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2005/03/29(火) 見直し
いろんな周期ってやつがあって、
ダメな時は何やってもダメ〜な気分になる。

電車のホームから改札に上がるのに
エレベーターに乗り込んだ。
なんとか後二人乗れるってトコロ。
次の人がベビーカーを押していたので
なんとか詰めればいける!と そばのオジサンに寄ったら
私の荷物が当たったみたいで、
「この野郎!」と思いきり足を蹴られた。
結局、ベビーカーのお母さんは乗らずに扉が閉まった。
むなしく空いた空間と沈黙に、
なんだかオマエが乗ったから、
彼女が乗れなかったじゃないか
と言われている気がしてきて、情けなくなった。

お通夜からバイトに行く電車で
時間がなくて、化粧直しをしていたら
「鼻がムズムズするから、やめてくれる?」
と隣に座っていたオジサンに言われた。
「すいません…」

ううっ。
こんな時は、どこか周りが見えていないトキ。
しっかり いろんな事を見直さなけりゃいけない時。

ボーっとしている私を、いつもやる気にしてくれるのは
いつだって周りの友達。

ロンドンから一瞬の休みに帰国している友達、
もうすぐ初日を迎える友達からの面白くなってきたよメール、
DMに書かれている「やりたい芝居に出会いました」の言葉、
広島から東京行くけ〜娘よ、会うぞ計画、
一緒にボイストレーニングやってる仲間との お喋り、
お花見計画、イベント企画!
伯父からの「日記読んでるよぉ頑張って!」の励ましの言葉、
師匠、千鶴子ばあちゃんの退院の喜び!!

みんなみんなに支えられ、
みんなの勢いに乗っかって、
こおしちゃおれん
と動き出したり、思いをめぐらせたり…。
助けられまくってます。
周りのみんなが居なかったら
芝居だってとっくにやめてたろうし、
ただの無気力オンナと化していたに違いない。

乗っからせてもらったんだ、
やるぜよ、みんな〜!

2005/03/25(金) ことり
富山の友達と、8年ブリくらいに再会しました。
その名も、ことり。
琴織ちゃん。
出会った時、琴ちゃんは小学2年生。
それが今では、もう高校生。
私も年をとるわけです。

俳優座にいた時、
加藤剛 主演、富山県主催の映画を撮りました。
その映画は、まさに手作り。
地元の方が、食事を作りに、
役者、スタッフの寝泊りしている体育館や公民館に
毎日 手伝いにきてくれる。
なす、トマト、きゅうり…
同じ食材を様々な味にアレンジ!
さすがの主婦技で、かなりの人数の食事を
切り盛りしてくれていたのです。
そんなお母さんにくっついて
手伝ってくれていたのが
小学生の琴織ちゃん…

撮影が終わっても、旅公演なんかで近くに行こうものなら
必ず 琴織家にお邪魔して、
何日間も、思いっきり遊ばせてもらったものです。
一緒にラジオ体操に通ったり、海に行ったり、
ピアノを弾いたり、校歌を教えてもらったり…
それから八年、年賀状のやり取りが続けられ、
メールが開通!
そして、再会!

正直、原宿の改札で迷いました。
待っている女の子は一人しか居ないのに
電話かけちゃいました。
琴ちゃんは、屈託のない笑顔で、
「あ〜直姉〜!!」なんて言ってくれる。
ちょっと喋っていくうちに
なんか目がウルウルしている。
「どうした〜?」
って聞いたら、
「都会の空気は汚れとんが〜」
だって〜あは〜
感動の再会かとおもったのにぃぃ(^ー^;)

心地良い 富山弁に、
懐かしい思い出が一気に噴出し喋りまくり。
「今、富山は雪降っとーが、自転車 無理やけ
 毎日朝、学校行くのに40分歩いとるがよ。」
なんて言葉にコチラが驚き
「東京は、22時に、まだ電車が走っとるがかね。
 こんな時間に、人が歩いとるなんて…」
とアチラも驚いてました。
そして、「絶対、東京の大学受けに来るから!」
と、そんな言葉を残して、
琴ちゃんは、富山に帰って行きました。

まだまだ、夢持って
行動的に、パワフルでいたい!
そんな事を、思わせてくれた富山からの使者、琴ちゃん。
それと共に現れた、昔の私、二十歳の直姉。
あの頃の自分に恥じない私であり続けたい。

琴ちゃん、待ってるよ!
今日は、ありがとう!!

