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2005/07/30(土) おバカ
10日間のワークショップが終わった。
今年はクラウン。
森下スタジオは、コスプレ会場の如く
おバカな大人で包まれた。

私の衣装は、フィリップの指示通り
「レスラー」
貸し衣装をやっている友達に
物色させて頂き
結局、キューティーハニーと
黒いマントをゲット!
これに赤い鼻をつけ、
毎日、筋書きの無いショウを繰り広げた。

と言いたいのだが、
臆病な私はスパッツと水着と
キューティー衣装で
日々ショウを観続けた。
そして毎日、水着を洗い続けた。

これは本当に むなしかった。
出てやってみればいいのに
恐ろしくて仕方なかった。
最初の頃は、皆トライする時間があったので
とりあえず、やってみた。
しかし見事に
「キャラクターに隠れてあなたが見えない」
とか、
「スタニスラフスキーにファックと言え」
とか、なんちゃらかんちゃら言われてしまった。
どうやって立っていたらいいのか
全く見当がつかなくなってしまった。

それでも観ているのは面白かった。
十代から五十代まで、
学生の子もプロの役者さんも
坊さんになったり、力士になったり、
キングコングも長屋のオバちゃんも
みんなみんな、7歳の子供のようだった。

そして一瞬だけ、
「お客のブーイングのなか、
 なんとか二人でショウをつなぐ」
というのをやらせて貰った。
しかも、声をかけられ やっと…

4日間観つづけ、電車の中や、バイト中
あんなんも出来るかな〜
こんなんなったら、うははやな〜
と思いをめぐらせていたような事は
はっきりいって全く起きなかった。
それどころか、客席は何度も凍りついた。
それでも、自分でもよく分からない
瞬間に出会えた。
なんの意味もない、不思議な瞬間。

もっと軽〜い気持ちで、周りを見ながら
遊び心 満載で居たい!と心底思った。
自分の楽しみ方、
ちょっとだけ見つけられるような気がした。

そして、打ち上げ。
素敵な素敵な女優様方に
ぼろんくそにコテンパンに叱られた
「なんで自分から出ていかないの!
 やらなきゃなんにも、分かんない!
 もったいない!」

本当に、愛ある言葉だったけど
ぐっさりきた。
その女優様方は、パリにまで行って
フィリップのレッスンを受けている方々。
前に出なけりゃ始まらない。
ごもっとも。
甘えている場合ではありません。

そして3次会!
歌って打ちあがった。
この選曲も幅広く、
奥村チヨから、大ちゃんの数え歌まで
もぉ〜朝までメドレー!
ここでも、クラウンは続いておりました。
そして、
「また来年会おうね!」
と、皆チリヂリに去って行きました。

1年はあっという間。
更衣室で奇妙な衣装に着替えながら
「コレ、なんかの役に立つのかねぇ〜」
と笑いながらシワかいたりカツラかぶった
あの おバカな気持ち。
忘れませんように!


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