ふくふく日記

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	2006/01/11(水) お正月

新しい年が始まりました。

新年早々
どうも、落ち着きません。
胸騒ぎがします。
時計を見る度、ぞろ目！連発！！
１月１１日！！
それだけでドキドキ！
なんでしょね、これ。

本番を間近にひかえて、
過敏に、敏感に、感じやすい
時期なん、ですかね。

新年、初の稽古場は
始めて訪れたはずなのに、
知ってるこの場所、このシーン！
のデジャヴ連発！！

これは、いい作品になる前触れだ！

なんて…
こんなこと言っちゃうなんて
歳　だな。

最近、何見てもグっときちゃう。

毎年恒例のお正月会
従兄弟が、甥の伊吹にお年玉
あげる立場になっちゃった！
世代交代…
時の流れを感じずにはいられません。

昔は、この　お正月会が嫌いだった。
私達　孫は、そのお年玉を
余興をしないともらえなかったのだ。

最初は、一発芸的な　余興だったものが
いつのまにか、
親達も参戦した「仕込まれた芸」に変わってきた。

忘れもしない、まだまだ
幼稚園にもあがらないコロ、
福寿家姉妹は、ピアニカ演奏をすることにした。

まだ、ひっこみじあん　どころではない程
ひとみしりっ子だった私は、
出来れば何もしたくなかった。
し、何も出来なかった。

そこを、福寿家なりに考えて、
姉がピアニカを「弾く人」
私が「吹く人」と決め、
お年玉にあやかることにした。

はじめ、それはうまくいっていた。
ところが、
緊張していた私の息は　か細く
音は消え入る程度しか出ていなかった。

周りの、おじさん達から
「吹く人、ガンバッテ～」
の声援に
一気に心拍数があがり、
注目されたことが
恥ずかしくて
それは涙に変わった。

泣いちゃダメだと思う程　涙は流れ
呼吸は乱れ　吸って　吸って　吸いまくった。
当然、音は途切れ、
姉が、けんばんを必死に叩く音
涙ながらに息を　吸いまくる音ばかりが響いた。

あれが、私の初舞台。

あの、お正月会があったから
姉は音楽をやり、私は人前に出ることを選んだ
ようにも、思われる。

そして、今回その初舞台を思い出しながら
それを、超えるモノを稽古中！

どんな余興になりますか…
あと２週間。
息がちゃんと吸えますように。