2005/03/24(木) 真夜中の報告
渋谷でオーディションを受けた。
いけてない自分がいた。
いつもの美容院に電話した。
指圧シャンプーなんかを体験し、
カットカットでリフレッシュ。

バイトに行った。
私立中学に受かった息子さんと、
結婚記念日のお祝いを兼ねたご家族、ご来店。
ニコニコ美味しいお酒を飲んでいた。
「お疲れさま」といって帰り仕度をしていたら
急に混み始めたので 残業した。

やれやれと、圏外のバイト先を出て、
iモードに問い合わせしたら 
…メールは0件。

真夜中なのに、何か食べたくなって、
ガサガサ台所あさり。

そんな時 メールがなった。
AM2:42
バイト仲間の、ご苦労さんメールかな と見てみると

「取り急ぎお知らせします。
 本日、父が息を引き取りました。
 1年8ヶ月の闘病生活でした。」

私の大好きな友達からのメールだった。
一瞬 目を疑った。

確かに一昨年の暮れ、
「父親が入院して、
 芝居続けていけるか、わかんなくなっちゃった。」
と、病院帰りの友達は
洗濯物の入った鞄を抱えて
うつむき加減で話してくれた。
あれから入退院を繰り返してると聞いてはいたけど、
コンスタントに芝居をやり続けている友達を見て
「あーよかった、大丈夫なんだ」と勝手に思っていた私…

うまく返信ができない。

友達は つい4日前に本番を終えたばかり。
お父さん、きっと舞台のお務め、無事に終わるのを
ちゃんと待っててくれたんだ。

「忙しくてなかなか話せなかった父と、
 これからは自分の中で、いっぱい話せるかな。」

そんな友達を見守っていよう。

2005/03/23(水) 嬉しくない葉書
ハタと気付きました。
先日、日記にも書いたように、
友達にお礼状なるモノを書いて送っていたんです。
で、今日、もう半分くらい送りきってから、
「あれ?これって定形?」

いつもは使わないような、
ポストカードを選んだせいか
ちょいとデカイ形のもございまして、
微妙に範囲外なモノも、
全く気付かず、50円切手で出していたんです。

昔、小学生だった夏休み、
友達から「今、京都に来ています!」
みたいな観光名所ポストカード?
を貰った時に、郵便屋さんに定形外の不足分 何十円かを
取り立てられ、これは あまり嬉しくないカードだなぁ〜
と、子供ゴコロに思った事を思い出しました。

まさにアレだ。
しかも「お礼状」でやってしまうとは
嫌がらせか〜!
と、書く手が止まってしまいました。

明日、郵便屋さんに聞いてみよう。
これって、確実に定形外だった場合、
コチラで払えるモノなのかしらね〜
もう遅いのかしら。

ダメだった場合、5人の心当たりのある皆様!
どうぞ、疎遠になりませぬよう。
逆に怒りの電話を下さいまし!
と言っても、この日記を読んでくれそうな人は、
一人くらいだ。 ぐっすん。
届かぬ とは、むなしい事じゃ…。
思いよ、とどけ〜 

2005/03/20(日) カラダ
この所、飲みすぎております。
といっても、鼻は詰まっておりますし
目が痒いので、あまり味わえておりません。
が、人のいる席にヒョイヒョイ顔を出しております。

この日は、5月公演の脚本のために皆で集まりました。
話合いや、打ち合わせではございません。
思いっきりカラダと頭で遊び倒す。
即興三昧!4時間コース!!
まぁ、今日は作家さんのためだけに遊んで!
という日でございました。

先月、なんとなく見えてきたキャラクターや関係を
又ざっくり忘れて、
「誘う、誘われる」
という事だけで、何シーンかやりました。
「悪事の誘い」「勧誘」「誘惑」

乗るか乗らないか、甘いコトバや
美味しいエサをぶら下げ、
相手の出方に合わせて、ある事ない事
並べたてる。
一つの言葉や、関わり方で
コロコロと面白いくらいに話や
2人の関係性が転がっていったり、
自分の仕掛けた罠に自分ではまっちゃったり
思わぬ大逆転が起きたりと、
もぅ、バリバリにアンテナを張ってなければ
ついてゆけない。
その空気を掴まえていないと、
どんどん空気が淀んでくるし、
相手と かみ合わないと、何が起きても面白くない。
まさに瞬間バクチである。

ところが、連日飲み疲れの私。
コトバが出ません、出ません。
体ばかりは、なんとか伝え様と汗だくなんだけど、
自信のない、怪しい動きが出るわ、出るわ。
またも、奇妙な小動物と化してしまいました。
結果、いつも以上に いっぱいいっぱいの私は
Tシャツの色が、脇の下だけ じんわり変化。
しかも、後半に至ってはトレーナーまでも透す勢い…
もちろん脇の下だけ…じんわりと。。。

そんな私を見ていての事か、
「では次 "踏み台にされる女"ってのをやってみましょう」
って、女は二人しかいないんだけど、
思いっきり踏み倒される、不幸っぷりを
如何なく発揮してきました。
うはぁ〜、現実的〜

と、まぁ思いっきり遊び倒した4時間だったんだけど、
なんだか、カラダひとつで
大のオトナがバカみたいに夢中になって
シーンを創ってる姿って
私はたまらなく好きだ。
と思っちゃいました。

今日までの即興が、作品の中に顔を出す可能性は
ほとんど無いだろうと思います。
でも、相手とカラダで覚えたものだけは
きっと残っていくのだ。と信じてます。
どんなカタチになるかは、その時にならないと分からないけど、
この何もない所から、二人で飛び込んだ感覚は
なにより大事にしてゆきたい
そんな事を思いながら、またも飲みに行ってしまいました。
やっぱり味は分からなかったけど。

