|
2005/07/14(木)
季節感なくてスイマセン。+妄想話
|
|
|
雪とアメリア先生。暑中見舞いのつもりで。 ・・・ただ、眼鏡を外すと玄娘にしかみえないのが難点です。
-------------------以下妄想話-------------------
好きだから、意地悪したくなる。
「僕もいずれは金剛賢者になって、更に上を目指すんです!」
ふーん、最近賢者になったばかりの君が良くそんなことを言えるね。 ここまで来るのにどれくらい時間がかかっていると思っているんだい?
「・・・・・・は、半年と、ちょい・・・」
さっきまでの勢いがなくなってうつむき加減になる君。 少しいじけて、伏せ目がちになるのが可愛いね。
賢者になってからの勉強は大変だよ?
「判ってますよ。最近は3回戦まで残るのがやっとなんですから」
膨れ面でため息をついている。 そう言えば、この間アーベルに株を取られたと言ってたな。 似たような人間に負けるのは、気持ちの良いものじゃないだろう。
これからは2回戦敗退でも経験値はマイナスになってしまうんだよ。 そんな状況で上を目指すなんて。 金剛賢者どころか、大賢者になるのも大変じゃないのか?
「うっ・・・」
折角賢者になっても、すぐに大魔道落ちしてしまうようなら、 実力不足と言わざるを得ないな。
「だ、大丈夫ですよ! 経験値くらいすぐに貯めてみせますよ!」
おやおや。よく言うよ。つい昨日、 ガルーダに『おいおい、減らすなよ』と言われていたのは誰だったかな? 私は端目に君を見ながら意地悪な質問をする。 その意地悪に耐えて返事を返す君が楽しい。
「ええと、その。ぼ、僕です」
しどろもどろに言い返す君。 だけど、君はすぐにいじけることなく、私を見返してくる。
「でも、どうして先生はそんな細かいことまで知っているんですか?」
顎を支えていた左手を外して、私は君に向き直る。
知っているさ、君の事が好きだからね。
|
|
|
|