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2004/09/09(木)
ごめんね
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今回は思っていることをそのまま書き綴ります。
台風で沢山の木々が倒れてしまった。 細い枝もあれば、太い、そりゃもう何十年かけて大きくなった太い幹の木も。 絶対に折れやしないような木が無残にも根元から折れていた。 天災じゃぁしょうがない。いたずらじゃないんだからって思っても、 やっぱり折れた木を見ると無性に悲しくなる。 その木はずっとその場を見守ってきた訳なんだよ。 札幌の街が大きくなっていく過程も、そこに住んでいる人達も。 なんか、その場所の、その木の歴史を根こそぎ剥ぎ取られた気分。 私がその木をいつも見ていた訳ではない。ただ、通勤途中に見過ごしていただけ。 それでも、木や花が折られるのは耐えられない・・・。
昨日は「台風ってすご〜い!」なんてちょっと野次馬気分だった。 ソレを反省した。木々達にとっては人間が腕を失うのと同じことだったんだよね。 自分の一部分を失ったわけだから・・・。
今日、帰り際に折れた木たちにそっと 「ごめんね。がんばって再生してね」って言ってきた。
せっかく大きく育ったのにね。
なんだか今日はさびしい気分です。
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