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2004/09/10(金)
タクシー
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女運転手のタクシーに乗った。 最初、ちょっと、なめられた。 「246から保土ヶ谷バイパスでいきますね。」 「あぁ、本当は左なんですけど こっち早道なんで右行きますね〜」 「……」 「あ…この辺り、わからないかぁ(笑)」 完全に、あっちペース。
女「で?駅からは?近いの?」 私「はぁ。」 「じゃ、笹野台とかの近く?」 「あぁ、笹野台商店街を過ぎたスグです。」 「じゃ、焼き鳥屋あるとこだ」 完璧に把握されてる… 「あそこの焼き鳥屋、息子が受け継いでから、まずくなったよね。」 そんなことまで? 「昔は鳥の量も多かったし、安かったし。」 そんな頃まで? 「でも息子焼くのへたくそ! もう、焦がしたトコ へらでこそぎ落として売ってんのよ〜 信じられないよね〜。」
私この日、結構ズキュンときた事あって、 出来たら黙ってて欲しいくらいだったんだけど なんか、この女運転手の屈託ない仕事っぷりに もしかしたら ちょっと救われたりした瞬間が、あった、かも。
それにしても、 着くまで一人で喋ってたなぁ。 どうやら実家のそばらしく、 話は幼少期にまで、遡りましたとさ。
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