2005/03/18(金) 不思議な気持ち
やっちゃいました。
確定申告…
忘れて、慌てて、15日の夜中に投函。
ダメ?やっぱ返ってこない?
あぁ
丸ごと一日眠っちまったばっかりに。
もう〜全額とはいいません。
お願い、保土ヶ谷税務署さま!!
これ、わたしの生活に大きく関わってくるんですぅぅ。

今や、ネットで申告出来るっていうんで
ギリギリあと15分で16日になっちゃうっていう時に
髪振り乱して、必死に打ち込んでたんです。
したら、送信できるのは、午後9時まで
と、ご丁寧に説明書きがされてありました。
最後の望みを、きれ〜いに打ち砕かれ、
それでも、
お役所さまの 慈悲にすがる思いで
作成 投函。
そして祈り。
大きな心で受け取って頂きたい。
…どぉなりますやら。

最近の私の心はといえば
珍しく寛大なのでございます。
みんなに、「ありがとう〜」
と言って まわりたいくらい。

手始めに、芝居を観に来てくださった友達に
手紙を書く事から始めました。
昔から、ちょぼちょぼ集めていた
ポストカードをながめて、
友達に合った絵柄を見つける。
その人に感じる色とか雰囲気とかで、
勝手に、これ好きっぽい。
と決めてゆくのが、楽しい。

今回、一緒に芝居を始めた同期や、
高校の頃からの友達、ずっと観続けてくれている仲間、
私が声帯手術をした時の入院仲間も
観に来てくれました。

芝居仲間は、それぞれに自分の道を歩いていて
感じ方いろいろ。
だけど、なんだろう、
今回、いっぱい失敗もして、
ダメな所も全部さらけ出しちゃったから
怖いモノがなくなった
といいますか、
いま とても清々しく、
スタート地点に立った。
そんな気分なのです。

本番中、もの凄く不思議な気持ちにおそわれたり
あの52分のバトルを6回、体験したのですが
それは全て違う52分で、
本当に1秒1秒が、いろんなカタチをしてました。
お客さまが、変わっていくサマも
もの凄くタイムリーに肌で感じ取れた。
さすが小劇場。
ヒヤヒヤ、ドキドキ
逃げ出したかった。
でも、終わって コチラ以上に
興奮しているお客さんに会ったりすると
おぉぉ〜っ
又、こちらが刺激される。
お客さんに出会って初めて作品は完成されると
言うけれど、ほんま そうですなぁ〜

昨日、久々バイトに戻って言われた一言。
「あれ?なおちゃん、役作り?
 太ったよね!どんな役だったのぉ?」だって。

わたし、なんだかんだ、幸せだったのですわ。

2005/03/15(火) 女の平和
丸ごと一日分は眠りに落ちました。
本番が終わり 途方に暮れてる私です。

この日記を読んでくれている、
たくさんの方々が
劇場に足を運んで下さいました。
本当にありがとうございました。

今朝、布団から起きれない程、
腰が痛い事に気付きました。
トイレで、またもやブツブツと
セリフを唱えている自分に気付きました。
「あぁー、終わったんだなぁ」
と、ぼぉっと思いました。

思えば2月6日から、私の戦いは始まりました。
「ちなみに福寿さんは自分はどの役だと思う?」
と演出家に聞かれ
「あー、これっていうのは分からないですけど
 これではないだろうなっていうのは ありますね。」
と答えたら、まんまと
「これではない役」に配役されました。

そこからは、台詞との戦い。
年配の役者さんに朝、食事をするまでの時間
に台詞を覚えるといいと聞いたので
とにかく言えるまで食べない!
とか 走りながら台詞!
とか、もう良いと思われるものは何でも!
という日々でした。
それでも、本番 躓きました ねぇ…。
みなさまをヒヤヒヤさせまくりでした。

今回は 本当に稽古が楽しかった。
アップのための「氷鬼」
どうしてどうして、侮れません。
そして、はまったのが「円陣パス」
観ていただいた方には、分かっていただけるかな。
オトコ達が、稽古中、股間に入れていた
ビーチボールで、私達はアップをしておりました。
最高記録、8人で482回!
これまた遊んでいるかのようですが
どうしてどうして
みんなを一番感じられて集中できる瞬間でした。
相当張り切って「我が、我が!」
っていう時は大抵 邪魔してました。
絶対続けようって、みんなが集中してるときって
当たり前の事を当たり前に
緊張感をもって台詞を相手に渡して、つなげていく集中力
と同じな気がしましたね。
で、危ない玉を拾う時や、隣の人と見合っちゃう時って
人間、本当に心からの声を出している。
どれほど お腹を抱えて笑ったことか。
本気で遊ぶってステキです。

アンサンブルが良い芝居。
私は一番好きだな。
と改めて思いました。

こんな出会いがあるから、
ん〜 やめられませんなぁ。
みんなに、感謝!!


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