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2004/11/30(火)
本当の価値
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今日久しぶりにくるくる寿司に行きました。そこで中国人留学生のシュウさんにばったり会いました。 シュウさんは中国から山梨の大学に留学をしています。彼らが留学する際に父が彼らのお手伝いをしたことをきっかけに、ここ数年は大晦日から正月にかけてシュウさん達を自宅へ招いて過ごします。我が家ではちょっとしたイベントです。シュウさんに会うのは実に今年の正月ぶり。 元気そうでなによりでした。大阪への就職が決まったそうです。はじめは山梨での就職を希望していましたが、なかなかこちらでの就職は難しい時代のようです。遠く離れるのは少し残念ですが、彼の希望どおりに日本に就職できて本当によかったと思いました。 シュウさんは帰りがけに父への感謝の気持ちと、最近連絡が途絶えがちなことへの謝罪を父に伝えてくれと、父のために寿司折を渡してくれました。
シュウさんは決して裕福なわけではなく、こちらでの生活費や学費を毎日の学校帰りのバイトでまかなっている学生です。時給も決してよくないのに、父のためにわざわざお土産の寿司折を買ってくれたのです。 その気持ちにとても感激しました。シュウさんがくれた寿司折はどんな高級なお寿司屋さんのものより、何倍も何百倍も価値のあるものでした。 人の心がしみているものは、そのものの価値よりも、もっと貴重なかけがえのなにものになります。 シュウさん、本当にありがとうね。また今年も楽しく年越ししましょうね!
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