|
2004/11/17(水)
宇宙を駆ける
|
|
|
其処は暗い空間だった。周りには宝石を散りばめたように輝く星々。 星、そして『コロニー』と呼ばれる人々の住む衛星を背景に、『それら』はこの宇宙を駆けていた。 二つの軍―――反地球連邦軍組織『エゥーゴ』。そして地球連邦軍特殊部隊『ティターンズ』の戦い。 ―――そして俺もまた、エゥーゴのMSパイロットとしてその宇宙の中を駆けていた。 紅に彩られた機体。MS『リック・ディアス』。それが俺が搭乗している機体だ。 前方には『ハイザック』と呼ばれるティターンズの主要MS。 互いに間を取りつつ、交戦している。一瞬でもうかつな行動に出れば命を捨てることになる。油断など、当然出来ない。 何度も撃ち合い、牽制する。突然、モニターに『危険』の文字が表示された。どうやら他からもロックオンされたようだ。 「―――上かっ!」 途端、上方から閃光がこちら目掛けてまっすぐに襲い掛かる!同時に、目の前のハイザックも手にしたビームライフルでこちらを狙ってきた! だが…、 「当たらなければどうと言うことはない!」 俺はあっさりと両方を避け、口上を述べると同時に目の前のハイザックを即座に狙う!リック・ディアスの持つ武器、ビームピストルから放たれた閃光はハイザックのコクピットを簡単に撃ち抜き、ハイザックは爆散した。 「出てこなければ、やられなかったのに!」 俺は続いて上方のハイザックに銃口を向け、即座に撃った。敵は予想外の攻撃に避けきれず、シールドでガードした。その怯んだ隙を見逃さず、ビームサーベルを抜き、ハイザックに迫った。 「お前のような奴がいるから、戦争が終わらないんだ!」 気合一閃、サーベルがハイザックを薙ぐ―――その瞬間。 『我が軍の、敗北だ…』 ブライト艦長の悲痛な声が、この作戦の失敗を告げた。 戦況は、俺を残し、味方MSの全てが全滅していた。 「くっ…撤退します」 そう言い、俺は帰還した。 三度目の出撃。この作戦は、敗北に終わった…。
【GAME OVER】 「あ〜、惜しかったなー、時雨」 「ドンマイドンマイ」 ゲーム台から離れた俺に、とげと友人Mが慰めた。 「まさかあそこで味方がやられるとは…。味方弱すぎだよ…」 結局この日はステージ3で作戦は失敗に終わった…。
えー、というわけでどーも。神無月です。 今日はゲーセンでAC版『機動戦士Zガンダム・エゥーゴVSティターンズ』をやってました。今の小説はその時の場面です。 いくつかセリフがありましたが、あれはほとんどキャラクターのセリフです(笑)知らない人はまったく訳わかんないですね(汗) てかあのゲーム、味方CPU弱すぎだよ!(味方のせいかい) そーいえばとげは前からガンダム好きでしたが、チノが最近ガンダムに少しはまり始めましたねー。とげはけっこう強いんですよね。あいつは攻撃のタイミングがいいんだよなー。チノは始めたばかりだけど何気に強いし。鍛えたらかなり強くなりそうだなー。いつか手合わせ願いたいもんですな。 今日は歯医者に行きましたが、ドリルはやりませんでした。その代わりに歯石を取り除きました。あと通うのも三回ほどかあ…。 チノ、歯医者好きの君が羨ましいよ…(遠い目) さてさて、また長くなってしまいました。まあもういつものことだけどね…(爆) まあともかく、今日はこの辺で!
著:実は12月に発売されるPS2用ソフト『機動戦士ガンダムVS Zガンダム』が欲しい神無月 時雨
|
|
|