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2004/10/22(金)
すごい台風だったねー。
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台風一過で今日は晴天でした。
隣の市では台風の目が撮影された。家から５ｋｍと離れていない場所。ということは我が家の上空ももしかして台風の目があったのかも。。。
会社は陸の孤島となり、遠回りして帰ったけど、車が浸水するのではと冷や冷やもの。我が愚兄の所有するベンツは台風の日に水溜りに突っ込んで一発廃車と化しました。
その替わりとして新しく購入したBMWの７シリーズは車庫に収まっておりました。奴にも学習する能力があるらしい。。。。
私の愚兄は私の現在所有しているBMWの初代オーナーなのですが、こいつがまたひどい馬鹿。
それは数年前。前の晩は雪が降っておりました。翌日の夕暮れ時、家の前の道路はすっかり雪も溶けておりました。ふと、遠くからやたらとボロいBMWがこちらに向かって走ってきます。遠めでも壊れている様子がわかるぐらい。
ライトはガラスが割れ、中身が垂れ下がり、前のバンパーは片側が完全に脱落して今にも取れそう。それでも普通に走ってくるBMW。まるで力石徹にボコボコにされた矢吹ジョーのような姿。
「やー、ひどい車ー。高級車もあれじゃただのポンコツだねー。」
ふとナンバーに目をやると。。。。
げっ！！もしやあれは兄の車（゜Д゜；）！
そして奴は何事もなかったかのように車を庭に停めて降りてきました。
「どうしたの？！」
「何が？」
「何がってフロント壊れてるよ？」
「うん、昨日雪の中走っていてちょっとぶつけた。」かなり平然な態度。
「ちょっとって、バンパー今にも落ちそうなんですけど。。。」
「え？エ゛ーーーーーーっ？！」車の前方に回りこみ絶叫。
なんと奴は自分がぶつけた程度を確認することなく、一日中知らずに車を走らせていたらしい。
どうやら夜中に雪が降り積もり何台もの車が立ち往生している坂道を、何を血迷ったのか、助走をつければ登れると思い込み、思いきりアクセルを踏んで坂道に突入し、ついでにガードレールをなぎ倒しながら登っていったらしい。。。バカ。
普通はぶつけたらすぐに車の壊れ具合をその場で確認するだろうに。。。
そういえばその日の朝その道を通った時に、乗り捨てられた車やトラック数台と、無残になぎ倒されたガードレールを目撃したっけ。。。まさか自分の兄の仕業とは。恐るべし愚兄。
運転する前に車の前後を確認することを教わったのを忘れたか。
まだ一度目の車検も通していない頃の出来事でした。
ちょっとは大事にしてよねー。高かったんだから。
かつて脱落した目。
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