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2004/10/20(水) 小便小僧
パリリン
たまに台所に入ったら
父の中国みやげを割っちまった。

その名も「小便小僧」
なんの事はない。
ただの目をつぶった小僧の焼き物なんだけど、
一つだけアレ?ポチっと穴があいてる。
そう。
その名の通り、アツイ湯をかけると
すごい勢いの小便をする小僧なのです。

しかし、こいつの凄さを見せ付けられたのは
出会ったその日、一度きり。
それ以外は、なんか可愛くない置き物として
忘れ去られてた。
むしろ、ちょっと怖い。
2等身の顔デカ小僧。

しかし、パリ〜ン
と、いっちまって、捨てる気にはなれなかった。
父はもう、充分楽しませてくれたよ
と一度きりのアイツに感謝してたけど
なんだか粉々のアイツを見たら、
ムショウに復活させたくなった。
むしろ、パズルの途中っみたいな気持ちになった。
血がうずいた。
待ってろ、顔デカ。と心でささやく。

家族が新しく購入したDVD機器に夢中になってる傍らで、
私はセメダイン片手に顔デカに夢中になった。
胴体が真っ二つで、顔もさほどデカク感じられない状態。
こんなのアイツじゃない…
あんなに、どうでもよかった土産なのに
こんなに夢中になるとは。
しかもコイツの売り(熱湯をかけると小便をする)
なんて事は、もう二度とありえないのに、
何ゆえ私はこんな事を?

でも、ぶっちゃけ私のやる気とか興味なんて
いつだって、こんなものだ。
単純すぎて、半ばあきれる。
ムダな事だらけ。
そう思ったら、なんだか
ツギハギの顔デカが愛しく見えた。

もう穴がありすぎて
小便は出来ないカラダだけど
今日からは
じいちゃんのお供えの番をしてもらう事にした。

2004/10/18(月) マイ ライフ
よし。
月曜日。
このフヌケ ライフから一転
今日からリセットだ!
カラダを動かし早寝、早起き!
食べ物にも気をつかおう!!

結果から言えば、その一つも実行ならなかった。
まず、早起きは確かにしたが
いつもより早かったってだけで
電車に乗り遅れ、ダンスに間に合わなかった。
こうなったらスポーツセンターでもいいか!
大和のスポセンは月休なので
田町にあるスポセンに電話。
第一、第三月曜はお休み…
という事で
映画を見る事にした。
ホームの売店でぴあを買う。
結果から言うと その ぴあは
先週の売れ残りだった。
月曜なのに、週初めなのに、リセットならず
繰り越し気分。

映画も6分遅れで着席。
まだ10時半だというのに
おばちゃん、おじちゃんで結構、
うまってたため前から2列目。
首が痛い。
そんな状態でも、じんじんきた。
ピエロの赤い鼻。

そして断然おもしろいモノを創りたくなる。

私は、芝居の稽古が始まる前、
意味もなくよく図書館をふらつく。
丁度一年前、きたろうさんの芝居に出させてもらった時
私は「ポニー」という馬の役だった。
ダメ人間とだけ話ができる馬。
その時も気分を出すために
意味もなく「馬の動物学」
なんて本を借りたりした。
したら、どこかの電車だかに置き忘れ
その本をなくしてしまった。
どこまでも知らん顔をし続けよう的な気持ちになっていたんだけど、
とうとうこの日
3千2百円の馬の動物学を買って返す事にした。
こいつを読む事は結局なかった、もう一生ないだろう。

気を取り直してチロチロ物色していると
ダムタイプ
というパフォーマンス集団の本にブチ当たる。
古橋悌二さんという方のメモランダムという本を
読む、よむ、ヨム。
まだ生きていたら絶対観てみたかった、ダムタイプ。
ちょっと、刺激を頂く。

そんなんしてたらバイトの時間。
結果からいうと、
この日、エライたらふく食った。
常連のお客様が、なんと
フグとマツタケとイカと
なにやら凄い食材を持ち込んできて
一緒になってフグのおじやまで
フルコースであやかってしまった。
「直ちゃんは、食べ物には困らない顔してるよ」
どんな顔だ?
いや、どんな顔でもいい。ご馳走さま。

お腹いっぱいで気をよくして
これまた寝床につく気にはなかなかなれなかった。
私のアバウト ライフ。
まだまだ続くのか…。

2004/10/16(土) 皿下げ
皿を下げた。
器も下げた。まだ食べかけなのに、下げそうになった。

同じ、この下げバイトをしている子とは、下げ場で顔を合わせる。
初めまして…みたいな挨拶。
女「このバイト以外、普段 何かしてるの?」
私「あ、他のバイトしてます。」
女「へ〜」一言会話を交わして離れる。

随分たって、また下げ物を持って顔を合わせる。
女「え〜何かやりたいことがあったりするの?」
私「あ、芝居をやりたくて…」
女「へ〜。実は私も映画のライターになりたいんだ…」
私「うわぁー、ライターですかぁ〜」
と、びっくりしながら、また二人
ほうぼうに皿を求めて散って行く。

