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2004/05/13(木)
母
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気がついたら、家のミミ(犬)が 母の布団でスヤスヤ寝てた 「ミミ!」と怒ったら チャリチャリ首輪を鳴らしながら、むっくり起きて ちょこなんと まだ布団に座っていた。 その姿が、どうにも寝ぼけた母にそっくりで 怒るに怒れず笑っちまった。
ホームの ばぁちゃんに会いに行ったら いきなり 「なおは、結婚出来なくてもいいよ。 役者で生きるなら、それもいい。 おばぁちゃん、そう思うよ。」 と言われ、度肝貫かれた。 姉が結婚して、母の事が気になるんだか、なんなんだか。
商店街では有名な話。 「いつも駅まで走ってるわね、福寿さん…」 「娘さんも、毎朝必死ね〜。」
確かに潔くない、小走り親子だ。 そう言われた美容院の前でだけは、 意地でも歩くように、娘は している。
母と私は似ている気がする。 「あなた、何どし?」って言いたくて 「あなた、何どり?」って 自分の酉年(トリドシ)混ざっちゃう辺りは かなり 似ている。
寝ぼけマナコのミミを見ていて 「おまえも仲間か…」そう思った。
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