、むしろ生まれてない人の名前を挙げる方が早いかも。
■映画の内容はその明治軍と侍の一団が戦う事になって、 トム=クルーズ扮するオールグレン大佐が負け戦にハマってしまうわけです。 でも、その戦いぶりに何か心を引かれた勝元(渡辺健)が 瀕死のオールグレン大佐を自分の村に連れて帰ってきます。
■ようは『敵を知るには言葉から』みたいなカンジで、 オールグレンと会話をし、彼の戦ってきた戦場を知るわけで。 オールグレンもまた彼らと生活するうちに侍とは、武士道とは、を学び、 それらに惹かれていきます。
■で、オールグレンは武士の一人として明治軍と戦っちゃうわけです。
■つまり体裁の良い『寝返り』ですな。
■初めに日本の生まれた歴史を(多分)日本書紀から引用し、 それから日本の開国を紹介し、 侍の生きる道はなくなった、といったところをダイナミックに仕上げたわけです。
■そこそこに面白かったですよ。 迫力もあるし。 だけど・・・結構考えるところが少々。
■山の中に住んでいた勝元があんなに流暢に英語を話せるのか? ・・・アメリカの映画はどんな国の人間でも英語(むしろ米語)を喋れるのが不思議です。
■日本語で喋っている時の英語字幕が全然違い過ぎ。 ・・・しょうがないんですけど。
■He is Emperor of MEIJI。 こりゃまずいだろう。 明治天皇って呼んで良いのは明治時代が終わってからじゃなかったっけ? でもって外国の人には明治だろうが大正だろうが昭和だろうが関係ないのでは??
突っ込みどころ満載ですvV
凄いんだけど、結局何が言いたかったのかは分かりませんでした。 人間関係も結構分かりにくいの多いし。
あ、真田さんが扮する氏尾は格好よかったです!! 最後の突撃のシーンで氏尾が倒れたシーンを見てちょっとほろリ。 でもってオールグレンと勝元が先に進んでも心のどこかで 『氏尾が死んじゃったからあとはどうでも良いや』 とか思っていたり。
とりあえず、見て損のない映画です。 そうだ、最後の一言以外全然喋らなかった爺さんが大好きです。 きっとCちゃんも好きになってくれそうなじいちゃんでした。
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