会話は相当、ブツ切れだけど、
こんな所で頑張ってる人に出会えると、
皿をさばく手つきにも勢いが出たりする。
なんだか笑顔。
そして、ちょっと親近感。

横浜人の私が、今日はディズニーランド近辺の
ホテルまで配膳バイトで来させられ、
しかも永遠、皿下げ続けの一日かぁ!
とバイト先を恨んでいたけど
こうして千葉の地で出会う事もないような人と
話せて、それはそれで嬉しいかもなんて思ったりする。

私「今、シナリオとか書いたりしてるんですか?」
女「ライターっていっても評論の方なの。
  雑誌で今週のお勧めムービーみたいな、
  ああいう記事を書きたくて…」

ずれが生じてたりもする。

そして、休憩。

いろいろ話始めると
実は普段はOLで、年末の旅行のための
おこづかい稼ぎで来てたみたい。
そして、なぜか私なんかに営業めいた事を言ってきたり、
女「やっぱり、ソレ一本でやっていこうと思ったら
  稼いでる人と結婚しなきゃ、無理だよね〜」
と、いきなりそんなとこかい
みたいな会話が始まったりして、面食らう。

ぎょえっ!
と思う程に、人との出会いは面白い。
人それぞれの登録バイト、夢へのアプローチもいろいろ。

2004/10/14(木) 雨宿り
三谷幸喜のエッセイを夕刊で読んだ。
そこには、雨宿りの事が書いてあった。

何年かぶりに、雨宿りをした。
こうして何もしないでじっとしている事自体が
久々であることに気がついた。
何もしないでいることが、不安だ。
とにかく仕事に関する「何か」
をしていないと気がすまない。
犬の散歩ですら、気分転換。
仕事のための「何か」である。
大河を書き終えた次の日から
年末の舞台、戸田恵子 一人芝居
の台本づくりに入った。
常に前に進んでいないと落ち着かない。
でも、自分は決して「前向き人間」ではない「ネガティブ精神」
だからこそ立ち止まっていられない。
足踏みしてたらどんどん自分が嫌になる。
しかし、それは趣味もない、交友関係も皆無、
ただただ仕事をする他に、する事がないから。
そう考えると情けない…
雨宿りで人生を振り返ってしまった。

というような文章が書かれていた。
こんなに売れっ子になっても、今だ面白いものを書き進めて
いけるのは、こんな三谷さんだからだって思ったら
少し、自分が恥ずかしくなった。
私は、といえば
昔より何もしないでいる事が怖くなくなってるいるのである。

21歳の時、
俳優座養成所を落とされ、
行かなきゃいけない場所がなくなった時
途方に暮れた。
私はこれからどぉすればいいんだろう。
眠れない日々が続いた。
そしてとにかく行動を起こした。
広島のワークショップに参加したり
名古屋の劇団の手伝いをした。
何かしないではいられなかった。

あれから、先が見えたり見えなくなったり
何度も何度も途方に暮れ、
暮れすぎて
慣れてしまった、気がする。
俳優座に残ってるヤツに
「来年まだ舞台が決まってないんだよ」
と焦った声で相談されると、
「あたしなんて、明日っから何一つ決まったことなんてないよ〜」
と平気な顔して答えてる。
んむむ。

私は怠け者で、自分に弱いポンコツだ。
よくわかってる。
だからこそ
大きくうねる波ある毎日
すこしでもポンコツ期間を短期におさめ
行動する私でいたい。

原動力は周りにポコポココロコロしている。
あとは気づくか気づかないか。

2004/10/13(水) 節目
一段落。
ヒトには節目が必要だ。
何かが終わると、少し違った目をもてるから
おもしろい。
やさしい気持ちとか、ゆとりとか、
今度こそぉ〜とか、今度もねとか、
少し、ふんわりした時間。

街をプラプラ、モノをばくばく
人とペチャクチャ、お酒ガブガブ
元気の素、再確認ニン!

でもやっぱり
楽しんでるヒトを観ると
うくくくく
飛び火する。

「赤鬼」を観た。
楽しそうで、苦しそうで
たまらなかった、生きてんなぁ〜。
でも楽屋行ったら、死にそうな役者がゴロゴロいた。

一段落は次の段落に向かいます。

リセット&充電だぁ。

2004/10/10(日) なるほど
いやいやぁ〜
こぉなってこぉなると、こぉなるんだぁ。
って、ドキドキしたですよ。

よく、亮君に「そのイメージはちゃんと見えてる?」
って聞かれて、しっかり見えてるつもりでいたけど
わかっちゃいなかったのな、おれ。

5日の鶴見の時
最初、料理とビールと、ご歓談ってやつに
背広族、もってかれちゃって、
わたし、悔しかった。
でもそん後、出来たことといえば
ただ目を見開いた、
ムダにアツイ、おかしな女。
ドツボニハマッタ。ドッピンシャンでした。

それで少し考えた。
人の目をひくってコト。

ちょっとしたことの見せ方。

明日もライブ感を楽しみつつ見つけたいッス。

しっかし、今日の
圭の笑顔の、おちゃらかと
みゃんこの嬉しそうな、おしりプリプリ
亮君の誇らしげなポーズは
おいらの瞼に焼きついて離れない。


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